野村つみたて外国株投信と楽天・全世界インデックス・ファンドを調べてみました

先日の記事のあと、「新しく始めるなら野村つみたて外国株投信なんてどう?」と心豊かにシンプルライフのブロガーさんクロスパールさん(@crosspearl01)から貴重なアドバイスを頂きましたので調べてみました。

「≫つもり貯金で積み立てる毎日投信の設定は定番の方向で毎日積立という究極のドルコスト均等法は積立NISAでも威力を発揮するのか?投資信託って万人向けの投資方法だと思う暴落時に投資に対するメンタルを維持する方法

野村つみたて外国投信

名前の通り、海外の株式に投資を行う商品で、MSCI ACWIを指標として投資を行います。

MSCI ACWI

投資信託を見てると、大抵こういった指標が出てきます。今まではそういう指標があるんでしょ?くらいしか思わず、あまり興味を持って調べた事はなかったのですけど、やはり習うより慣れろで、だんだん見るところとか関心を持つところが変わってきたのかな?と思います。

ちなみに、MSCI社(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が算出している指標のようで、ACWIというのも「All Country World Index」の略となります。頭文字の単語が分かればどんなものかイメージつきますね。

先進国23カ国と新興国23カ国の各市場の時価総額の比率で加重平均したものだそうです。

加重平均という言葉自体よくわかりませんけど、組み入れの割合なんかを見ても大きい市場であればより多く算入されるというイメージでいいんではないでしょうか?

関連の指標

ACWIに関連する指標としまして、ワールド、ジャパン、コクサイ、エマージングという指標がありますが、それぞれの関係はこのようになってます。

本来、ACWIは先進23カ国で作られるワールドインデックス、新興国23カ国で作られるエマージングインデックスの計46カ国の指数となりますが(破線薄黄色枠)、この投信は日本を除くとなってますから、ワールドインデックスの中から日本を除いたコクサイインデックスとエマージングインデックスというものから成り立ちます。(実践薄黄色枠)

先進23カ国の代表的な国は、アメリカ、日本、イギリスなどご存じの国が続き、新興国23カ国には中国、韓国台湾を始め、ブラジルや南アフリカなどが続きます。

組み入れ比率

似通った投資信託でeMAXISの全世界株式インデックスの目論見書から引用させていただきました。

引用元:目論見書

やはりアメリカが約6割と圧倒的な割合になります。

本当ならもう少しコクサイインデックスとエマージングインデックスの比率みたいなのが欲しかったのですけど、あまりいい資料が出てきませんでした。目安としては大体エマージングが全体の2割程度入るのが平均っぽいです。

右側の組み入れの企業も先日ご紹介した「ニッセイ」や「たわら」とほぼ似通ってますね。

≫「つもり貯金で積み立てる毎日投信の設定は定番の方向で

期待値

最近こちらのグラフに気付きました。(同じくeMAXISより)

引用:目論見書

各指標に対して、このファンドの事を過去5年の暴騰率で表したグラフです。

日本株に比べてリスクが若干小さく、同じくらいの平均値が取れてるという見方で大まかに間違いないと思われます。

逆に先進国株式のファンドと比べると新興国株式が足を引っ張るのかレンジが下に振れてますね。

こうしてみてみると右から3つ目の日本国債はリスクが小さい代わりに平均も低い(ローリスクローリターン)ですし、一番右の新興国国債なんかは下振れが先進国株式と同じぐらいの割りにリスクの割に平均が低い(ミドルリスクローリターン)ことが分かります。

さらに新興国株式と先進国の国債を比べると、新興国のリスクの割に平均値で見るとさほど大差がないことも分かり面白いです。

コスト

引用させていただいたeMAXISの信託報酬は現在0.6%(税抜)に解約時には信託財産留保額が0.05%必要になります。

最近はどの投資信託も信託報酬を下げてきてますから、こちらのファンドに関しても値下げを行ってくると思ってますが、野村つみたて外国株投信の信託報酬は0.19%(税抜)とかなり安価に設定されていると思います。

この数字は先日の投信ニッセイ外国株式インデックスファンドが0.2%(税抜)という数字を見てもかなり安い設定にされていると思います。

楽天・全世界株式インデックスファンドとの比較

実はこれを調べてる間に、楽天証券から販売される話題の「全世界株式インデックス・ファンド」というものも一緒に調べてました。

ベンチマークとしてはFTSEグローバルオールキャップインデックスというものを採用しています。ACWIと違い、小型株までカバーして多くの銘柄に投資が出来るというものです。

コストとなる信託報酬はバンガードで0.11%、全世界株式インデックスファンドで0.12%の合わせて0.23%ぐらいになるみたいですね。

小型株まで分散させることが良しと思えば、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」も検討の余地に入ると思うのですが、正直そこまで含めるのがメリットとして享受できるとも思えませんし、使い勝手に慣れたSBI証券で行うのならさほど魅力にはならないかな?と考えてます。≫(「楽天・全世界株式インデックス ・ファンドと全米株式インデックス ・ファンドの混同に注意!」)

まとめ

色々検討してみた結果、コストの違いは以下のようになります。(すべて税抜)

  • 野村つみたて外国株投信 0.19%+α
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.2%+α
  • 楽天・全世界株式インデックスファンド 0.23%+α

正直0.04%が与える影響というのはどのようなものになるか分かりませんけど、どのファンドもその他の費用となる+αのところがどうなるのか楽しみですねぇ。

※くれぐれも投資はご自分の責任において行ってください。


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