毎日積立という究極のドルコスト均等法は積立NISAでも威力を発揮するのか?

あちこちのネット証券では毎月積み立てから毎日積立の設定が出来るようになりました。

果たして毎日積立はどこまで威力を発揮するのか実際にシミュレーションしてみました。

シミュレーションの推測

ドルコスト均等法の恩恵を最大限受けようとした時、月ごとに積立るより毎日積立る方が最終的な口数は本当に多くなるのか

積立の条件

  • 対象のファンドはeMAXIS先進国株式とした(データがあったので)
  • 毎日積立と毎月積立の比較を行うにあたり、①毎日100円を積み立てるケースと、②月末にその月に積立た同じ金額を1回で積み立てるケースを比較
  • スタートを2011年11月とし、エンドを2017年9月とする
  • 小数点の端数は切り捨てとする(あくまでこの記事では不利側の条件します)

データの集計

下の表で①は日々100円を積み立てたと仮定して、積み立てられる口数を計算。

②は2011年11月には20回の積み立てがあったので、20回×100円で2000円を11月30日に積み立てた口数を計算してます。

基準備 基準価額 ①100円あたりの積立口数 月間

積立回数

②積立回数同額の積立口数

2011/11/25 8472 118
2011/11/28 8502 117
2011/11/29 8833 113
2011/11/30 8881 112 20 2251
2011/12/1 9198 108

果てしなく長くなるので集計だけ・・・

①毎日積立

(口数集計)

積立回数 ②同額積立

(口数)

2011年11月 2,205 20 2,251
2011年12月 2,289 21 2,285
2012年1月 2,009 19 2,001
2012年2月 2,079 21 1,988

2017年5月 836 20 849
2017年6月 918 22 920
2017年7月 816 20 831
2017年8月 912 22 918
2017年9月 807 20 797
88,356 1,452 88,354

※期間は71ヶ月で、1ヶ月平均20.4日の積立てが行われました

毎日積み立てたケースですと、1452日積立てを行い、合計88,356口(①)積立てらてました。

一方、毎月積み立てですと71カ月に渡り、145,200円(1,452×100円)の積立てが行われ88,354口(②)の積立てとなりました。

シミュレーション結果

どちらに転ぼうと、差が出れば面白かったんですが、残念ながらあくまで毎月同額であれば買付の口数はほぼ誤差という結果になりました。

ただ、この積立てられた口数には、端数を切り捨てという条件を設定したため、日々切り捨てられた端数が発生しています。

実際端数を四捨五入すると毎日積み立てた方は89,081口まで改善しますし、毎月分配は88,389口までしか改善しません。

なので、端数を切り捨てるとしたこのシミュレーションでは・・・

毎日積立は究極のドルコストになり得る しかし、その反面切り捨てられる端数も必ず発生する。 切り捨てられる端数は期間が長くなれば長くなるほど多くなる。

という結論です。

※追加情報

この記事を公開したところ、ブログ「しんたろうのお金のはなし」を運営されてるしんたろう氏より貴重な情報をいただきました。

内容は、ネット証券各社とも端数は切り捨てではなく、四捨五入もしくは切り上げ処理をしているようだという話です。

▽詳細はこちらからご覧ください。私のシミュレーションとは違い、実際の取引履歴に基づく情報です。

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※現時点での結果であり、今後の取引の内容を私を含めしんたろう氏が保証するものではありませんのでご承知ください。(2017年10月16日時点)

1通貨取引のできるSBIFXトレードや100通貨取引の出来るマネーパートナーズnanoも、端数は翌日の端数に合算で計算されているとのことですから、端数を切り捨てではなく処理されるというのが濃厚かもしれません。

まとめ

今回はあくまで毎日の積み立てと毎月の積立が同額という条件のもと行いましたけど、実際に月々積立設定額を変更することは困難ですから、設定一つで勝手に積立てしてくれる制度は個人的には嬉しいですね。

また情報提供を頂いたしんたろう氏も言われるように、今後も日々の端数の処理をシステム上切り捨てられなければ、究極のドルコストが完成したと言っても良いと思いますし、そもそもインデックス投資の暇というデメリットを、楽しみに変えることが出来ます。

今回のシミュレーションは右肩上りの時期のシミュレーションでしたけど、暇があればもう少し変わったシミュレーションの方法でもやってみたいと思います。


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