GPIFのポートフォリオを積立NISAのバランスファンドからおすすめを選んでみる

つみたてNISAのポートフォリオをGPIFを参考にしてみる

以前はバランスファンドの優位性というものをあまり感じませんでした。

その理由は下のバランスファンドは本当にいいの?という記事の中には書いてるのですけど、果たして株式と債券が本当に逆の相関にあるのか?ということが疑問なんです。

そのため、毎日積立投信では楽天全米株インデックスファンドを積み立てています。

ただ最近は投資の基本である分散投資ということを考えるとバランスファンドも悪くないかなと感じ始めてます。

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GPIF(年金積立金管理運用独立法人)のポートフォリオ

私達の積み立てられて年金はGPIFと呼ばれる年金積立金管理運用独立法人と呼ばれる組織によって、文字通り管理運用されます。

○○ショックのたびにマスコミは消えた年金みたいに取り上げますけど、運用であるという側面から考えたらやむを得ないことでもあります。

ポートフォリオ

今回はGPIFを基準に考えてみましたが、そのポートフォリオが優れているのか?という事とは別の問題です。

ただ一つ言えることは、国内でも大きなお金を運用している一つのモデルケースであるというのは間違いないことです。

GPIFの基本的なポートフォリオは以下のようになっています。

債券と株式が50:50となってまして、国内債券を多めに組み込まれるという4資産で構成されています。

株式比率を高めたバランスファンドをお探しでしたらこちらを参照してください。≫たわらノーロードバランス(積極型)はリスクを取りたい人にはおすすめのバランスファンド

GPIFの基本ポートフォリオと乖離率

一応基本としては上記のように定めてありますが、その乖離率としてはそれぞれ定められています。

国内債券 国内株式 外国債券 外国株式
基本ポートフォリオ 35% 25% 15% 25%
乖離率 ±10% ±9% ±4% ±8%

約3分の1を国内債券を基本としながらも最大で45%まで引き上げるというのは、いかに言っても乖離しすぎのような気もします。

でも債券割合が上がる時というのはそれこそ株価の下がった○○ショックの時で、株の評価額がさがる時なんでしょうから、株の比率が下がった分必然的に債券の割合が増えるというだけかもしれません。

さてそれを踏まえて平成29年9月のポートフォリオはこのようになっています。

GPIFのポートフォリオ

国内債券は少な目ですけど、おおむね基本ポートフォリオで運用されているっぽいですね。

平成29年12月のGPIFポートフォリオ

GPIFポートフォリオ29年12月

9月に比べ短期資産が減って株式比率が全体に上がってる感じでしょうか。

バランスファンドという救世主

さて、つみたてNISAで初めて投資を始めるという人が、これらをそれぞれの投資信託で買っていくのはなかなか判断に困るところだと思いますし、いきなり投資にそれだけのお金を捻出できるというのは難しい気がします。

そんなときにはバランスファンドが役立ちますね。

つみたてNISAのバランス4資産投信

つみたてNISAには2資産から8資産のバランスファンドがラインナップされてます。

また、4資産の中にも25%ずつ割り振る均等型というものもありますが、今回はGPIFのポートフォリオにより近いと思われるものから選択しようとしています。

つみたてNISAの中で均等でない商品は現状以下の4つです。

1.ダイワ・ライフ・バランス50
2.DCニッセイワールドセレクトファンド標準
3.三井住友・DC年金バランス50(標準型)
4.三井住友・DCターゲットイヤーファンド2040(4資産タイプ)

遠くない将来たわらの商品もラインナップされるようですが、一旦今のところの各ファンドの基本ポートフォリオの一覧は以下のようになっています。

GPIF  29/9末 1 2 3 4
国内株式 25% 28.5% 30% 30% 35% 30.5%
国内債券 35% 24.3% 40% 30% 35% 25.5%
外国株式 25% 24% 20% 20% 15% 22%
外国債券 15% 14% 10% 15% 10% 20%
短期資産 9.2% 5% 5% 2%

※ファンドの番号は上記の各ファンドを示します。

さすがに全く同じ配分のファンドはありませんね。

個人的には銀行などのへの預貯金を間接的に国債を買っていると判断すれば、2番のニッセイワールドセレクトファンドがより近くなるような気がします。

バランスファンドの比較

簡単に各ファンドの比較をしてみます。

ダイワ・ライフ・バランス50

つみたてNISAには同じく30と70もラインナップされ、30になれば国内債券の割合が高くなりリスク低めの商品となり、70になると株式の割合が増え、よりリターンを期待できるようになります。

DCニッセイワールドセレクトファンド標準

標準のほかに安定型・債券重視型・株式重視型とあります。

ご自分のリスクの許容度によって選択できます。

三井住友・DC年金バランス50(標準型)

こちらもバランス30(債券重点型)・バランス70(株式重点型)があります。

どのファンドも共通してイメージはこんな感じです。

GPIFポートフォリオに似たファンド

※DC年金バランスとは異なりますがイメージとしてとらえてください

他のファンドにも言えることですが、期間を長く取ったものは株式比率が高くなり、そうでないものは債券比率が高くなる。

そしてリスクの許容度を大きくした株式割合のほうが信託報酬は高めになります。

三井住友・DCターゲットイヤーファンド2040(4資産タイプ)

こちらの商品は2040年をターゲットイヤーとして運用を行っていく商品です。

同様に2020~2045まで5年刻みに準備されていますが、つみたてNISAの性質上2040と2045だけが入ってきています。

また期間が長ければ長いほど株式比率も高めに設定されています。

もうひとつ、あくまで2040年をターゲットとしているだけで、償還されるものではありません。

信託報酬一覧

選ぶ基準の一つに純資産の大きさや信託報酬の率というもの影響するかと思いますので一覧としてみました。

1 2 3 4
純資産 8,365 17,623 22,308 301
信託報酬 0.216% 0.216% 0.2484% 0.4536%

※番号は同じく下記を参照してください

  1. ダイワ・ライフ・バランス50
  2. DCニッセイワールドセレクトファンド標準
  3. 三井住友・DC年金バランス50(標準型)
  4. 三井住友・DCターゲットイヤーファンド2040(4資産タイプ)

中でも4番のターゲットイヤー型は比較的高い信託報酬となっていますが、ターゲットイヤーとなる2040年以降は0.2268(税抜き0.21%)に引き下げられます。

リスクをとったバランスファンド

GPIFは国民の年金積立てという趣旨の運用モデルであるため、どうしても安定側のモデルであることは想像できると思います。

ただ、年齢によってはもっとリスクを取りたいと思う人もいると思うんですね。

もちろんここで言うリスクとは変動幅をいいますから、大きく値を下げることもあるかもしれませんが、たわらノーロードバランスは面白いポートフォリオだと思います。

まとめ

さて今回の結果をふまえ、個人的に選択するのであれば「DCニッセイワールドセレクトファンド標準」を選びそうな気がします。

理由は、「私がニッセイのシリーズを信頼しているから。」という根拠のないものですが、過去のFund of the yearにもニッセイ外国株式インデックスファンドが3年連続で受賞するなど、ニッセイシリーズへの信頼を寄せている投資ブロガーさんは多いです。≫投信ブロガーが選ぶFund of the year 2017に投票しました

※2017年の結果はこちらで参照してください≫つみたてNISAの参考に投信ブロガーが選ぶFund of the year 2017結果発表

多くの投資家から選ばれる信頼できる商品に投資をするというのは一つの大きな判断基準でもあると思うんです。

着実に2017年も終わりに近づいていますし、新年というのは新しい何かをはじめるには最適な時期ですね。≫積立NISAやiDeCoをはじめ、積立投資をするのに必要な環境

※色々配分を変えるより均等の方が成績が良かったというデータもあるみたいですので最後はご自分の判断にて投資を行ってください。≫eMAXISバランスの8資産均等型と波乗り型を比較

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