GPIFのポートフォリオを真似してつみたてNISAの中からバランスファンドを選んでみる

つみたてNISAのポートフォリオをGPIFを参考にしてみる 積立NISA
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投資信託の積立に際し、以前はバランスファンドの優位性というものをあまり感じませんでした。

その理由は下のバランスファンドは本当にいいの?という記事の中には書いてるのですけど、果たして株式と債券が本当に逆の相関にあるのか?ということが疑問なんです。

関連バランスファンドは本当にいいの?eMAXIS先進国株式と8資産均等型を比較してみた

そのため現在は毎日投信積立サービスを利用して、野村つみたて外国株投信を積み立てています。

ただ最近は投資の基本である分散投資ということを考えると、バランスファンドも悪くないかなと感じ始めてます。

この記事では、GPIF(年金積立金管理運用独立法人)のポートフォリオを確認しつつ、バランスファンドの中から似通った商品を選んでみようという内容になります。

ん?なんでGPIFなの?

というのは、やはり将来受け取る年金がどう運用されているのか?というのは全国民が興味のあるものですし、経済危機などで資産を棄損すると大きく報道され批判を受けるような存在です。

そういった団体がどう運用しているのか?というのは一つの参考になると思ったからです。

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GPIF(年金積立金管理運用独立法人)のポートフォリオ

私達の積み立てられて年金はGPIFと呼ばれる年金積立金管理運用独立法人と呼ばれる組織によって、文字通り管理運用されます。

○○ショックのたびにマスコミは「消えた年金」みたいに大げさに取り上げますけど、逆に順調に増えていたとしても「増えた年金」というものは一切聞いたことがありません。

そもそも運用というのはそういうものです。

今回はGPIFを基準に考えていますが、そのポートフォリオが優れているのか?という事とは別の問題です。

ただ、資産を大きく棄損させるわけにはいかないポートフォリオであり、国内でも大きなお金を運用している一つのモデルケースであるというのは間違いないことです。

GPIFの基本ポートフォリオと乖離率

GPIFの基本的なポートフォリオは以下のようになっています。

GPIFの基本ポートフォリオ
国内債券が多めのポートフォリオ

債券と株式が50:50となってまして、その中でも株式は国内外に50:50。

債券は外国債券より国内債券を多めに組み込まれるという4資産で構成されています。

一応基本としては上記のように定めてありますが、きっちりその通りに行かないこともあります。

その乖離率としてはそれぞれ下のように定められています。

 国内債券国内株式外国債券外国株式
基本ポートフォリオ35%25%15%25%
乖離率±10%±9%±4%±8%

全体の約3分の1を国内債券をとしながらも最大で45%まで引き上げるというのは、いかに言っても乖離しすぎのような気もしますが、債券割合が上がる時というのはそれこそ株価の下がった○○ショックの時で、株の評価額がさがる時なんでしょうから、株の比率が下がった分必然的に債券の割合が増えるというだけかもしれません。

関連40代から見た国内債券型の投資信託の魅力

さてそれを踏まえて令和元年6月時点のポートフォリオはこのようになっています。

参考までに、こちらは平成29年12月末時点の構成割合です。

GPIFポートフォリオ29年12月
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バランスファンドで資産運用

さて、これらの資産をそれぞれの投資信託でバランスよく買っていくというのは、はなかなか判断に困るところだと思いますし、いきなり投資にそれだけのお金を捻出できるというのは難しい気がします。

そんなときにはバランスファンドが役立ちますね。

つみたてNISAのバランス4資産投信

つみたてNISAには2資産から8資産のバランスファンドがラインナップされてます。

また、4資産の中にも25%ずつ割り振る均等型というものもありますが、今回はGPIFのポートフォリオにより近いと思われるものから選択しようとしています。

つみたてNISAの中で均等でない商品は現状以下の4つです。

1.ダイワ・ライフ・バランス50
2.DCニッセイワールドセレクトファンド標準
3.三井住友・DC年金バランス50(標準型)
4.三井住友・DCターゲットイヤーファンド2040(4資産タイプ)

遠くない将来たわらの商品もラインナップされるようですが、一旦今のところの各ファンドの基本ポートフォリオの一覧は以下のようになっています。

 GPIF1234
国内株式25%30%30%35%30.5%
国内債券35%40%30%35%25.5%
外国株式25%20%20%15%22%
外国債券15%10%15%10%20%
短期資産  5%5%2%

※ファンドの番号は上記の各ファンドを示します。

さすがに全く同じ配分のファンドはありませんね。

個人的には銀行などのへの預貯金を間接的に国債を買っていると判断すれば、2番のニッセイワールドセレクトファンドがより近くなるような気がします。

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バランスファンドの比較

簡単に各ファンドの比較をしてみます。

ダイワ・ライフ・バランス50

つみたてNISAには同じくダイワ・ライフ・バランス30と ダイワ・ライフ・バランス70もラインナップされ、30になればさらに国内債券の割合が高くなりリスク低めの商品となり、逆に70になると株式の割合が増え、よりリターンを期待できるようになります。

関連4資産バランスファンドのダイワ・ライフ・バランス50の解説

DCニッセイワールドセレクトファンド標準

標準のほかに安定型・債券重視型・株式重視型とあります。

ご自分のリスクの許容度によって選択できます。

三井住友・DC年金バランス50(標準型)

こちらもバランス30(債券重点型)・バランス70(株式重点型)があります。

どのファンドも共通してイメージはこんな感じです。

GPIFポートフォリオに似たファンド

※DC年金バランスとは異なりますがイメージとしてとらえてください

他のファンドにも言えることですが、期間を長く取ったものは株式比率が高くなり、そうでないものは債券比率が高くなる。

そしてリスクの許容度を大きくした株式割合のほうが信託報酬は高めになります。

三井住友・DCターゲットイヤーファンド2040(4資産タイプ)

こちらの商品は2040年をターゲットイヤーとして運用を行っていく商品です。

同様に2020~2045まで5年刻みに準備されていますが、つみたてNISAの性質上2040と2045だけが入ってきています。

また期間が長ければ長いほど株式比率も高めに設定されています。

もうひとつ、あくまで2040年をターゲットとしているだけで、償還されるものではありません。

信託報酬一覧

選ぶ基準の一つに純資産の大きさや信託報酬の率というもの影響するかと思いますので一覧としてみました。

 1234
純資産(2017/11)8,36517,62322,308301
純資産(2019/9)11,01929,01330,024586
信託報酬0.216%0.216%0.2484%0.4536%

純資産の単位は百万円

※番号は同じく下記を参照してください

1.ダイワ・ライフ・バランス50
2.DCニッセイワールドセレクトファンド標準
3.三井住友・DC年金バランス50(標準型)
4.三井住友・DCターゲットイヤーファンド2040(4資産タイプ)

中でも4番のターゲットイヤー型は比較的高い信託報酬となっていますが、ターゲットイヤーとなる2040年以降は0.2268(税抜き0.21%)に引き下げられます。

リスクをとったバランスファンド

GPIFは国民の年金積立てという趣旨の運用モデルであるため、どうしても安定側のモデルであることは想像できると思います。

ただ、年齢によってはもっとリスクを取りたいと思う人もいると思うんですね。

もちろんここで言うリスクとは変動幅をいいますから、大きく値を下げることもあるかもしれませんが、たわらノーロードバランスは面白いポートフォリオだと思います。

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まとめ

私もそうですけど、投資というものを通して狙うのはやはりリターンではないでしょうか。

ただ、そればかりを狙い過ぎてしまって、資産を棄損してしまうのは本末転倒ですので、やはりこういったバランスファンドを併用して資産運用を行うのは大事なことだろうなと改めて心に刻みたいと思います。

※色々配分を変えるより均等の方が成績が良かったというデータもあるみたいですので最後はご自分の判断にて投資を行ってください。≫eMAXISバランスの8資産均等型と波乗り型を比較

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