投資初心者が抑えておきたい投資信託のベンチマーク

投資信託

投資信託の目論見書を見ていると大抵ベンチマークというものが記載されています。

実は今までは「そういう指標があるんでしょ?」くらいしか思わず、あまり興味を持って調べた事はなかったのです。

ところが、「習うより慣れろ」で投資を行ってきたところ、だんだん見るところとか関心を持つところが変わってきたのかな?と思います。

ベンチマークというのは株価などの値動きを指標化したもので、一般的にはベンチマークに連動するような運用を求められるのです。

ここでは難しそうに思うベンチマークについてご紹介しますが、ベンチマークというのはとてもたくさんあったりますので、分からないまま買うのではなく、身近な指数として認識していただければ幸いです。

調べたいベンチマークを下の目次からご覧ください。

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日本株式の投資信託に使われるベンチマーク

一番馴染みの深いところで言いますと、日本の株式に使われるベンチマークではないかなと思います。

日経平均、TOPIX(トピックス)といったワードはニュースなどでも一度は耳にしたことがあると思います。

日経225

恐らく最もなじみ深い数字がこちらの日経平均というやつです。

バブルの絶頂期には3万8000円台を付けたあれです。

ただ、こちらの日経225は組み込まれている銘柄が225銘柄ということ、特有の銘柄の株価によって左右されることが多いことから、私としてはおすすめするベンチマークではありません。

TOPIX(トピックス)

TOPIX(東証株価指数)とは、東証市場第一部に上場する内国普通株式全銘柄を対象とする株価指数です。
昭和43年(1968年)1月4日の時価総額を100として、その後の時価総額を指数化したものであり、日本経済の動向を示す代表的な経済指標として用いられるほか、ETFなどの金融商品のベンチマークとして利用されています。

引用:日本取引所グループ

現在のTOPIXは1720ほどですから、その当時から比べると17倍に成長しているということになります。

JPX日経インデックス400

私が日本株の投資信託を購入するのであれば、このベンチマークを採用している投資信託を購入します。

TOPIXが東証一部銘柄なのに対して、JPX日経インデックス400はJASDAQやマザーズといった市場も含めた中から銘柄を選定されているため、成長が期待できるからです。

資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした、「投資者にとって投資魅力の高い会社」で構成される新しい株価指数を創生します。これにより、日本企業の魅力を内外にアピールするとともに、その持続的な企業価値向上を促し、株式市場の活性化を図ります。

引用:日本取引所グループ

外国株式の投資信託に使われるベンチマーク

まずはこちらの図をご覧ください。

この図の中には5つのベンチマークが存在しています。

投資信託のベンチマーク
AWCIという大きなベンチマークの中に、ワールドインデックスとエマージングマーケットインデックス、さらにワールドインデックスの中にはジャパンインデックスとコクサイインデックスが存在ます。

ワールドインデックス

上の図で薄青で囲んだベンチマークです。

こちらは先進23カ国、先進国株式で成り立つベンチマークです。

先進23カ国の代表的な国は、アメリカ、日本、イギリスなどご存じの国が続きます。

もちろん日本も先進国ですので、このベンチマークに含まれます。

コクサイインデックス

上の図で緑色で囲んだベンチマークです。

ワールドインデックスから日本を除いた先進国22カ国の株式で成り立っています。

エマージングインデックス

上の図で黄色で囲んだベンチマークで、こちらは新興国の株式を対象としています。

新興国23カ国には中国、韓国台湾を始め、ブラジルや南アフリカなどが続きます。

※エマージングマーケットインデックスは、2019年5月からサウジアラビア、アルゼンチンを組み入れ、26カ国となります。

オールカントリーワールドインデックス ACWI

上の図をもう一度掲載します。

投資信託のベンチマーク

ACWI(オールカントリーワールドインデックス)はやはり先進国・新興国を含めた45カ国で構成されていますが、小型株を含まないので約2500社、全世界の株式市場の約85%となります

ちなみに、MSCI社(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が算出している指標で、ACWIというのも「All Country World Index」の略となります。

頭文字の単語が分かればどんなものかイメージつきますね。

先進国23カ国と新興国23カ国の各市場の時価総額の比率で加重平均したもので、大きい市場であればより多く算入されるというイメージを持っていただければよろしいかと思います。

このベンチマークを使った投資信託を積み立てています。

≫ 野村つみたて外国株投信を毎日積立に設定した理由

日本を除くACWI

本来、ACWIは先進23カ国で作られるワールドインデックス、新興国24カ国で作られるエマージングインデックスの計47カ国の指数となりますが(破線薄黄色枠)、この投信は日本を除くとなってますから、ワールドインデックスの中から日本を除いたコクサイインデックスとエマージングインデックスというものから成り立ちます。(実践薄黄色枠)

FTSEグローバルオールキャップインデックス

ACWIの双璧となるのがこちらのベンチマーク。

FTSEグローバルオールキャップインデックスは先進国、新興国を含めた47カ国、さらに小型株までを含めたおよそ約98%を網羅し、約7500社で構成されています。

このベンチマークを採用しているのが楽天VTこと、楽天全世界株式インデックスであり、SBI世界株式インデックスファンド(旧EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド)です。

このベンチマークを使った投資信託がこの2つです。

EXE-iつみたてシリーズと楽天バンガードファンドの魅力って?

日本国債に関するベンチマーク

NOMURA-BPI

NOMURA-BPIというとなかなか分かりにくいのですが、ボンド・パフォーマンス・インデックスの略で、ボンドというと一般的に債券を表しますね。

下の図はNOMURA-BPIの指数をグラフ化したものです。

NOMURA-BPI

引用:三井住友日本債券インデックスファンド目論見書より

数々の金融ショックなどもありましたけど、右肩上がりに推移しているのは凄いですね。

もちろんベンチマークがこのように推移しているわけですから、ファンドも誤差はあれど同じように推移しています。

≫ 40代から見た国内債券型の投資信託の魅力

投資信託のベンチマークはたくさんあります

ここではいくつかしか取り上げていませんが、さまざまなベンチマークが存在します。

冒頭にも書きました通り、こういったベンチマークというものがあって投資信託が運営されているんだと認識していただければとてもうれしく思います。

 

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