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もう一つのFund of the Year~iDeCo/NISAアンケート~

foy2017 iDeCo
iDeCoつみたてNISA投資信託
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Fund of the year2017に回答した後によく見たら、サイトの端っこの方にiDeCoとNISAに関するアンケートを発見しましたので回答してみました。

そう今回は2018年のつみたてNISA元年を控え、こんなアンケートも開催されてたんですよ。

今回のFund of the year2017は今回が11回目になり、必然的に昨年が第10回となるわけですけど、第10回のサイトを見てみると、金融庁長官からメッセージがだされてるんですよね。≫金融庁長官からのメッセージ

と言う事は、金融庁など行政も知らないイベントではないと言えます。

金融庁というとNISAを管轄する部署なわけですけど、そうなるとiDeCoを管轄する厚生労働省が全く知らないと言う事はないはず・・・と言う事から小さな声を集めてもらおうと思った次第です。

投信ブロガーが選ぶFund of the year 2017結果発表

今年はFund of the Year 2017(以下FOY)に投票した事もあって、発表をとても楽しむことが出来ました。

参加することに意義があるとまでは言いませんけど、将来に楽しめることを作る事はいい事かもしれませんね。

なのでFOYだけでなくこちらにも興味深々でした。

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制度の改善を願いiDeCo/NISAアンケートにも回答しました

アンケートの内容は年齢や職業といった属性を調査するものから徐々に本題に入りまして、NISAやiDeCoの利用状況についてアンケートが進みます。

ほとんどはチェック形式なんですけど、後半には記述でNISAやiDeCoへの知りたい事、不明な点、改善点などのコメントを記入する項目があります。

iDeCoへのコメント

iDeCoの税制優遇はとても魅力的なんですが、私は今のところiDeCOを利用するつもりはありません。

私なりの理由はあまり遠くないうちに書いてみようと思っていますが、おそらく二の足を踏んでいる人の中には「60歳まで資金が拘束される」という人もいるでしょう。

本来、自分年金みたいな位置づけではじめる趣旨の商品でしょうから、税制のメリットを受ける以上は途中で投げ出されては困るという厚労省の趣旨もあるでしょうけど、一応書くだけ書きました。

利用するつもりもないと言っておきながら・・・。

いや、今からの若い人たちによりよい制度になればいいなぁと思ってるだけですから・・・。≫iDeCoに興味のある若者はぜひ前向きに検討してもいいと思う

NISAへのコメント

私はiDeCoとは違い、NISAは引き続き利用をしていくつもりです。

つみたてNISAは米国ETFを買ったり株を買ったりするときに手数料が無料になるなどの制度が使えそうにないので、残りの期間は現行NISA、それ以降はつみたてNISAを利用するつもりです。≫つみたてNISAの対象商品の中からおすすめ商品を独断と偏見で選んでみる

NISAはなんと言っても資金が拘束されないというのは気が楽です。

こちらに要望する事はおそらく同じかと思いますが、

  • 制度の恒久化
  • つみたてNISAと現行のNISAの1本化もしくは複合利用
  • あとはロールオーバー時の値洗いについて

以上3点について記入しました。

正直、個人の一ブログで「ああして欲しい、こうして欲しい」と記事にしてても制度を動かす力なんて皆無ですけど、行政がメッセージを出すくらいの組織が取りまとめて出してくれれば何か変わるかもしれない・・・という思いもあり回答してみました。

選挙と同じで、何か声を上げることが自分に出来ることなのかもしれません。

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iDeCo/NISAアンケート結果

アンケートの回答者属性

アンケート回答者は全部で181名。

男女比は、男性が74%で女性が26%でした。

iDeCo/NISAアンケート集計結果

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year  運営委員会 調べ

もう少し拮抗した統計になるかと思いました。

世代別では30代が36%、40代が46%と、この両世代で8割を占めるという結果になりました。

媒体がインターネットでの投信ブロガーという限られたクローズドアンケートのようなものですから分からなくはない結果かな。

資産運用の目的としては約7割の人が老後の備えという事で、改めて高齢化社会での年金制度への不安なども浮き彫りになってるんじゃないかと思いますね。

iDeCoへのアンケート結果

iDeCoを利用している人は64%と意外と多く、そのうちの9割の人はiDeCO投資可能額の満額を拠出されています。

iDeCo利用状況アンケート

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year  運営委員会 調べ

もちろん投資に関心を持つ人達が集まるFOYのサイトからのアンケートですから、国民全体の比率からしてみると高い数字が出るに決まってますけど、これは少し意外でした。

iDeCoで利用しているファンド

1位たわらノーロード先進国株式
2位DCニッセイ外国株式インデックス
3位iFreeNYダウ・インデックス

iDeCoへの要望

簡単にかいつまんで紹介します。

  • 積み立て額の上限を上げて欲しい
  • 受取時の税制の心配
  • つみたてNISAのような低コストファンドが少ない
  • 加入手続きをシンプルに
  • 特別法人税を撤廃してほしい
  • 国民年金基金連合会の事務手数料2,777円が高い
  • スイッチングなどの機動性、タイムラグなど
  • 会社への申請が面倒 会社が対応をめんどくさがる

私が気になったのは特別法人税と国民年金基金連合会の手数料の話ですかね。

iDeCoの特別法人税とは?

現制度では企業年金をを含め、個人型についても特別法人税が加算されます。

その額なんと、1.173%

確定拠出年金制度の制定された2001年からいまだかつて課税された事はありませんが、やはり税制として残っているのは気になります。

国民年金基金連合会

ここでいう2,777円という手数料自体は1回で済むのですけど、毎月の拠出額を支払う時には103円の手数料を取られるのです。

正直SBI証券をはじめ、楽天証券が証券会社の手数料を無料化までして獲得しているのに、その母体ともなる国民年金基金連合会が顧客から徴収するのは問題だと思います。

そもそも年金制度が不安だからiDeCoという形で資産運用しようとしているのに、そもそもその年金制度に関わる年金基金連合会が手数料をとるのか?という思いがどうしても消えないです。

もちろんその分減税でカバーできるよねっていう言い分も当然分かりますし、八つ当たりかもしれませんけどね。

NISAのアンケート

現状NISAを利用しているのは72%、使ってない、口座開設してないという人は28%にも上ります。

NISA利用状況アンケート

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year  運営委員会 調べ

iDeCoのときの結果とは逆に、もっと高い数字になってるかと思ってました。

また、非課税額の何%を使っているかという問いには、全額という人が37%で最も多く、0~49%が28%、50~99%が22%という結果になっています。

私も資金量の問題とは別に、当初の1.2年はワザと50%を目安にしていました。

いずれまたの機会に書きたいと思います。

NISAで利用しているファンド

1位 ニッセイ外国株式インデックスファンド
2位 たわらノーロード先進国株式
3位 世界経済インデックスファンド
セゾンバンガードグローバルバランスファンド
バンガードトータルワールドストックETF(VT)

楽天バンガードファンドはさすがにこの時点ではいませんね。

NISAとつみたてNISAどっちを使う?

さて。さてさて・・・FOYだからこそ興味のあるこの結果は・・・

現行NISA→つみたてNISA44%
現行NISA→現行NISA30%
No NISA→つみたてNISA13%

と現行NISAに残る人が約3割程度という結果になりました。

他にも迷ってる人が1割強いらっしゃいます。

つみたてNISAに切り替える理由

私が思ったよりつみたてNISAに移行したいと考えてる人が多かったです。

現行NISAからわざわざ切り替えるわけですから、それなりの理由というものはあるかと思いますが、ご紹介します。

  • 現行より長い
  • 現行では非課税額が使い切れない
  • つみたてNISAが恒久化しそう
  • 投資方針があう

などの理由が出ていました。

現行のNISAそのままの理由

私も現行NISAのままで2018年を迎えていますが、そのまま継続される方の意見です。

  • NISAの金額が少ない
  • 期間が長い
  • 個別株や海外ETFを利用したい
  • スポット投資を考えている

海外ETFを利用したいというのは私も記入した内容だと思います。

NISAかつみたてNISAか迷っている

この時点で11月でしたから、最終的にどちらを選択されたかは分かりませんが・・・

  • 今まで積み立ててきた現行NISAがロールオーバーできなくなる
  • 25年先を考えてどちらが有利か分からない

確かに25年というと長すぎるスパンなので、気にしても仕方ないと思います。

分からないから何もしないということが一番もったいないのであって、自分の投資の方針に合わせて投資信託だけであればつみたてNISAでいいと思うし、個別株や海外ETFもというのであればNISAという選択になると個人的には思います。

NISAはどっちを選ぶ?私がつみたてNISAを使わない理由

つみたてNISAで利用している(利用したい)ファンド

1位野村つみたて外国株投信
2位楽天全米株式インデックスファンド
3位楽天全世界株式インデックスファンド

このあたりは今回のFOYのランキングにも大きく影響したんじゃないですかね。≫つみたてNISAの参考に投信ブロガーが選ぶFund of the year 2017結果発表

NISAやつみたてNISAへの要望

この記事を読んでくださってる方は、おそらく投資に興味のある方が大半だと思いますけど、入ってますか?

  • 12で割り切れる数字にして欲しい
  • 非課税期間恒久化が希望
  • スイッチング可能にして欲しい
  • NISAとつみたてNISA1本かすれば分かりやすくていい
  • 複利効果を生かすため、つみたてNISAの分配金再投資は非課税投資枠を消費しないようにして欲しい
  • つみたてNISA枠内のスポット購入できるようにして欲しい
  • 出口先約を考えないといけないのがしんどい
  • ジュニアNISAはどうなるの?

私も書きましたけど、非課税期間恒久化が希望という人は多いと思いますね。

iDeCo・NISAの普及に必要な事

これはiDeCoやNISAに限らず、投資に対する環境整備という希望もあるとは思うんです。

  • 学生時代のマネーリテラシー教育
  • 職場でのセミナー
  • 投資に関するポジティブなイメージとリスクに関する理解の普及
  • 申し込み手続きの簡素化 特にiDeCoは予想以上に面倒だった
  • 株価上昇

申し込みの手続きの話で言えば、単純にマイナンバーと紐付けできるようにすればいいと思いませんか?

そもそも住基ネットはどこいった?あれを利用すればマイナンバーをわざわざ作る必要なかったと思うんですけど、結局行政って縦割りなんですよね。

証券会社なんかでもマイナンバーの提出を義務付けてるんだから、紐付けしてやればFX口座みたいに数日で使えるようになるんじゃないのかな?

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まとめ

元々年間100万円の非課税枠からスタートしたNISAも徐々に改善されています。

小さな声ですけど、FOY自体は大きなイベントですから、こういう組織を通して声が伝わっていくといいなと思ってます。

※アンケート結果のデータはこちらから引用させていただきました。≫投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year  運営委員会 調べ

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2008年ごろからFXで資産運用を開始、2015年のロスカットを機にして投資手段を見直して端株投資に行きつく。
すでに失敗することのできない年齢であることから、株式やインデックスを使って着実に資産運用を行う。
詳しいプロフィール ≫ こちら

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