私自身、投資に関して相談できたり盛り上がれる相手というのはなかなかいませんけど、一般的に「投資=株」というイメージをお持ちの方は多いように感じます。
そして同時に「株=多くのお金が必要」というイメージをお持ちのことから、「投資=多くのお金が必要」と思われてる人もいらっしゃるかと思います。
そういうイメージが先行すると「投資には興味がない」「そんなお金がない」となるのも分かるのですが、私がメインで行っている端株投資ですと、銘柄の良い悪いは別として、手数料込みで100円もあればそこそこ買えてしまうというメリットがあります。
そんな単元未満株制度を使った端株投資の出来る証券会社を比べてみました。
単元未満株で端株投資が出来る証券会社

まずは数字で見て分かりやすい手数料を含めて端株投資が出来る証券会社を調べてみました。
端株投資ができるネット証券の料金比較
証券会社 | 単元未満株の商品名 | 手数料 |
---|---|---|
SBI証券 | S株 | 実質無料 |
楽天証券 | かぶミニ | 売却11円スプレッドあり |
ワン株 | 0円 | |
カブドットコム証券 | プチ株 | 0.5%(最低48円) |
野村証券ネット&コール | まめ株 | 1%(最低500円) |
岡三オンライン証券 | 1%~0.6%(最低200円) | |
日興証券 | キンカブ、フロッギー | |
LINE証券 | 0.05%~ |
こうして手数料を見比べると、ネット専業の証券会社の手数料の安さは魅力的ですね。
松井証券の単元未満株の扱いは?
松井証券でも単元未満株の売却(厳密に言うと買取請求)することはできますが、買付をすることはできず、基本的に株式併合や分割が行われた時に発生する単元未満株を取り扱うのみとなっています。
単元未満株で端株投資の出来るネット証券の比較
SBI証券・ネオモバイル証券の端株(S株)の取り扱い
午前10時30分までの注文だと当日後場の始値で成行注文となります。
午後9時30分までに注文を入れると翌営業日の前場始値での成行注文となります。
名証、福証、札証上場銘柄は売却だけとなります。
スマホアプリ「SBI証券株」にてS株の発注が可能です。

ネオモバイル証券には現在アプリがありませんが、2019年9月中には新しくアプリが開発される予定です。

楽天証券のかぶミニの取り扱い
2023年4月、楽天証券でも端株の取り扱いが始まりました。
ここの特徴はなんといってもリアルタイム取引ができる銘柄があること。
これまでは証券会社が注文を取りまとめて発注していたので、注文時間に制限がありました。
それがリアルタイムで注文できるようになるので、他社から頭ひとつ飛び出した状態です。
ただ、現時点での端株取り扱いやリアルタイム取引できる銘柄は多くありませんので、今後に期待です。
さらに楽天証券では楽天スーパーポイントを使って株式を買うことができるので、ネオモバが廃業するにあたって、ポイントで株を買う本命になりそうです。

マネックス証券のワン株の取り扱い
午前11時30分までの注文で、後場の始値で成り行き注文となりますので、指値注文はできません。
福証、札証上場銘柄は売却だけとなります。
またスマホアプリ「マネックストレーダー株式」で単元未満株、ワン株の注文はできませんが、iPhoneアプリのferciからは注文が可能です。

またこちらのアプリはSNS機能があり、ほかの投資家と繋がれるという機能があります。公式 ≫ ferci
2021年7月5日約定分から無料化されます。

カブドットコム証券のプチ株の取り扱い
午前10時までの注文だと当日後場の始値で成行注文となります。
午後11時までに注文を入れると翌営業日の前場始値での成行注文となります。
福証、札証上場銘柄は売却だけとなります。
スマホアプリ「kabu.com」にてプチ株の取引が可能です。
プレミアム積立プチ株なら月500円から積み立てできる
2019年12月16日から、月500円から積み立てのできる「プレミアム積立プチ株」というものが始まりました。
毎月500円以上1円単位で設定し、その範囲内でプチ株を買付してくれるというもので、積立設定分の手数料は無料。
銀行口座からも自動引き落とししてくれるので、特に面倒な手間もないのが特徴です。
ただし、買付は1株単位となるため、500円で株価1000円の株は買えないよ(2回目で買付)ということになります。
SMBC日興証券のキンカブ(フロッギー)
このキンカブ(フロッギー)は日興証券のサービスですが、特徴の一つは100円から株を買うことができるのです。

もともとは500円からの買付だったんだけど、2020年3月から100円に引き下げられたんだ。
そしてその最大の特徴は1株単位よりもっと小さい小数点株を取り扱うことができます。
同じ4,000円の株を買うのでも、ネオモバイルをはじめとする1株単位の証券会社では4,000円必要ですが、キンカブ(フロッギー)ならば500円で0.125株買うことが可能といった感じ。

なので積立設定さえしてやれば、手数料無料で株式をドルコスト平均法を使って積み立てることができます。

こちらの記事ではフロッギーとネオモバイルのメリットデメリットを比較しています。端株投資に興味を持った方はぜひご参照ください。


イチオシの端株投資おすすめ証券です。
LINE証券
LINE証券では取引手数料としては無料、ただし価格のスプレッドとして0.05%のコストが発生します。
特徴としては、数量が限定とはいえ最大7%割引というタイムセールが行われていることでしょうか。
特別なアプリなどを入れなくても利用できるのは、さすがLINEのサービスというところでしょうか。
単元未満株で端株投資を行うのにおすすめのネット証券
ドルコスト平均法で積み立てられるキンカブ
投資商品はどうしても変動のあるものですが、定量で買おうとすると毎月の投資額も変動してしまい、前月から値上がりしているとどうしても思い付きが悪くなるものです。
そこで毎月定額で株を買えるというサービスのキンカブは、私が今一番おすすめの証券口座です。
入金の手間がなくて楽ちんなのはSBI証券
SBI証券はSBI銀行のハイブリッド預金口座に入れておけば、あとは自動で引き落としてくれます。

上の記事でも書いていますが、ネット証券は銀行との連携を考えることも非常に有利になります。
住信SBIネット銀行は非常に使い勝手も良くお勧めのネット銀行ですので、ぜひ証券会社とともに銀行も検討してみてください。
また他社で取引したいと言うのであれば、入金の自動化手続きをしておくと、いざというときに資金移動の手間がない、買いすぎないといったメリットもありますので、一応参考にしてみてください。

米株の端株投資口座
国内株に関しては比較的多くの選択肢がある証券口座ですが、米株の端株投資口座ならワンタップバイ。
1000円から投資ができるので、多くのお金を外国株に充てたくないという人でも投資できます。

単元未満株制度を使った端株投資ができるネット証券会社の比較
いずれのネット証券であっても最低手数料の関係で、約1万円以下であると手数料が割高になりますが、1単元10万円の銘柄を端株で買い集めたとしても0.5%の手数料はわずか500円程度です。
銀行との連携、NISA口座で配当を非課税で受け取ろうとした場合にはSBI証券を、すでにつみたてNISAを始めていて、株の配当金には課税されるっていう人にはネオモバイル証券をおすすめします。


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