単元に満たない株式を売買することができる端株投資。
人気なのはネオモバイル証券ですが、実は最近FROGGY(フロッギー)に興味があります。
実際にフロッギーで投資を始めるかどうかというのはまた別の話として、私が興味を持った理由を紹介します。
- 1株未満から投資ができる
- ドルコスト平均法で積み立てができる
- DRIPに一番近い会社
フロッギーは1株未満から投資ができる
フロッギーが500円から株式投資ができるというのは知っていました。(2020年3月2日から最低金額が500円から100円に引き下げられました。)
ただ、私の中で株は1株から買うものだという固定概念がありましたので、それ以上の興味は持ちませんでした。
例えば1株4,000円の銘柄があったとします。
ネオモバイル証券では1株単位でしか買えませんが、フロッギーでは500円から購入できるので、1回の買い付けが0.125株といった小数点の株式を保有することができます。


1か月500円と考えて、8カ月掛けて1株かいなwww
少額投資なんてバカらしくてやってらんねぇなwww

いや、そんなにバカにしたもんでもないかもよ。
3000円の1株が100万円の1年定期の利息よりも多く受け取れるっていう事実もあるし、まずその一歩を始めるかどうかっていうのは大きな一歩になると思うよ
ドルコスト平均法を使って株式を積み立てができる
積立には定額積立と定量積立があり、常に一定の金額を積み立てていくのが定額積立、株式などを一定の株数積み立てていくのが定量積立があります。
一般的に投資の世界で使われるのは定額積立によるドルコスト平均法ですが、果たして何がどの程度違うのか、下の図をご覧ください。

株価が180円、220円、200円と変化した時に、ネオモバイル証券で3株ずつかうのと、フロッギーで600円ずつ買う場合のシミュレーションで比較してみました。
データが少ないのであまり大きな結果は出ませんが、この結果だけ見ても定額買付で積み立てた方が、結果安く買えています。

定量積立はただの平均で、定額積立こそがドルコスト平均法となります。
定額買付したETFから分配金が貰える
個別株式というのはどうしても価格変動を大きく影響を受けますので、私が初めて投資をするという人には投資信託をおすすめします。
ですがつみたてNISAなどで推奨されているインデックスファンドの場合分配金が支払われることはまずありませんし、かといって分配金が支払われるような毎月分配なども今の私はおすすめしません。
その点フロッギーでETFを積み立てれば、インデックスファンド並みに安い信託報酬でありつつ分配金が受け取ることができます。
ETFは投資信託と同じように、多くの銘柄に分散された商品ですし、個別株ほど大きく変動を受けることが少ないと思います。
▽キンカブで買えるETFはこちらにまとめています。

フロッギーでDRIPができるようになるといい
100万円以下の買付手数料は無料
フロッギーでは100万円以下の買付手数料は無料です。
逆に100万円以上になると手数料が掛かります。
ただでさえ端株投資には手数料をはじめとして、様々な取引の制限があったにも関わらず、この手数料無料はありがたいです。
小数点切り捨てによる資金のロスが発生する
前述しましたが、フロッギーでは小数点6位以下は切り捨てされます。
それにより、資金ロスが発生することをきゃわいさんに教えていただきました。
1000円で純金上場投信を購入したところ、小数点第6位以下が切り捨てられたことにより0.0523円の端数が切り捨てられました。
金額・株数指定取引では、約定数量について小数点以下第6位の切捨て処理が発生することから、約定金額が必ずしもご注文通りの金額とならない場合があります。
キンカブ-お取引ルール- SMBC日興証券

翌日以降に繰り越されるのでは?などと話し合ってましたけど、公式に書いてありました。
額は大したことないかもしれませんが、取引回数が増えれば増えるほど切り捨てられるお金が発生するということは知っておいてもいいかもしれません。
ネオモバイル証券と違いNISAが使える
2019年はNISAの在り方についていろいろ討論される機会が多かったですが、結果現行NISAは予定通り終了、その後新しいNISAに移行されていく予定です。
そんなNISAですが、株式投資をしている人にとって配当金が非課税になるのは大変ありがたいのです。

ですが、ネオモバイル証券はNISAが使えません
その点、FROGGY(フロッギー)はNISAが活用できるの、配当金を非課税で受け取ることが可能なのです。
DRIPで配当金の非課税で自動再投資を

買付手数料無料、NISA口座で配当金非課税で受け取れるなら、日本株でもDRIPできるといいと思いませんか?

DRIP?
DRIPっていうのは、Dividend Reinvestment Planといって、配当金が自動で再投資できる仕組みで、米株なんかではおなじみの制度です。
資産を多く持たないサラリーマンにしてみると、ドルコスト平均法による積立と配当金の再投資による複利というものは忘れてはならないと考えています。
こういったわずかな配当金の再投資を実現することで、将来的に少しでも大きな資産につなげたいという思いです。 ≫ 端株投資のメリットは配当金を再投資して複利運用出来ること
配当金を受け取る楽しみも否定しない
確かに、配当金は受け取る楽しみも間違いなくあります。
受け取った配当金を改めて別の銘柄へ再投資することもありだと思いますし、配当金で家族で食事に行ったり、旅行へ行ったりするのも掛け替えのない人生への投資だと思うからです。
▽このほかの疑問点についてはこちらでフロッギーに問い合わせてみましたのであわせてご覧ください。

まとめ
フロッギーはこの春から500円から始められる株式投資を100円に引き下げるといった事や、現在の買付価格は1日のVWAPトレード式を始値に変更することなどがすでに決まっています。公式≫SMBC日興証券
フロッギーはSMBC日興証券が提供しているサービスですが、日本は本当に単元株制度を辞めて、1株から購入できるようになるといいなぁと思いました。

▽そのほか端株投資のできる証券会社についてまとめています。

▽アメリカ株式を1000円から積み立てられるワンタップバイもおすすめ。

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