このブログでは、携帯料金についての記事を結構書いてきました。
1人暮らしをしていた大学時代に、長距離電話の電話代(通信費)で生活を苦しめられた経験から、「通信費は負担にならない範囲で削るべき」という認識をしています。
そして現代において、インターネット(光回線+プロバイダー)やスマートフォンといった通信費は間違いなく月々の固定費となり、生活費の多くを占める様になりました。
固定費削減は、将来において大きな差を生んでくれるものですから、ぜひ続きを読んでいただき、今の携帯料金というものに疑問を感じていただきたいと思います。
三大キャリアと格安SIM(MVNO)の料金の比較
現在、国の方針でドコモやau、ソフトバンクといったキャリアと呼ばれる携帯会社の料金設定の行方に注目が集まっています。
ツイッターで行われた携帯料金アンケートでは、回答者の8割以上が6,000円以上という携帯料金を支払っているとい結果が出ています。
中には家族分を含めて回答した数も含まれているかもしれませんけど、一般的には1つの回線でこれくらいという回答であると思います。
独身の頃にはこれでもよいかと思いますが、家庭を持って家族を養うにあたっては少々お高い固定費ではないでしょうか。
4,000円くらいの差というのは、払えてしまう金額であるのは違いないですが、単純に掛け算される固定費というものはとてつもなく大きな差を生んでしまうのです。
料金の差は安心料
実はこのツイートに頂いた反応の一つに、「この料金の差は安心してサービスを利用する為の費用であり、携帯ショップで働くスタッフのコストを無視していいのか?」というような内容の反応を頂きました。
実際に政府主導で携帯料金の削減といった背景があるので、ツイート主が余計にそう感じたのだと思いますが、実際に私も安易に格安SIMというものを利用すればいいとは思っていません。
何かあった時に対面で利用できる携帯ショップと言うのは、キャリアに残りサービスを受ける人に大きなサポートだからです。

ですが、40年間のうちに携帯トラブルでどれだけ携帯ショップにお世話になることでしょうか。
過去に私がお世話になったのは、プランの見直しや機種変更、2度くらいの携帯の破損といった事例でしたので、将来的に掛る200万近いお金は、私には高すぎると判断しました。
せめて有料サービスの見直しをしてみてはいかがでしょうか。

違約金の問題
キャリアから抜け出せない理由の一つに、端末の分割支払いやプランの2年縛りによる違約金という問題を抱える方もいらっしゃると思います。
確かに1度に数万円という違約金を支払わされるのはとても負担です。
もし違約金が気になる人がいれば、分割支払いが終わるタイミングと違約金が掛らないタイミングを確認してみてください。
最近は改善されたかもしれませんが、私が格安SIMに移行したころは、端末の分割支払いがはじまるタイミングと、2年縛りのはじまるタイミングにずれがあったので、端末代の支払いが終わったころには、違約金が掛らない期間は終わっていたという何とも腹立たしいシステムだったのです。
でも、この先の利用料の差を考えれば、違約金を支払っても元が取れる格安SIMを利用しない手はないでしょう。
高くなる端末の問題
携帯ショップというものが街に出来始めてからずっと、端末とSIM(通信網)はセットで手に入れるものという認識があるかと思います。
ここに携帯料金が高止まりしている一つの原因があると思うんですが、この話は専門家に任せるとして、今後もますます端末というのは高くなっていくと思います。
今お使いのスマホに新機種が出た時、今の端末より同等以上で安かったらどう思いますか?
私なら現在の機種を使い続けます。
新しい機能を盛り込んだ新型の機種は、あえて高くすることでプレミア感が出て売れるというメーカー側の都合もあるとは思いますが、実際に現在の端末でそこまでの機能が必要でしょうか?
今後40年で2年に1度、10万円の新型スマホに買い換えた場合と、4万円程度のアンドロイド端末を使った場合の差は何と120万円。
大きな差を生むものですね・・・。

まとめ
格安SIMの利用者からは、「もっと早く変えればよかった」とか、「使い勝手は変わらない」といった反応が多い半面、修理の時の代替機の問題やキャリアのメールアドレスが使えなくなるといった不都合があることも事実です。
もしも携帯料金にお悩みの方がいらっしゃれば、まずはそのデメリットをどこまで許容できるか?という事を念頭に考えてみてはいかがでしょうか。
乱立した感のある格安SIMのおすすめをまとめてみました。

私の格安SIM歴は結構長い方だと思います。もうキャリアに戻ることはないでしょう。

コメント