一昔前でいうと株式投資なんてものは、金持ちがするものというイメージをお持ちだった人も多いと思います。
私も、以前から「るいとう」などといった株式累積投資といったものがあったのは知っていたのですが、単元未満株というものの存在を知ったのは、本格的に端株投資を始めるきっかけとなったチャイナショックによるロスカットから、もう1年か2年遡ったころでした。
株式投資には、株主優待や配当金が貰えるということが以前から魅力だったのは間違いないのですが、やはり元手となる資金量の小ささからFXばかりしていました。
ところが一番FXをしていて難しかったのは資金のコントロールという面。
特に24時間休みなく動き続けるFXは私にとって非常に辛いものでした。
FXには常に資金管理が付きまとうが株式は基本買ったらおしまい
あくまで私のスタンスとして紹介してますので一例としてお読みください。
FXには資金管理がつきまとう
FXは最大25倍というレバレッジを掛けることで、25万円の取引であっても1万円で取引が可能になる金融商品ですが、自分の想定外の方向へ動いたときには評価損に対する取引可能額をコントロールしてやらなければ、そのポジションを維持できません。
通常時はロスカットされても必要証拠金は残りますが、特に大きな変化があった場合には必要証拠金すら残らない可能性もあります。
下手したら追証・・・
そのために自分のポジションに対してロスカットを回避するための資金量などを常に想定しておく必要があります。
株式は配当をもらう権利を買う感覚でいいものを買って寝かせておく
こちらは2020年8月のとある銘柄のチャートです。
終値で3,815円ほどですが、株式は等価交換、さらに100株を1つの単位として取引している日本の株式市場において、この銘柄を買おうとすると38万円以上の資金が必要になります。
そんなのをいくつも持ってるわけだから、株式は金持ちがするっていうイメージはこういうことかも。
でもそれ以上の資金管理は必要ないのです。
FXのような少額投資と株式の資金管理のしやすさを足したのが端株投資
私が株式投資に踏み切ったのは、FXでの資金管理の難しさと待機資金による利回りの低下。
逆にFXにこだわっていたのは、少額から資産運用ができるという点。
それを足したのが端株投資だったというワケ。
中学生くらいの小遣いもあれば、ゲームを買うかわりに株を購入することはできるようになったって感じね。
消費したものへの執着はなくなる
すでに投資をされている方も一度や二度くらいは狼狽売りとか、損切りというものを経験したことがあると思います。
損切り自体はまた違うかもしれませんが、せっかく保有した株式を含み損に耐えられずに狼狽売りをするというのは大変もったいないことであると思います。
「せっかく買ったものを冷蔵庫で腐らせて食べられなくなったり、買い置きしていたものが消費期限を過ぎていた」といった経験はどなたも一度や二度くらい経験があると思います。
これらのものは株式とは違い、二度と現金化することができません。
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またこちらの記事では、マイボトルにいれたコーヒーのつもり貯金を使って株を買ったときの経験談を書いています。
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これらの記事の様に、無駄使いを株という資産に変えることこそ、買い物感覚になったことのメリットだと思うのです。
現物ならではの資金管理のしやすさは株式投資の魅力
あくまで投資というものは元本が確保されているものではありませんし、直接生活を豊かにしてくれるものではないかもしれません。
ただ食材を多く買い過ぎて、冷蔵庫で傷んでしまうこともあるということを考えると、株もそんなに大して変わらないかなとも思っています。
いずれにしても、少額からでも株が買える、そしてその株から配当金がもらえる権利を得られるというのは株式投資の魅力でもありますので、ぜひ端株投資というものの魅力を感じていただけたらと思います。
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