ネットでも使いにくいと評判のSBI証券を私が愛用し続ける理由として、端株取引が出来る数少ない証券会社というのは大きな理由の一つです。
端株投資についてはSBIネオモバイル証券が出来て、また少し勢力図が変わってきたようにも思いますけど、
- NISAが利用できる
- 住信SBIネット銀行から資金を移動する必要がない
といった面で有利なので、最近は手数料が掛かってもいいのでSBI証券のほうをメインで投資をしてます。
そんなSBI証券のスマホアプリ「SBI証券 株」がバージョンアップされ、後に紹介するスクリーニング機能が搭載されたことで、今までの不満が解消されました。
SBI証券株アプリで端株投資や優待検索ができるようになった
このアプリができるまでは「ハイパー株」というアプリを使ってました。
というより入れてましたっていうだけかな?普通に株取引するには問題なかったんですけど、単元未満株(端株)には対応してなかったので。
もちろん単元未満株の取引自体が一般的な取引じゃないんでしょうからアプリでまで対応させる必要もなかったのかもしれませんけど、こちらのアプリは2017年10月末をもってサービス終了しました。
で、現在リリースされているのはこちらの「SBI証券株アプリ」。
アプリアイコンの見た目はさほど変わってないのですが、中身は結構大きく変わりました。
株主優待検索
まず株主優待の検索が出来るようになりました。
個人的にはワザワザ外出先で金融アプリにIDとパスワードを入力し、ログインまでして探さなくても、ネット上でいくらでも何月銘柄とか出てるんで、普通にウェブ検索でもまかなえるような気がします。
ただ、パソコンを持たずスマホやタブレットだけで投資をしている人もいるのかもしれません。
単元未満株(端株)の取引
私にとって一番大きな変化は、単元未満株(端株)の取引が出来るようになったことでした。
それまではパソコンでしか端株注文できなかったため、注文を忘れて外出したためチャンスを逃したという経験は幾度とありました。
私のスタイルは朝の値動きを確認したうえで株式の注文をしているので重宝しています。
アプリの口コミ・評判
主に起動が遅いという不満が多いようですが、中には入金も出来ない(入金操作は出来るみたいです)といった不満も。
私が使っているのは格安SIMですが、「起動が遅い」とは言われるまで気にならないレベルだと思いました。
またログインができないといった不満や、SBI証券ならではの使い勝手が悪いといった内容、端末依存かな?と思うような口コミも集まっています。
私としてはPCメインだったりするので全く不満はないんですけどね。
SBI証券「株アプリ」でS株(端株)を買う方法
SBI証券株アプリでの端株の買い方はとても簡単です。
▽単元株取引 ▽単元未満株取引
銘柄の取引画面から上の黄色矢印のS株(SBI証券では単元未満株をS株と表現してます)をタップすると右側のように青く切り替わります。
すると、画面じゃ見にくいかもしれませんけど、真ん中あたりの株数が100株単位から1株単位に変更になってます。
ここで好きな株数に変更して注文発注。
すると後場の始り値で無事成行約定してました。
単元未満株の約定のタイミングについてはこちらの記事を参照してください。 ≫ SBI証券とネオモバイル証券の端株注文時間の違いによる約定のタイミング
バージョンアップで搭載された機能
株アプリが2020年3月27日に大幅にバージョンアップされ、非常に使い勝手がよくなりました。
株主優待検索機能
株主優待の検索機能はアプリ公開当時からありましたが、今回のバージョンアップでより細かに検索することができるようになりました。
まずは下のメニューから株主優待をタップします。
すると下のような画面になり、優待権利の確定月だとか優待の内容を設定することで、以前より細かく検索できるようになりました。
テーマ検索
株を買う時に「○○関連の会社に投資をしたい」と考えたことはありませんか?
例えばロボット関連、携帯関連、今のご時世でいえばコロナウィルス対策といった企業への投資とは意外と難しいものです。
そんな時には銘柄検索からテーマをタップしてみてください。
下の画面では「新型肺炎(コロナウィルス)」関連の会社、「好利回り」「注目の優待」といったものが表示されていますが、ロングランというところから入っていくと「テレワーク」「教育ICT」「自動運転車」などなど多くのテーマに沿った企業が検索されます。
自分では気づけなかった企業への投資が可能になります。
スクリーニング機能が搭載された
一番欲しかったのはこれ。企業のスクリーニング機能です。
あらかじめ買いたい銘柄が決まってる場合には必要ないんですけど、自分が納得できる企業を探してみたいと思うことってあると思うんですよね。
そんな時に重宝するのがこのスクリーニング機能。
SBIおすすめスクリーナーとしてプリセットされたもののほか、新規スクリーニングからはパソコン画面と同様のスクリーニング機能が搭載されています。関連 ≫ SBI証券のスクリーニング機能をつかって自分の力で銘柄を選ぶ
チャートの形状から銘柄を選ぶ
株価の動きはファンダメンタルと呼ばれるものとテクニカルと呼ばれるものによって左右されることがあります。
ざっくりいうと、ファンダメンタルは企業の売り上げや利益の増減といった経済的な指標で変動するもの、テクニカルとはチャート上に発生しているトレンドラインなど過去の値動きから今後の値動きを予測するものです。
こちらの検索機能ではそれらをもとに、検索してくれます。
絞り込み条件では東証1部、2部といった市場の選択、業種などといった選択や、チャート期間も1か月、3か月、6カ月と選ぶことができます。
ただ、これらを使って絞られるものは時間足によっても異なるものですし、トレードにかなり慣れた人じゃないと難しいかな?とは思います。
SBI証券の株アプリならは株投資もスマホで完了
このアプリが出るまでは、端株を買う時にパソコンに向かっている必要があったのですが、おかげでスマホから簡単に買えるようになりました。
またスクリーニング機能が付いたことで、自分で配当利回りや財務といった面を検索できるので非常に使い勝手は改善しています。
ネオモバイル証券で端株投資をしている人もこのアプリを入れておくと、銘柄の検索などに重宝するのではないでしょうか。
▽端株投資で時間の分散をしています
▽このアプリで一番最初に買った上新電機の端株優待で炊飯器を買いました
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