下がったら買い下がるというナンピンは時に「下手のナンピンスカンピン」と言って、逆に損失を増やすというデメリットもあります。
でも、私はこれまで端株投資においてはナンピンこそがメリットと思って、今まで続けてきました。
そこでナンピンをする際の事と、端株投資に合う銘柄というのを少し考えてみたいと思います。
ネオモバイル証券が開業し、これから端株投資をしていこうと思われる方には一緒に考えて見てほしいと思います。
まずは自分の資産とリスク資産のバランスを見直しておこう
まずはご自分の生活資金となる無リスク資産がどれくらい必要なのか、資産運用に充てられるリスク資産がどの程度あるのかのバランスを把握する必要があります。
まずは何があっても生活が確保できるお金というものは一番大事です。

そうでないと経済ショックが起きた時に、せっかく手にしたリスク資産を手放すことになりかねませんからね。
その上でリスク資産に充てられる銘柄を選定していきます。
端株投資に向く銘柄
成長が期待できる銘柄と配当目的の銘柄
端株投資に向く銘柄は、一つには成長が期待できる銘柄です。
今で言うとAI関連とかロボット、自動運転といったジャンルは期待できるんじゃないかと思います。
これは売却によるキャピタルゲインを目的とします。
それともう一つが配当目的の銘柄。
優待はないけど高配当で業績も安定的といった銘柄が一番の理想でしょうけど、そんな銘柄があったら教えてほしいです。
配当は単元株であっても、端株であっても配当単価は同じです。
100株30万円の銘柄の株主でも、10株3万円の端株の株主でも同額もらえます。

つまり投資額に対する配当利回りは変わらないのです。
私の保有する銘柄ですと、ERIホールディングスやアサヒホールディングスなんかは端株のまま配当だけ受け取ってます。
株主優待銘柄はおすすめしない
端株の株主であっても、保有株数が株主優待に該当する株数に届けば株主優待を受け取ることが出来ます。
私の保有する銘柄ですとヤマダ電機やKDDI、JTなどが該当します。
なぜおすすめしないか?というと、優待に必要な株数に達しないと優待がもらえませんので、計画的なナンピンが出来ないからです。

どうしても優待を受け取りには基準日までに単元株化しておく必要がありますからね。
つい欲張っちゃいました^^;(テヘペロ)
ナンピンするタイミングと注意すること
KDDIの株を単元化した時に感じた反省点を踏まえて、現在は色々試案をしているところです

銘柄ごとに許容リスク資産内でナンピンすること
投資の方法として端株という手段を使う人にとってみると、1銘柄につぎ込める額というのはさほどないのではないかと思います。
なので、無理にナンピンしていくと、せっかく下がった他の銘柄が買えないという事態にもなります。
またナンピン前提で銘柄を買う場合には、株価下落を見越して保有数を少なめに調整しておく必要があります。
▽個別株ではなく、こういった高配当銘柄のETFを買い集めるのもよいかもしれません。

平均単価を下げるようなナンピン
下落する株価を思わず買うとますます下がるから、落ちるナイフを掴むなとよく言われますが、つい掴みに行きたくなる気持ちは分かります。
ナンピンのいいところは平均単価を下げられるところにもありますしね。
こちらは一つの例です。

株価下落時に、同じように25株ずつ買っていくと、平均の取得株価は850円となります。
ところが下落するごとに10株ずつ増やしていく右のパターンだと平均取得株価は800円まで下げることが出来ます。
仮に800円を拾って上昇に転じても、優待銘柄でない場合には60株分の配当を受けることが出来ます。
まとめ
端株投資のメリットは、時間や銘柄を分散できることにあります。
もちろん、資金が豊富で単元株で買える人には何のメリットもないかもしれませんが、資金量の少ないつもり貯金やお小遣い投資をしているサラリーマンにはとってもおすすめです。
せっかくのサービスなのでうまく利用して資産運用をしてみませんか。

▽受け取った配当は再投資をして、さらに配当を増やしましょう

▽端株投資には実質無料で行えるネオモバイル証券をおすすめします

▽株価下落の時は怖くなるものですけど、きっとこの記事にはヒントがあるはずです。

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