以前ご紹介したg07++ですが、2018年2月23日、新たにg08が登場しています。
このg08の端末自体は以前にも目にしてて知ってたのですが、どうも面白い情報も見かけず、改めて自分で調べてみました。
もちろんg07++同様DSDSに対応していますが、気になるのはauの通話SIMが使えるの?という疑問です。
≫ auSIM対応のDSDS機「g07+」登場で格安SIMとの2台持ちから解放される?
≫ auの通話SIM対応のDSDS機「g07++」登場で脱2台持ち
g08の製造メーカーはWikoJapan(ウイコウ・ジャパン)
前作g07++はcoviaという、FREETEL同様もともと格安スマホを作っていた会社が作っていました。
今回はウイコウ・ジャパン(Wiko Japan)というフランスのスマホの企業が作っています。
Wikoは大きな未知の領域を越え、大手企業に立ち向かい、西ヨーロッパでトップ5にエントリーしました。フランスでは3年間で第2位、イタリアでは2年間で第4位、そしてポルトガルでは現在、第3位です。また、スペインとベルギー(1)では第5位、EU(2)でも第5位となっています。Wikommunityの皆さん、ゲームのルールを変えましょう!
2011年にフランスのマルセイユで設立されたWikoは、当初から大きな志を持っていましたが、このフランス発のブランドが2020年を待たずして、世界トップ5にエントリーすることを、5年前に誰が予測できたでしょう?引用:WIKOニュース
WIKOのホームページにあるWIKOニュースから引用しているためか、日本語が若干不自然ですが、とにかく欧州では人気のようですね。
g07++とg08の比較
g07++とg08の比較をしてみたいと思います。
g07++ | g08 | |
---|---|---|
OS | アンドロイド7 nougat | アンドロイド7.1 nougat |
CPU | MT6750Tオクタコア 1.5×4,1.0×4 | snapdragon430 1.4×4,1.1×4 |
ROM/RAM | 64G/4G | 64G/4G |
カメラ(out/in) | 1600万/1300万 | 1600万/2000+800万 |
画面 | LTPS液晶 | IPS液晶 |
価格 | 24,800円 | 25,800円 |
gooSimsellerのOCNモバイルoneのSIMセット価格を乗せています。
今回のg08はsnapdragon430を積んでます。
全体的なスペックを見た感じ、ZenfoneでいうとZenfone4selfieクラスでしょうか。
気になるg08の対応バンド
気になる対応バンドなんですが、CDMA2000には今回対応していません。
CDMA2000に対応してないとどうなるの?というと、auの3G回線の通話シムが使えないんですね。
auのVoLTE回線の通話SIMは使えるのですが、通話に4G回線を使うとDSDSする意味があまりなくなってしまいます。
前作のg07++は3キャリアの通話シムが利用できるという、今までにない端末だっただけに人気の機種だったのですが。
DSDSの目的
そもそもSIMフリー機にDSDSを求めるのは、データ通信のないキャリアの通話SIMで安く通話をし、4G回線のデータSIMを使って高速通信をするというのはDSDSの本来の目的じゃないかと思います。
それにも関わらず、通話に4G回線を使ってしまうと、データ通信は3Gとなり、本来の意義から外れてしまいます。
じゃあ、通話もデータ通信も4G回線で待ち受け出来るDSDS機を買えばいいじゃんと思いがちなのですが、現在4G+4Gが待ち受け出来るDSDS機(DSDV機)は高価なうえに端末が限られます。
DSDV機についてはこちらの記事で触れていますのでご参照ください。
≫UQモバイルでも使用可能!DSDS対応SIMフリー機Zenfone4SeliePro到着
3キャリア対応ではなくなったg08
色々格安スマホの情報なんかを見ていても、あまりg08を絶賛している情報を見かけません。
先ほども触れましたけど、そもそもg07+やg07++はauの3Gの通話SIMが使えて、元々のユーザーを取り込めるという面で大変興味深いスマホでした。
にもかかわらず今回はauの3Gに関しては使用できないという事のようですし、何か特筆するような目新しい機能もありません。
ただ、ドコモの3G回線は使用できますから、元々ドコモの通話携帯を併用している人にはおすすめかもしれませんね。
おすすめポイント
g07++との比較表では25,800円と表記しましたけど、gooSimsellerで通話もできるSIMセットですと16,800円で購入することが出来ます。
OCNモバイルoneは通話SIMの解約期間が半年と、他社に比べて短いのが特徴です。
さらにgooSimsellerの3月の決算セールではg07++を含め1万円を切る価格で販売されていました。
まさに格安スマホですね。
≫ 格安SIMがOCNモバイルone前提ならgoo Simsellerらくらくセットが安いのでお得
gooSimsellerの現在のキャンペーン情報
上記で決算セールというものに触れましたけど、現在はこちらのキャンペーンが行われています。
灼熱のウルトラサマーセール
こちらは2018年7月30日まで行われています。
今回のキャンペーンでg08は9800円、g07++がとうとう1,980円など、驚きの安さで提供されます。
まとめ
決算セールなどで格安で手に入るチャンスでもない限り、同等スペックを持つzenfone4Selfieを買った方が満足度が高いんじゃないの?というのが本音です。
確かg07の時もg07+になってauの通話SIMが利用できるようになったと記憶していますので、今後新しい端末が出ればチェックしてみたいと思います。
※SIMフリー機自体は各キャリアが動作確認を行ったものではありませんから、ネット上の情報などをご確認の上判断してください。
コメント
参考にさせて頂いておりますが、g07++のスペックが違います。g07+のスペックになっていますね。
斎藤様
ご指摘ありがとうございました。訂正いたしました。m(__)m