先日、初めて調べてみたフロッギー。
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想像以上に魅力的なサービスだったので改めて詳しく調べていたところ、フロッギーのサイトではあまり親切に書かれておらず実際に問い合わせをしてみました。
大体は想像するとおりでしたが、人気のネオモバイル証券と比較しても決して劣るわけでもなく、非常に魅力的な口座だったので、この感動をお伝えできればと思います。
フロッギーでは小数点分の株式にも配当金がもらえる
ネオモバイルでは1株単位での購入ですが、フロッギーは100円(2020年3月以前は500円)から株を買えるということで、保有株式には小数点株式が発生します。
配当は1株あたりに支払われますので、気になるのは「この小数点分にも配当がもらえるの?」といったところではないでしょうか。
実際1株100円の銘柄を1.5株持っていた場合に、0.5株分の50円の配当ってどうなる?っていうのは気になるところです。
一旦当社が受領し、権利確定日における当該有価証券の持ち分数量に応じて按分のうえ預かり口座に入金されます。
つまり小数点株式であっても配当金は反映されるということですね。
ん?でも、小数点円はどうなるんだろう?まあ1円未満はいっか
ちなみに配当金の通知はフロッギーからは届かず、自分の口座内で確認するようになるそうですが、ネオモバイルの1株から買えるなんてことはメリットにも何にもならなくなった感じです。
フロッギーの配当金自動再投資(DRIP)への対応は?
以前の記事で、DRIPに一番近いんじゃないの?ってことを書いたので、直接聞いてみました。
配当金を自動で再投資させるような仕組みを作る動きってあります?
残念ながらそういった予定はございません。
マジすか…。まあ100円から積立できるようになるので、全額再投資とはいかなくても、大部分を改めて再投資すればいいか…
名義は証券会社になるので長期優待対策には使えない
私が端株に対して魅力を持った最初のきっかけは、端株保有者も名義が投資家本人となることで株主番号が与えられ、あわよくば優待ももらえると言ったところでした。
やっぱり1株主として会社から「配当金を受け取ってください」と通知が来るのは嬉しいですしね
なので名義人ついても聞いてみました
単元株化されるまでの名義は当社となります。その後単元株化されると保護預りとなります。
まあ、配当を一旦フロッギーで受け取るという時点で想像はついていましたけど、端株保有の間は株主番号が与えられないので、長期優待対策としては使えません。
端株同士の移管はどうなる?
それじゃあ、端株対策としてネオモバイルで1株、フロッギーで99株揃ったときに移管して1単元にしたらどうなるの?ということも考え方としてはありだと思いますが、フロッギーは名義が証券会社になるので移管ができません。
いっそネオモバイル証券で1株買ってた場合、フロッギーで100株買った後特定口座に変えて株主番号を引き継いで、ネオモバイル証券で保有していた1株を売却という手段がベターではないでしょうか。
ちなみに他社への移管手数料は単元株、特定口座の時に1銘柄あたり1,000円掛かります。
相続は?
やはり将来への備えと言ったときには、相続といったことも視野に入れておいたほうがいいかな?と思い、まだ早い(つもり)けど一応聞いておきました。
もちろん相続はキンカブとして可能です。
フロッギーとは?キンカブとの違いって何?
キンカブってなんやねん!ワイはフロッギーについて調べとんのや!!
って思いません?
実はフロッギーは日興証券のサービスの一つ、キンカブという商品から派生したものなのです。
キンカブとフロッギーの関係
フロッギーはSMBC日興証券のキンカブがもとになってます。
キンカブは株式を金額指定、もしくは株数指定で購入できるサービスで、そのうちフロッギーとは記事からそのまま株が買えるというものをコンセプトとしていることと、金額指定の方法でしか株式を購入できません。
なので、わからない事があれば、日興証券のキンカブに関するF&Qを利用すればOKです。
フロッギー(キンカブ)のメリットとデメリット
ネオモバイル証券は1株から株が買えるということで、たしかにインパクトの大きい証券口座でしたが、フロッギーではもっと小さい単位で購入できること、後は漠然とですが端株保有中に株式合併などにより急に買い上げられるといったリスクも少ないのではないかと思います。
口座管理手数料も無料ですし、今後端株投資の一つの武器として、フロッギーが取り上げられていくのではないでしょうか。参考 ≫ 口座開設の仕方
▽フロッギーとネオモバの口座比較をしてみました。ぜひ併せてご覧ください。
▽アメリカ株で同じようなつみたてをするならワンタップバイがおすすめ。
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