私も40代半ばになり、周りでも自分の将来のために投資を始めてじぶん年金を作りたいと感じている人は徐々に増えてきているように感じます。
あと20年もすれば現役世代を引退というものが目の前に迫っているでしょうし、そのころには順調にいくならば子供たちも結婚、孫がいるかもしれません。
でも、それ以前には目の前に迫った子供たちの進学に関わる費用を乗り越えていくのが先決です。
はっきり言って今の私たち、教育費がマックスに掛っていく世代が、ゼロから投資を始めるには、出費が厳しい世代であるのも確かです。
そんなミドル40世代が投資を始めるにあたってまず行っていただきたいのは、節約をしてお金が貯まる流れを作るということです。
固定費を大きく削る見直しを行う
毎月爪に火を灯して行う節約は辛いですし、人間ケチになってしまいます。
それよりかは1度の見直しで継続的に出費を削ることが出来る固定費を見直した方がはるかに大きな費用を削ることが出来ます。
住宅ローンの借り換えや金利交渉
持ち家派の人ですでに住宅ローンの返済中の人でしたら、住宅ローンの借り換えや、金利の交渉といった方法が使えます。
残高によっては一度に繰り上げ返済をして、住宅ローンから解放されるというのも一つの手段かもしれません。
繰り上げ返済で圧縮できる利息はとても大きいので、出費に備えて負債を減らしておくというのは有効に作用してくれるはずです。
ただ、万一の際の生活防衛費など、不測の事態への備えは必要です。
リボ払いなどの高利での借金をやめる
家なんてものは現金一括で購入する人のほうが少ないわけですが、カード、しかもリボ払いというものについてはもっと慎重に利用するべきです。
借金が減るどころか、増える可能性しかありませんので、残高によっては然るべきところから借り入れをしても返済しておくべきです。
たばこをやめる
私も元は喫煙者でしたが、禁煙して早15年が来ようとしています。
改めて浮いたたばこ代を計算すると、1日1箱、平均1箱400円で換算すると220万にもなります。
220万というと大学入学に掛かる費用、さらには1年間の授業料を賄えてしまえかもしれないぐらいの額に匹敵します。
基本的にたばこがこの先値下がりすることは、まず考えにくいです。
格安SIMで携帯料金を節約する
私はこのブログにおいて、携帯料金というものを目の敵にするかのようにおすすめしてきました。
食費をどんなに切り詰めようと、携帯会社を変更するメリットには到底及ばないからです。
マイカーのあり方を考える
マイカーに関わるお金は正直バカになりません。
私も保有に関わるコストを試算したところ、血の気が引いた覚えがありますが、残念ながらマイカーを手放すと生活が成り立たなくなる可能性もあり、現在はマイカーが手放せない状態です。
カーシェアというものを上手に使える環境にある人はマイカーを持たないというのも一つでしょうけど、車やバイクを含めて趣味という人もいらっしゃると思います。
例えば任意保険をダイレクト型にするだけでもコストは下がります。
毎日のコンビニコーヒーをやめる
セブンカフェの販売が始まったころ、缶コーヒーより安いならいいじゃんと購入してたことがあります。
でもよく考えると、コンビニに立ち寄ることが億劫だったりして結局自宅からコーヒーを持参するようになりました。
たった100円とは言え、週5杯と計算すると年間24,000円ですからね。
投資の前に現在のインカムだけで家計の貯蓄体質を作っていく
上にあげたものはほんの一例であって、他にも削れるものはあると思います。
投資には少なからず損失というものも付いてまわります。
出来ることなら現在のインカムだけで家計が貯蓄できるようになれば、無理にリスクの高い商品に手を出さなくても済むのかもしれません。
▽節約したお金には課税をされることはありません。ぜひこちらの記事で節約の重要さを感じてほしいと思います。
まとめ
投資を行うことで豊かな未来を創るというイメージは結構ですが、風呂の栓も閉めずに風呂の湯をためても意味がないのです。
まずは家計を見直し、貯まる家計を作ってからでも投資というものに手を出すのは遅くはないはずです。
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