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医療保険の不要論や奨学金やローンをそのままにして投資することに嫌悪感を持つ理由

お金にまつわる話
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今日もどこかで医療保険の不要論や奨学金や住宅ローンは繰り上げ返済をしないままに投資を行う事に関する議論は行われてるんだろうなとは思います。

簡単に言うと?

医療保険は自己負担額の上限に制限があるので不要

奨学金や住宅ローンは格安の金利なので、より高い運用利回りを狙って投資したほうがいい

これらに関していうと、計算上おそらくそのとおり。

どっちがどうというのはさておき、私はこの手の話に非常に嫌悪感を持ってます。

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医療保険の不要論や奨学金やローンをそのままにして投資することに嫌悪感を持つ理由

ライフプランの変化によるリスクを配慮していない

加齢による健康リスク

まずはこちら。

私自身無理が効いた30代に比べて40代後半に差し掛かった今、老眼も進んだし判断力の早さも落ちました。もちろん健康への不安というものも以前に比べると大きくなったのは間違いありません。

ジロ
ジロ

実際に健康診断で引っかかる同年代も増えました。

そう考えると、大病を患うときが意外とすぐそこまで来ているのではないかと思うようになりました。

そういった大きな病気をした時に収入の減少や、医療費以外の支出長期に渡る可能性を考えると保険などで備えをしておくということの重要性を感じるようになってます。

家族の介護による収入の減少リスク

私自身に何かあった場合には妻と2馬力で働くことでなんとか回避できるかもしれませんが、家族が介護状態になった場合にはそうは言っていられません。

特に最近は建設費の高騰などもあり住宅価格はあがっているため、共働きで住宅ローンを組んでいる家庭も多く見かけるようになってます。

そんな時にもしも家族に介護する必要が出たらどうでしょうか。

加齢によるものは比較的予想はたっても、事故などによる介護、付添といったものは予測できません。

我が家の場合には息子の交通事故で、妻は介護や付添などがあり働きに出ることができなくなり収入源は断たれました。

交通事故の被害者の生活をちょこっとだけ語ってみる
最近交通トラブルのニュースが後を絶ちません。 高速道路で車を停めて因縁をつけた事故であっても、何も悪~続きを読む~

経済の変化に対するリスク

最近は経済も落ち着いているのに早期退職者を募る企業も目にします。

そしてそのボーダーとなって特に目にするのが45歳。

私はリーマンショックの際「給料が半分で会社に残るか他社へ行くか」という選択を迫られました。

当時、会社に対してそこまでの危機感は持っていなかっただけに寝耳に水の状態で、さらには自宅を建てた直後、子供たちも小さく転職への不安というものもあり会社に残りました。

結果的に給料は2割減程度ですみましたが、もしそういう年代になって巻き込まれる人がいるかもしれません。

ジロ
ジロ

今後またあの経済危機が来た時に、自分には年齢的にも転職という切り札が使えるかな?

リーマンショックの時の恐ろしさを改めて思い出してみた
リーマンショックの時の恐怖は相場の下落だけでなく、雇用の継続や給与面での賃下げなど、多くの影響がありました。少し大きな下落があるとヒヤヒヤするのは少しリスク資産に振り過ぎてる証拠かもしれません。今一度見直してみた方が良いかもしれませんね。

そういう情報が一方的に発信される

一番嫌悪感を持つのは、そういった情報が一方的に発信されること。

発信する側はそういったリスクも当然に把握して、貯蓄だったり資産で準備しているのでしょうけど、受け取り手がそこまで把握しているかどうかと言うのは別問題です。

もしもそういったことを理解せずに投資を最優先した場合、最悪のケースでは大きな損失を抱える可能性だって否定できません。

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投資資金と待機資金のバランスを取りつつ投資はしたい

ここまで挙げてきたことと矛盾するようですけど、投資は勧めておいたほうが良いと考えます。

保険に「入れなくなる可能性」を考えて待機資金を確保しておく

保険に入らずに投資するのも結構ですが、少なからず歳を取ると健康面での不安を感じることはあります。

確率論でいうと40代50代で大きな病気をする可能性というのは小さな数字ですが、実際にあなたが病気をする可能性というのはゼロではありません。

ジロ
ジロ

いや、あっさり大きな病気とかで働けなくなったほうが色々と都合がいいこともあるかも。

中途半端が一番厄介。

そうなった時でも家計が破綻しない程度の待機資金は確保する、それができなければ保険に加入したうえで投資はすすめたいです。

万一のときには傷病手当金として最大1年半も出るの知らんのんかいな?

ジロ
ジロ

日額の2/3で1年半も生活できんわい。

大きな収入源が断たれた場合でも家計が破綻しない方法を作っておく

まあ投資をすすめたほうがいいと感じる一番はこれかもしれませんね。

先程リーマンショックの際に組んだばかりの住宅ローンを抱えておきながら、給料が半分になる可能性を受け入れられたのは、その時1馬力で家計を回していたから。

つま
つま

私もがんばるわ^^v

妻からのこの一言で、きっと乗り越えられるだろうと思いました。(まあその後息子が亡くなったりして結果一馬力でなんとか乗り越えましたが)

その時は自分たちの時間を切り売りすることで乗り切る方法を選んだわけですけど、その時までに投資をすすめることで資産を貯めることができ、切り崩しながらでも乗り越えられるならそれでも問題はないと思います。

ジロ
ジロ

できるならそういう時こそ投資にまわしたいところではあるけどね。

インフルエンサーに気付かされない

以前日経でも取り上げられてましたけど、投資へのきっかけはものまね投資でもいいと思います。

「インフルエンサーがこう言ったから」ではなく、インフルエンサーの背後にあるものを自分にあてはめて解釈するか。

ひょっとしたらその人って働かなくても入ってくるお金があるかもしれないしね。

投資を続けるうえで一番大事なことは「自分で考える」ということではないでしょうか。

それが間違っていても問題はないと思います。

自分で考えて結論を出せた人は、修正もできるだろうから。

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自分がすすめるなら安全側をすすめたい

「医療保険に入らない」「借入金の繰り上げ返済をせずに投資に充てる」というのは、多くの確率論からしてもそれが正解かも。

でも社会保障の制度などは複雑です。

自分がその人のそばにいてアドバイスしてあげられるならまだしも、そういうワケにはいかないわけですし、リスクの許容度も全く違います。

もしも私が勧めたことでその人がリスクを取り過ぎたとしても、私は責任を取ることはできません。

なので私としてはなるべくなら安全側をおすすめしたいという気持ちがあるので、医療保険の不要論や奨学金やローンをそのままにして投資することに嫌悪感を持つのです。

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2008年ごろからFXで資産運用を開始、2015年のロスカットを機にして投資手段を見直して端株投資に行きつく。
すでに失敗することのできない年齢であることから、株式やインデックスを使って着実に資産運用を行う。
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