2014年から始ったNISA口座、利用してますか?
なんとなく見切り発車した感じでスタートした感じの制度でしたし、当時はいろんなブログで不平不満が出ていました。
国民全員にとって万全のものは出来ないとはいえ、それでも国が「年一定額までは投資で得た利益を非課税にしますよ」といったNISA制度を打ち出したことには凄く意義があったように思います。
そういう私は当時はまだFXメインでしたし、特に何に投資をするということもなく「とりあえずやってみよう」ぐらいの勢いで開設したNISAでしたが、現在では端株投資をするに際しNISA口座とのありがたみはとてもよくわかるようになりましたので紹介してみたいと思います。
この配当金や分配金が非課税になるって言うのが結構大きいんだ。
NISA口座で端株投資をするメリットとデメリット
配当金や分配金が非課税なので多くもらえる
NISAなら配当金は非課税だね。
端株投資を将来へのインカムゲインと考えている私にとって、NISA口座で配当金が非課税になるのは大きいメリットです。
私の年間配当金の予想が今年は10万円を超えましたが、もしもこれが特定口座だった場合、約2割の課税が行われて8万円ということに。
2万円って言ったら50万から60万相当の投資額が必要になります。
端株手数料がまかなえる
以前、端株の取引には0.5%(最低50円)の手数料が掛りましたが、2021年からマネックス証券、SBI証券での買い付けに関しては無料化されました。
ですが売却に関する手数料は今まで通り掛かります。
保有する期間と期待できる配当利回りにもよりますが、1万円の株式から年間3%、つまり300円の配当を受け取ったと仮定すると、本来課税されるのは60円となり、課税されたまかなえるで端株投資手数料がまかなえるのです。
譲渡益まで非課税
そしてNISAなら売却で得た利益も非課税。
基本的に端株投資は将来のインカムゲインとなる資産を買うというスタンスの私にとって株の売却ということは考えていませんが、それでも年間配当の何年分といった大きな利益になった時には手放してきた銘柄もあります。
でもその後、もっと上がったんだよね?www
なぜそれを・・・
そんな銘柄も多々ありましたけど、手放した時の利益が約2割なくなるのとまるまる手に入るのとでは大きな違いです。
NISAにもデメリットはある
ただ反面デメリットもあって、損益通算ができないといったことや、ロールオーバー時点で含み損となっている銘柄については特定口座に移管された場合に課税額が増えると言ったこともあります。
特に2019年以降はロールオーバーができなくなったので、投資をする銘柄の判断はこちらの記事を参考にしてみてください。
端株投資ができてNISAが使える証券口座
現状端株投資でNISA口座が使える証券会社は以下の通り。
一時期ブームとなったネオモバイル証券はNISAが使えませんでした。
新NISAはどうなる?
NISAはまもなく終了の予定で、その後新NISAに移行すると言われています。
現状あまり情報量としては流れてきていませんが、私はNISAとつみたてNISAの間くらいのイメージを持ってます。
なので、今後も非課税で配当金を受け取っていくということが可能とは思っていますが、今後この方針には検討の余地があるかもしれません。
端株投資の配当金はNISA口座を使って非課税で受け取ろう
投資といえば「株」「配当金」「株主優待」とイメージしている人もいらっしゃると思いますが、本来株式投資には多くのお金が必要です。
そこで私が目を付けたのが端株投資。
端株投資は株主優待こそ期待できませんが、株主ですから配当金はもらえるんです。
受け取った配当を使って、ランチに行くもよし、家族を連れて遊びに行くもいいです。
でもせっかく受け取った配当金は再投資して、翌年以降より多くの配当金を受け取ることに充てた方がいいよね。
とはいいつつ配当金に課税されるのって地味にパフォーマンスを下げるのでNISA口座をうまく活用して非課税で配当金を受け取ってみるというのはいかがでしょうか。
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