ポイントを使った投資信託の買い付けや、クレジットカードでの引き落としにポイントを付けるといった、独自のポイント制度を持つ楽天ならではの強みで、完全に差をつけられたSBI証券でした。
100円投資だ、毎日積立だ、手数料だと、お互いが対抗してきたとはいえ、さすがに今回は無理かなぁと思ってたところ、 SBI証券が目をつけたのはTポイント。
関連 ≫ SBI証券が楽天証券の投信積立に追随することは可能なのか?
現在は離脱したとはいえ、SBI証券は元々ソフトバンクの金融関連企業として設立されたこともあり、ソフトバンクとはなかなか関係が古いようで、YahooIDを利用したTポイントの活用をしつつ、新しくネオモバイル証券で、株を1株単位で変えるようにしたのは凄いと思いました。
実は、これで終わりだと思ってたんです。
今回は楽天証券同様、投資信託を買付できるようになり、さらにSBI証券内でのポイントの扱いが変わってきたので少しご紹介をしたいと思います。
SBIポイントからTポイントへ
SBI証券では取引によってSBIポイントを獲得することが出来ました。
新規口座開設 | 100ポイント |
株式取引 | 取引手数料の月間合計手数料の1.1% |
投資信託取引 | 月間保有額の年率0.1%~0.2%相当 |
金・プラチナ取引 | スポット取引、積立て買い付け手数料の1.0% |
株式移管入庫 | 入庫1回につき100ポイント |
ネオモバイル証券でポイントを使った株式投資が出来るようになって以降、ずっと目を付けていたのが投資信託の保有に関する投信マイレージポイントでした。
投資信託のマイレージポイント

投資信託のマイレージポイントのおいしいのは、月間の投信保有額に対して、毎月ポイントが貰えるのです。
投資信託によっては0.05%
ただし、つみたてNISAで人気の、低コストインデックスファンドについては、0.05%、0.03%と別途定められています。
0.05% 計110本 | 野村つみたて外国株投信 |
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eMAXIS Slimシリーズ | |
たわらノーロードシリーズ | |
ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズ | |
0.03% 計14本 | 楽天ヴァンガードシリーズ |
eMAXIS Slimシリーズの一部 | |
ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズの一部 |
上記の他、ポイントの付かない投信も2本設定されています。
詳しくはこちらでご覧ください。
公式 ≫ SBI証券投信マイレージ付与一覧表
SBIポイントはポイントサイトへ移行してTポイント化
このSBI証券で貯まったポイントは、一度SBIグループが運営するポイントサイト「SBIポイント」へ移行させる必要がありました。
公式 ≫ SBIポイント
ここからTポイントへ移行してやれば、ネオモバイル証券でも使えるんではないかと考えていたのです。
これがなかなか煩わしくてですね。
最低ポイント交換が500ポイントからということで、投信を少額しか保有していない私にとっては、なかなか貯まることが期待できませんでした。
投信マイレージで貯まったポイントをそのまま投信の買い付けに

今回のTポイントへの変更により、投信のマイレージポイントを直接投信の買い付けに充てることが出来るとのことで、数ポイントを無駄にせず投資信託の買い付けに充てることが出来るようになります。
ミライノカードを改善して欲しい
以前もご紹介したミライノカードですが、出来ればこちらも改善して欲しい・・・
関連 ≫ ミライノカードなら住信SBIネット銀行経由で最大1.21%の高還元
こちらは住信SBIネット銀行が発行しているだけに、ポイントが銀行のポイントになります。
でも、せっかくSBIグループにあるカードなのですから、こちらも改善して欲しいです。
100円1ポイントにして欲しい
まずは現在1000円単位で付くポイントを100円単位にして欲しいです。
やはり、100円単位が切り捨てられるのは年間を通すと地味に痛いですから。
住信SBIネット銀行へのスマプロポイントじゃなくTポイントへ
こちらは銀行の発行するカードですから難しいかもしれませんけど、選択制でTポイントに移行できるようにならないものかと思ってます。
結果現金で銀行に入金されるので一緒なんですけど、そもそものスマプロポイントも辞めてしまって、すべてTポイントに統一してしまえば使い勝手が良くなりそう。
楽天グループもそうですし。
カードで投信を買ってもポイントを付けてほしい
さすがに株を買った金額に対してもポイント付けてほしいとは言いませんけど、投資信託の積立てなどで購入した分に、楽天証券同様ポイント付けてほしいなぁ。
SBI証券が始めたら、楽天証券も改悪出来ないだろうし。
まとめ
ネット証券でも断トツの口座数を持つSBI証券ですけど、最近は楽天証券を追う形になっています。
SBI証券を愛用している1人としては、追う形だけでなく、独走するところも見てみたいと思ってます。
▽私がSBI証券を使い続けてる理由です

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