新たに節酒することで資金を捻出して投資信託の積み立てを始めようと考えてます。
そこで色々考えるなかで、自分にとって「リスクの小さいものを積み立てるより、リスクの大きい商品を積み立てる方が将来的なリターンは大きいだろう」という考えがどうしても抜けず、これまでも債券という部分はあまり興味が持てませんでした。
そしてそれは今でも大きく変化はありません。
でもそこで興味を持ったのが「楽天米国レバレッジバランスファンド(USA360)」
これの積立を考えてます。
楽天米国レバレッジバランスファンド(USA360)の特徴
株式とレバレッジを使った債券で成り立つ
このファンドは以下のように、米国株式と米国債券から成り立っています。
一見すると楽天米国インデックスバランスファンドに似てるのですけど、面白いのはここから、
純資産の90%は米国株式で成り立っているのですけど、残りの10%にはレバレッジが掛かって270%に。
27倍界王拳だぁ~
全体的としては、株式:債券比率は1:3というワケ。
株式にはレバレッジが掛からない
この商品が気になったのは、株式にはレバレッジが掛からないというところなのです。
ただでさえリスクの大きい株式にレバレッジが掛かっては、順調な時にはいいのですけど、そうでないときには一気に損失を膨らませることも。
ちょっと前に世間を騒がした通称グロ3(グローバル3倍3分法ファンド)でしたが、こちらは株式やリートにも3倍レバレッジが掛るため、直感的面白そうとは思いませんでした。
そして実際に運用するものはVTIというETFで、楽天全米株式インデックスファンドでもなじみの深いETFは折り紙付き。
債券のレバレッジは大きすぎないか?
ちょっと懸念しているのは債券のレバレッジ。
たしかに債権のリスクは株式のリスクに比べると小さめではありますけど、いかに言ってもこのレバレッジは大きすぎる気も・・・。
債券価格は金利が引き下げられれば上がり、引き上げられると債券価格も下がる要因に。
この辺りはトルコ外債で私も経験しましたが、高金利の債券は値段が上がります。
詳しくはこちらの東証マネ部の記事が分かりやすいと思います。外部リンク ≫金利が動くと、債券はどんな影響を受けるの?
すでにアメリカの政策金利は0.25%まで下がってますから、もう少し先では金利引き上げによる債券価格の下落を考えておかないとまずいかもしれません。
コスト
販売手数料
こちらの楽天米国レバレッジバランスファンド(USA360)には販売手数料が上限3.3%掛かります。
え?今時販売手数料が掛かるような投信買うん??
それがSBI証券なら無料なんだな~。
投資信託の販売手数料は上限こそ決められてますけど、証券会社によって決められるのでこういった点でもネット証券はおすすめですね。
信託報酬がちょっと高い
最近は0.1%台の信託報酬に見慣れてしまったのですけど、こちらの信託報酬は0.4675%(税込)。
さらにVTIの信託報酬がかかるので0.4945%(税込)程度になるのですが、グロ3と比較してもそんなに遜色はないくらいです。
レバレッジ掛けてうんたらかんたらしてたら掛かるよね。
債券投資に興味のないけど楽天米国レバレッジバランスファンドで積立をはじめてみる
今回のこちらの商品を積み立てるのは、あくまで節酒投資の一環。
酒で出費していたか投信で出費するかだけの違いなので、ちょっとリスクを取り目に選んでみたいと思います。
ただ、信託報酬が高めなのと、やはり気になるのは債券部分のレバレッジ。
なので長期で持つより、雰囲気を見ながらできれば利確していきたいと思ってます。
だからNISAで積み立ててるよ。
いちいち手間ですけど、1日1日飲まなかった日に注文を入れて頑張ってみたいと思います。
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