単元未満株で端株投資が出来る証券会社
まずは数字で見て分かりやすい手数料を含めて端株投資が出来る証券会社を調べてみました。
端株投資ができるネット証券の料金比較
証券会社 | 商品名 | 手数料 | ポイント投資 |
---|---|---|---|
SBI証券 | S株 | 無料 | Ponta V |
楽天証券 | かぶミニ | 売却11円スプレッドあり | 楽天 |
ワン株 | 0円 | ||
カブドットコム証券 | プチ株 | 0.5%(最低48円) | Ponta |
大和コネクト証券 | ひな株 | 無料 | d Ponta |
SMBC日興証券 | キンカブ、フロッギー | 無料 | d |
PayPay証券 | スプレッドあり |
こうして手数料を見比べると、ネット専業の証券会社の手数料の安さは魅力的ですね。
松井証券の単元未満株の扱いは?
松井証券でも単元未満株の売却(厳密に言うと買取請求)することはできますが、買付をすることはできず、基本的に株式併合や分割が行われた時に発生する単元未満株を取り扱うのみとなっています。
単元未満株で端株投資の出来るネット証券の比較
約定は1日3回のSBI証券の端株(S株)
SBI証券の端株取引の回数は1日3回。
そして手数料は、以前は最低料金として50円(税別)がかかっていましたが、現在は無料化されています。
スマホアプリ「SBI証券株」にてS株の発注が可能で、買付にはポンタポイントやVポイントが使用できます。
また2024年8月30日より、1回1000円からの株式の積立ができるようになりました。
リアルタイム取引も可能な楽天証券の端株(かぶミニ)
2023年4月、楽天証券でも端株の取り扱いが始まりました。
ここの特徴はなんといってもリアルタイム取引ができる銘柄があることで、取引時間が限定される他社から頭ひとつ飛び出した状態です。
楽天証券では楽天スーパーポイント(通常ポイントのみ)を使って株式を買うことができますが、株式はSPU対象外なので投資信託のほうがいいかもしれません。
1日1回の約定マネックス証券のワン株
SBI証券に比べて1日の約定回数は1回、午前11時30分までの注文で、後場の始値で成り行き注文となります。
以前はSBI証券と同様に、最低料金50円(税別)が掛かりましたが、2021年7月5日からは買付手数料は無料化されました。(売却手数料は必要)
約定回数は日に2回、カブドットコム証券のプチ株
午前10時までの注文だと当日後場の始値で成行注文となります。
午後11時までに注文を入れると翌営業日の前場始値での成行注文となります。
福証、札証上場銘柄は売却だけとなります。
スマホアプリ「kabu.com」にてプチ株の取引が可能です。
プレミアム積立プチ株なら月500円から積み立てできる
2019年12月16日から、月500円から積み立てのできる「プレミアム積立プチ株」というものが始まりました。
毎月500円以上1円単位で設定し、その範囲内でプチ株を買付してくれるというもので、積立設定分の手数料は無料。
銀行口座からも自動引き落とししてくれるので、特に面倒な手間もないのが特徴です。
ただし、買付は1株単位となるため、500円で株価1000円の株は買えないよ(2回目で買付)ということになります。
大手では唯一良心的な大和コネクト証券
大手のなかでは唯一ネット専業証券会社と同等の大和コネクト証券。
dポイントやPontaポイントが使えて、手数料も無料。
自動入金にも対応しているのがありがたいので一時期開設を考えてたんですが、すでにdポイント投資としてフロッギーを開設していたので見送った証券会社。
SMBC日興証券のキンカブ(フロッギー)
このキンカブ(フロッギー)はSMBC日興証券のサービスですが、特徴の一つは100円から株を買うことができるのです。(フロッギーならポイントはdポイントが使用可能)
もともとは500円からの買付だったんだけど、2020年3月から100円に引き下げられたんだ。
そしてその最大の特徴は1株単位よりもっと小さい小数点株を取り扱うことができます。
同じ4,000円の株を買うのでも、他証券では4,000円必要ですが、キンカブ(フロッギー)ならば500円で0.125株買うことが可能といった感じ。
なので積立設定さえしてやれば、手数料無料で株式をドルコスト平均法を使って積み立てることができます。
旧ワンタップバイのPayPay証券
以前はワンタップバイというスマホ証券でしたが、現在はPayPay証券になりました。
こちらの特徴としては日本株だけでなく米株も1000円単位で買付できること。
また買付に関してもフロッギー(キンカブ)同様に1株未満の株式を買うことができるので、ドルコスト平均法で買い付けることが可能。
単元未満株制度を使った端株投資ができるネット証券会社の比較
NISAのことやメイン使いを考えるとSBI証券もしくは楽天証券
金融商品を一つの証券口座で取引(管理)したいというのであれば、断然両社のどちらか。
銀行からの資金移動も多くの金融機関に対応してますし、金融商品の移管なども無料でできます。
端株投資だけでなく、両社は投資信託の取り扱いも多いので、NISAを開設するのであれば必然的に決まってくるのではないでしょうか。
ドルコスト平均法で積み立てられるキンカブ
投資商品はどうしても変動のあるものですが、定量で買おうとすると毎月の投資額も変動してしまい、前月から値上がりしているとどうしても思い付きが悪くなるものです。
そこで毎月定額で株を買えるというサービスのキンカブは、私が今一番おすすめの証券口座です。
両社の違いはこちら。
米株の端株投資もするならPayPay証券
国内株に関しては比較的多くの選択肢がある証券口座ですが、米株の端株投資口座なら旧ワンタップバイのPayPay証券。
最近は投資信託でもS&P500トップ10インデックスのような投資信託も増えてきたので、あえて端株で米株を買う必要もないとは思うけど、PayPay証券アプリなら1000円から(PayPayアプリの中からなら100円から)投資ができるので、個別に株式を保有したいというならそれもあり。
端株投資するなら、資金移動がしやすくNISAを開設した証券口座がBest
システム的に気に入っているのはSMBC日興証券のフロッギーです。
でも即時入金ができる金融機関が少なく、住信SBIネット銀行からですら振込入金だったり(手数料がかかる金融機関からの入金はキャッシュバックされます)、株式の他社移管にお金が掛かったりと、どこか不自由を感じてます。
なので各社いろんな特徴のある証券口座ですが、一番オススメなのは自分にとって資金移動がしやすい口座、そしてNISAを開設した証券口座がBestかなと考えます。
もちろんNISAは配当金や売却益が非課税になる反面、損益通算ができないといったデメリットもありますので注意が必要ですが、まずは小さな額から始めてみてライフスタイルに合う証券口座を見つけてみてはいかがでしょうか。
コメント