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米国株ETFを買う時の悩みごと。為替レートはどう考えるべきか

米国株・ETF
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アメリカ株式をはじめとして、海外株式に投資している人は増えたような気がします。

というより、そういった情報を目にする機会が増えたからそう思うだけかもしれませんが。

さて、海外に投資をしようとした時に一つの課題となるのが、為替取引の問題です。

為替手数料は安いところで交換すればよいとしても、為替レートに関してはどうにも出来ませんよね。

実は私自身も、一時期外貨積立て用の資金が底をついたのを機に、全レートでの米ドルの買い付けを止めてまして、果たして再開するべきなのか思案しています。

一定レート以下での積立注文は入れているとはいえ、このまま停止しておくべきなのか迷ってまして、この記事を書きながら再考しようとしています。

≫ SBI銀行での外貨積立に上限レートを設定して多段式に買付注文入れてみた

≫ 端株制度まで使って日本株式に投資をしている私が米国株ETFを買ってる理由

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為替取引の問題

為替手数料

住信SBI銀行で外貨積立設定をすると、米ドルで片道2銭という激安ぶりです。

10年ほど前は、他のネット銀行でも50銭とか1円という手数料だったことを考えると、この2銭と言うのがいかに安いかお分かり頂けると思います。

≫ SBI銀行の外貨積立ては外貨預金の為替手数料が高いなんてもう言わせない

なので、為替手数料は住信SBI銀行で取引をして、SBI証券へ手数料無料で送金をしています。

また後述しますけど、積立設定も細かく設定でき大変便利です。

為替レートの問題

冒頭に米ドルの積立を止めていると書きましたけど、正確にいえば、「私の設定した積立上限レートを現在のレートが越えている」というのが正解です。

海外通貨での投資と言うのは、投資先の評価に加えて為替リスクもあるため、あまり高いレートで買ってしまうと、これから先の円高局面にとても大きな含み損を抱えることになりかねません。

≫ 米国株ETFを買ってるけど気を付けてること

もっとも出来るだけ安く買いたいと思うのは誰しも同じことです。

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為替レートはいくらまで許容するべき?

個人的には105円から先は買いたいと考えていますが、仮に110円の時に買った米ドルで、アメリカPFFを買ったと仮定しましょう。

1年後に為替が105円と円高になった時には、5円分損をしたということになるでしょうか?

PFFと言えば、年利回りで5%を超えると言われるETFです。

≫ 高配当で人気の米国株ETF「PFF」はNISAとの組み合わせも悪くない?

なので、110円で買っても、利回りを含めて考えた時には相殺出来てしまうと考えてもよいかなと思ってます。

長期投資のメリット

そんなイカサマチックな理屈を並べても、納得出来ない人もいるでしょう。

でもそれが長期投資のメリットであり、強みだと割り切ってしまってもよいのではないでしょうか。

幸い、米ドルから円転という作業も必要ですし、為替レートで儲けようと思うならFXでよい訳ですから。

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為替レートを気にせず積み立てる

ドルコスト平均法で積立てる

為替レートの行方を気にしても仕方ないのではありますが、ドルコスト平均法でコンスタントに積立てていこうと思います。

住信SBI銀行では1日500円、週に5日積立を行ってくれます。

4週間あったとして1カ月約1万円の積立となります。

NISAなら海外ETFの購入手数料が無料

各相場の時の積み立てられる米ドルは下記の表のようになります。

105円 110円 113円
1万円 95.24ドル 90.91ドル 88.50ドル

110円で積立てたときと105円で積立てた時の差は4ドルちょっと。

日本円に換算すると500円に満たないくらいでしょうか。

NISA口座でPFFをはじめ、海外ETFを購入すると手数料が無料化されますから、まもなく折り返しとなるNISA期間中は購入手数料と割り切ってみようかと思います。

≫ NISAはどっちを選ぶ?私がつみたてNISAを使わない理由

複数の注文を組み合わせてより安く買う工夫をしてみる

住信SBI銀行の外貨積立設定は、積立レートの上限を決めることが出来て、大変重宝します。

積立頻度も毎日、毎週、毎月と細かく設定できますから、基本的には毎週500円。設定レート以下では毎日500円の注文を追加といった設定も可能です。
≫ SBI銀行の外貨積立設定を工夫して、ドルコストをさらに活かす

毎日積立がよいのか、毎月積立がよいのかというのは好みの問題とはいえ、私個人の思いとしては、投資をしていると実感できるので、毎日積立が好みです。

また、どちらが得なのか?といったことについてはこちらの記事を参照してみてください。

≫ 毎日積立と毎月積立はどっちが有利?激動の2月で検証

SBI銀行の仕組預金「コイントス」を利用する

難易度が高く、あまりおすすめとは言いえませんが、仕組預金の判定日で円高水準にあれば外貨で償還されることから、現状より円高水準で外貨に交換できる可能性が高いです。

≫ 年利では何と6%!! SBI銀行の仕組み預金「コイントス」に挑戦してみました

≫ 住信SBI銀行の年利6%の仕組み預金「コイントス」が償還されました

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まとめ

今まで毎日積立ということにこだわり過ぎていたのかもしれません。

毎日500円で1週間だと2500円の積立ですが、毎週500円の積立とすると1日当たりは100円の積立となります。

これに、希望レート以下では毎日積立を組み合わせながら積極的に外貨を買っていけば、為替が与える影響というものは小さくなると思うので、早速試してみようと思います。

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2008年ごろからFXで資産運用を開始、2015年のロスカットを機にして投資手段を見直して端株投資に行きつく。
すでに失敗することのできない年齢であることから、株式やインデックスを使って着実に資産運用を行う。
詳しいプロフィール ≫ こちら

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コメント

  1. hashi より:

    Jiro様
    長期的に見て、今後円高に振れる要素はほとんどないと思います。
    インバウンド需要とか爆買いとか喜んでいますが、要は世界的に見て、日本のインフレが停滞していて相対的に日本の物価が安くなっているから外国人観光客が増えているだけだからです。
    短期的にはトランプ政権のアメリカファーストが行き過ぎているのは事実ですが、長期的には人口減という致命的なマイナスが解消されない限り、日本円が高くなるとは考えられません。

    • Jiro より:

      hashiさん、アドバイスありがとうございます。
      私も人口減にも関わらずこれだけの借金をしている国ですし、一方的に円高になることは考えにくいと思ってます。
      なので一時的に円高になる時には、買い場と信じて買いに走りたいと思います。
      でもその時のメンタルが強くないと挫けそうです><

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