何本かの投資信託を研究してきて色々考えて、それでも現状一番興味があるのが「楽天全米株式インデックスファンド」です。
検討してきた投資信託
ここ半月でいろんな投資信託を検討してきました。
≫野村つみたて外国株投信と楽天・全世界インデックス・ファンド
≫楽天・全世界株式インデックス ・ファンドと全米株式インデックス ・ファンド
最初は大変でしたけど、それなりに楽しく調べることができ、いろんな発見や気付きがあったように思います。
日本株式を対象外とした理由
以前も記事内で触れましたけど、日本は少子高齢化です。昨今の空き家問題など、経済が発展するにあたって、内需というものが先細りになっている国の企業の将来より、人口が増えている国の方に魅力を感じます。
T○SHIBAや○lympusなどは不正会計問題がありましたし、神○製鋼、タ○タは世界を相手にものづくりの日本を裏返す大変な事をしてしまいました。
何となくですけど、そういう会社って他にもあるんじゃないの?って疑いたくなるようなレベルです。
世界を見れば日本だけではないとも思えますけど。
新興国株式を対象外とした理由
私が知らないだけで新興国にも優れた企業というものは多々あると思います。
ただ、新興国のインフラ整備など、日本を始め海外の企業が参入していることを考えたときに、それらに関するお金が先進国に流れてるんじゃないかなって気がします。
他にもスマホや家電など、多くのものが先進国から流れてる気がして、どうも新興国の企業というのはピンときません。
多分、海外で住まわれてる方とか、各国の事情をよくご存じの方は「そんなことないし」って言われる方もいらっしゃることでしょうけど、まあ今探しているのは1本目の積立て用の投資信託で、あえて新興国株式という選択はないという趣旨で外しました。
バランスファンドを対象外とした理由
eMAXISの記事でも引用したものです。
バランスファンドに比べるとやはり株式のインデックスは比較的リスクが大きいようです。
小さいバランスファンドも捨てがたいのですが、ドルコストで積立てた時に値動きが大きい方が魅力があるかなぁ思ったからです。
ただし、2本目以降に追加するのであれば、バランスファンドの中から選ぶかもしれません。
全米株式の魅力
じゃあ、なんで全米株式なの?という時に、上で却下した条件が当てはまらないと思ったからにほかなりません。
本来投資は分散が基本とは思ってますので、その考えから言うと本来は外れた選択なのですが、だけど、野村つみたて外国株投信の研究をしていてMSCI-KOKUSAIマザーファンドの6割以上がアメリカという事実に気付いてしまいました。
≫野村つみたて外国株投信と楽天・全世界インデックス・ファンドを調べてみました
また、新興国株式のマザーファンドの内訳を見ても、アメリカが1割を占めてます。
なんで新興国株式にアメリカ?と内訳を見てるとアリババや百度なんかが含まれるからなんですね。内訳について興味のある方はこちらからご覧下さい。≫請求目論見書(PDF)
それならもう全米一択でいいかなという結論に至った訳です。
また、ニューヨーク株式市場には日本を始めとする先進国のほか、新興国の一流企業が数少ないながらも上場しています。
それだったら数は少ないながらも数少ない先進国、新興国にも投資可能じゃん?ということです。
まして楽天全米株式インデックスファンドの投資先になるVTIは、全米のほぼすべての株式に投資をしてるわけなので。(とうとう積立始めます≫楽天全米株式インデックスファンドの毎日積立をSBI証券で設定完了)
もうひとつは、資金量が分散させるほどではない。
まあ、偉そうなこと書いてきましたけど、これが全てですかね(泣)。
自分の投資経験上
リーマンショック以降FXをしていた私は、ドルの次の基軸通貨はユーロだ、元だという話をたくさん聞いてきました。
一時期はアメリカ国債のデフォルト問題もありました。
今のアメリカの株価とかなんとなく信じがたい気もしますけど、それでもアメリカは立ち直ってきました。
やはり世界の中心にはアメリカがあって、アメリカ有きで世界経済を引っ張ってるんだなぁという個人的な感想からです。
まとめ
「野村つみたて外国株投信」は信託報酬も「楽天全米株式インデックスファンド」と比較してもほぼ同一レベルですし安くとてもいい商品だと思います。
正直、野村の投資信託って信託報酬をぼったくってるというイメージを持ってましたので、印象が変わりました。
ただ、「楽天全米株式インデックスファンド」がSBI証券に設定されるまで後数日ありますから、もう少しだけ悩んでみようと思いますが、正直どちらも好き好きというレベルの商品であることには違いないと思います。
▽野村つみたて外国株投信について詳しく書いてます
▽似たような名称の投資信託ですが間違わないように
▽毎日積立を全米株式インデックスで始めました
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