最近増えたポイントでの投資。
最初に始めたのは楽天証券でしたっけ?
その後Tポイントを使ったネオモバイル証券の開業から一気に増えた感じですけど、携帯系ではすでにあったのかな?
さて、今回はそんなポイントを使った投資の課税についてということがテーマですが、こちらは以前投稿したネオモバイル証券の時の出来事をもとに記事を作成しています。
今さらポイントを使った投資の課税?という方のほうが多いかもしれませんけど、気になったのはこちらの投稿。
ツイート主がどこの証券会社のポイント投資について言及したかはわかりませんけど、確かに現金の手出しはないし、売却した時にはポイント分が増えて証券口座に入金されるわけだからわからなくもない。
でもこれが本当なら大変なことに。
ポイントガチ勢にはその苦労が水の泡になりかねませんからね。
そこで・・・当時話題になっていたネオモバイルに直接に問い合わせ、さらには税務署まで行ってみましたのでご紹介したいと思います。
結論としては「利益が出れば利益分に課税される」という事でした。
ネオモバイル証券でTポイント投資は、利益分にのみ課税される
上で紹介したツイートによると、5万円分のポイントで買ったものが10万円になった場合、10万円全額が課税対象となるとありますが、5万円分のポイントで同値で撤退した場合にも課税されるということになります。
株式を全額Tポイントで購入したとします。
その後同値で売却した場合税金はどういう扱いになりますか?
全額課税対象となるのでしょうか?
これに対してネオモバイル証券の回答としてはこちらになります。
Tポイントでご購入いただいた場合でも、利益が出た場合は課税対象となります。
ただし、今回お客さまがおっしゃっているケースでは、同値でのご売却のため税金はかかりません。
Tポイントでの購入も現金で買い付けいただいたことと同じと考えますので、このケースでも利益が出れば課税対象となります。
つまり5万円分のポイントで買った株が10万円になった場合、利益となる5万円分が課税対象というワケ。
まあ当たり前ですよね。
ただ、そうなるとツイート主の真意というものが若干ぶれてくるので、再度そういうツイートを見たから気になったんですけど?ということで問い合わせをしてみました。
ツイートの内容に関しましては当社では回答できかねますので、税務署へのお問い合わせをお願いいたします。
税務署の判断によるところもあるけど、基本的には5万円から10万円になった時には、利益の5万円分に課税されるというスタンスの解釈ということですね。
そうですか、税務署ですか・・・苦手なんだよな…
・・・ということで行ってきましたよ・・・税務署・・・
税務署でポイント投資の課税について聞いてみた
まずこちらのキャプチャ画像をご覧ください。
入金明細になるのですけど、以前三菱商事の株を購入した時に使用した200ポイントが、受け渡し日に200円入金になってます。
ネオモバイル証券がポイントを買い取る形で株式購入代金に充てられるという解釈のようなのです。
えっと…ポイントを使って株式投資が出来るサービスが始まってるんですけど、それについての課税について教えてほしいです。
株式を買うのに、1ポイント1円で証券会社に買い取ってもらったお金を使って株を買った場合って、そのポイント分も課税対象になりますか?
ポイントで購入しても、株式売却で発生した利益分には掛りますけど、それ以外に課税対象となるところがないと思うのですけど?
そもそも200円分のポイントを等価交換で買い取ってもらっただけで、そこで利益が発生してるわけでもないですし・・・
なるほど!(現金として扱われるというのはこういうことかな?)
楽天市場だとこれまでも1ポイント1円で使えているのに、投資する時だけ1.2円とかっていうレートになると、そこに利益が発生したみたいな解釈になりそう。
じゃあ「1ポイントが1円相当と誰が決めた?」ってことなんですけど、ポイント還元レートについても、1ポイント1円の買取レートなら許容範囲といった感じなんでしょうかね。
ほかにも「そもそもそのポイントの存在自体が雑所得(一時所得)の対象じゃないか?」といった複雑な話になって、実際にはクレジットカードのポイントなども極端に多い場合には意見も分かれるところの様ですけど、一般的な生活をしつつ常識的に利用するくらいなら許容しているというのが実情なのではないでしょうか?
まとめ:ポイント投資の課税対象は利益分のみ
当時ツイッターで元の投稿を見つけた時にはびっくりしたんですが、このブログでの結論としましては
ポイント投資は利益分のみ課税される
という事を結論としたいと思います。