携帯の3台キャリアに対して、2年縛りの違約金の上限を1000円まで引き下げるようになり、格安SIM業界にもその余波が波及しているのでしょうか?若干今までの格安SIMの料金形態に動きが見られるようになってきました。

そこまでコスト削減してどうすんの?

趣味・・・っていうかどこまで削れるかの挑戦だよ
現在ジロ家では、スマホ4台(うちデータ通信2台)、タブレット1台、ガラケー1台を5,000円未満で運用しているのですが、その運用もそろそろできなくなりそうなのです。
廃止された格安SIMプラン
UQモバイルのデータ高速プラン+音声通話プラン
ご存じau系のMVNO「UQモバイル」ではおしゃべりプランやぴったりプランという料金プランがテレビCMされていました。
ところがこれらのサービスは1年目には確かに安く魅力的なのですが、2年目以降は料金が高くなり、しかも2年縛りの自動更新といったものでした。
そんなUQモバイルですが、以前当ブログでご紹介したのはこちらのプラン。≫ UQモバイルの裏メニューデータ高速プラン
知ってる人からすると裏でもなんでもないのですが、データ通信量3Gでありながら980円と他のMVNOと引けを取らない安さです。

2台持ちが苦にならない人は、ガラケーとUQのデータSIMなら快適に使えるはずです。
そんなデータプランには+700円で通話プランも付けられていたのですが、こちらの「データ高速+音声通話プラン」は2019年9月30日をもって新規受付が終了しました。※データ高速プランの利用は可能です。
現在はスマホプランという新しいものに移行したようで、料金は上がりましたが2台目以降の料金は500円割り引かれるため、複数台で加入するならほかのプランを含めて再検討の余地がありそうです。


UQの回線の速さは評判ですから、結構興味が沸いてます。
0simがサービス終了
直近で一番悲しかったのがこちらのサービス終了のニュース。
0simは以前にもご紹介したことがあると思うのですが、こちらデジモノステーションという雑誌とのコラボ企画で付録としてついていたSIMです。

なんと500MBまでのデータ通信量であれば無料というプランで、家の中で使うけどたまに持ち出すタブレットや、子供のお出かけ用に持たせるスマホに入れておくにはちょうど良かったサービスでした。

息子のスマホとタブレットに0simを使ってたからこれだけ安かったんですよ・・・
通信速度に難はあったもの、LINEやメールといったテキスト媒体のものには取り立てた問題もなく利用できましたが、こちらも2020年2月17日に新規の最終申し込みが終わり、8月には順次強制解約という形になります。
0simの代替案としては、LIBMOを使えば月120円のコストでSIMを追加して、自分の使っているデータ通信量をシェアをするという方法を取れば、コスト増は最小限に抑えられるかなとは考えています。

格安SIMもプランを比較して再検討
国の指導もあって携帯3キャリアも安いプランを発表してきました。
その影響もあってか格安SIMの業界にも新しいプランが生まれる動きが出ています。
OCNモバイルoneでは1Gプランも
以前OCNモバイルoneでは、1日110M(実質1か月3.3G)まで高速通信が使えるというプランが最小のプランだったと思いますが、昨年2019年11月20日からは料金を抑えるために月1Gで1,180円というプランが設定されました。

特筆すべきは、最低利用期間や違約金がありません。
もともとOCNモバイルoneは通話SIMの場合は最低利用期間が6カ月と、他社の1年に比べたら短かったのですが、最低利用期間がなくこの料金で使えるのは一時的に持つような時に重宝しそうです。
mineoでは通信制限のあるエコプランも誕生
mineoでは平日の7:30~8:30、12:00~13:00、18:00~19:00のアクセスの集中しやすい時間に速度制限を受けることを許容できる方には、通常料金から割引されたエコプランというものもできています。
飲食関係の人や、通勤時間がかぶらない人には一つの選択肢になるかもしれません。

他にモバイルWiFiとかがある人なら許容できるかも…
格安SIM業界は契約解除料無料化の動きか?
UQモバイルのスマホプランとOCNモバイルoneでは通話SIMでありながら契約解除料が掛からないプランが誕生しています。
携帯3社の解除料上限1000円といった制限の中、ますますこういった動きが広まっていくかもしれませんね。
格安SIMであっても情報収集はしておきたい
我が家では2013年初めごろからスマホを格安SIMで運用してきたことから、「うちはよその携帯料金より安い」という自負はしていました。

少なくともIIJmioのエコプランはデータ通信量3Gで1200円からというのはかなり安いプランだと思います。
でも今回この記事を作成するに当たり、格安SIM業者の料金プランも新しくなっているものなどあり、再検討をすることで携帯料金コストの削減や、同じ料金でもひとつ上のサービスの利用というものは可能であると感じました。
例えば先程紹介したmineoのエコプランもそうかも知れませんし、データ通信量の上限の見直しかもしれません。

過去4カ月のデータ通信量を見る限り、今の息子にはOCNモバイルoneの1Gプランでも十分かもしれません。
時には自分のスマホ生活を見直して、プランと業者を選択していくことで節約をしていきたいですね。
▽現在は月3000円台という破格の携帯料金となりました。

▽格安SIMの安さを気にするのではなく、デメリットの部分にも目を向けておきたいですね。

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