コロナウィルスによる世界株安、ダウ平均も1000ドルを超える下落が続いたり、2000ドルを越えるような下落もあり、暴落と呼ぶにふさわしい下落ぶりだったのではないでしょうか。
今回の暴落で、私の今までの投資スタイルに一つの確信が持てた気はします。
それが端株投資とインデックス投信の積立、ダブルの運用です。
端株投資には端株投資ならではのデメリットも感じましたし、投資信託ならではのメリットも痛感しました。
個別株のデメリット
どれもバーゲンセールになっていてどの株を買おうか迷う
今回の暴落で購入した株式は以下の銘柄ですが、実際には「気になってる銘柄を買って保有株数を増やそうか、どの株式を買おうか」という、すごい葛藤がありました。
- セブン銀行 100株
- ブリヂストン 20株
- iシェアーズ高配当ETF 6口
- TOKAIホールディングス 40株
10万円を超える金額は私にとってみると、まあそれなりの額です。
ヤマハ発動機とブリヂストンは悩みましたが、反発してあの時に買っておけばよかった思わなくてもいいように、株価の高い方を選択しました。
TOKAIホールディングスは優待目的で購入しました。
先日妻のスマホをLIBMOに変えたのをきっかけに、TOKAIホールディングスの株主優待で携帯料金をさらに削ろうというのが目的です。
まあまあ、計画的にナンピン出来たと思いますが、端株で買うには注文から約定までのタイムラグというものがあって、非常に悩ましい問題なのです。
値段がバラバラで資金の投入計画がしにくい
個別株は株価がまちまちであるのと、私にとっての一つの目標は、たくさんの数の株式を保有することでなく単元株化することです。
また証券口座はネオモバイル証券ではなく、最近はNISA口座で購入しているためにSBI証券を使用していますので、どうしても最低1万円という単位になります。
1万円以下の端株については手数料が割高になるのです。
そうするとどうしても購入株数がある程度まとまるので、投入するタイミングと金額というのが計画しにくいという弱点があります。
インデックス投資なら計画通りに資金を投入できる
今回改めて思ったインデックス投信のメリットは以下の内容です。
定額で積立ができるので、資金計画が立てやすい
私は現在「野村つみたて外国株投信」のみ、毎日300円の積立設定にしていましたが、このたびもう1本増やしました。
これで毎日400円の設定になりましたが、月で換算すると1万円程度、年間にすると12万円程度と、非常に計算がしやすいです。※積立日は土日を除き25日程度として換算
毎月の投資額が大体予定が立つので、年間の小遣いの計画にもなります。
余力を残しておいたお金もこういう機会に少しずつ突っ込んでいきたいと思ってます。
ドルコスト平均法を使えば自然に買い増しができる
もう一つは、ドルコスト平均法。
定額で買い付けることによって、安くなれば自然と買い増しが出来ているというこの方法は、私のような小遣いでチマチマと積み立てる投資家にとっては非常に有効な武器なのです。
500円玉貯金の感覚でいくよ
これで程よく利益が出れば、売却して株式に変えるというのも一つの方法かと考えています。
株式を保有しておくことのメリット
それならわざわざ株式にこだわらんでもインデックス一本で投資していけばいいんじゃないの?
資金の少ないあんたにはそっちの方があってるんじゃない?
そうも考えたんだけど、一つには配当をある程度見込んでるから、インデックスにお金が回せてるところもあるんだよね。
今回の下落相場で、改めてインデックス投信への積み立てというものにありがたみを感じたわけですけど、それは一つに株式を保有していて配当金が入ってきているからではないか?と考えました。
昨年は全部で6万円ほどの配当金が入ってきています。
基本的に株式の配当金は株式への再投資を念頭に置いていますが、今後景気後退により収入が減った時に、年間12万円の投資を維持しようして配当で半分が賄えるのであれば、残り半分の手出しで済みますから、株式の配当金というメリットと、インデックス投信の計画性というメリット、両方が兼ねられると考えました。
もちろん配当の増減は検討すべきですけど、全銘柄が0になるとも考えにくいですからね。
って、今週ロスカットされて去年の配当金以上のお金をとばしたの誰かなぁ・・・?
・・・
どんな相場になろうとも生き残るぞ
この先がどんな展開になるかはわかりません。
ずっとこの先経済が低迷していくかもしれませんし、半年後にはまた一括投資の勝ちなんて言ってるかもしれません。
ただ私にとっては「損をしても自分の小遣いが減るだけ」というのは唯一の強みかもしれません。
▽暴落の時こそチャンスと捉えて頑張って残っていきたいものです。
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