この春から妻も投資を始めてくれたので、優待目的の株式を妻名義でも買ってもらおうかということをシレっと考えています。
そのうちの一つが今回ご紹介するジーフット、イオン系の靴小売業です。
この銘柄を買おうと思ったのは優待がきっかけで、子どもが学校に履いていく靴は痛むのも早いですし、子供の成長って早いですから気付くと靴を買い替えが必要だったりします。
もちろん登下校の靴だけでなく教室内で履く靴だったり、女の子は近所で遊ぶ時に履く靴などを別に欲しがります。
こういうところは決定的に男の子と女の子は違うんだなって思わされます。≫ 男の子を3人育てた自分が女の子を育てて感じたことを書いてみる
私も端株で保有してきたものを2018年2月に単元株化したまま現在も保有している銘柄なのですが、保有株の6割以上をイオンが保有している靴の小売業をしている会社です。
イオンの中にもお店があるから、株主優待も使いやすいね。
優待自体も使いやすいのですけど、イオンが保有していることもあり、安心感を持って保有していますので、この銘柄を妻の名義でも保有してもらえないかな?というのが今回のテーマです。
ジーフットの株主優待は別名義で保有したほうがお得
ジーフットの株主優待は、100株以上で1000円の優待券が年2回ももらえます。
保有株数 | 優待券 |
---|---|
100株から999株 | 1,000円 |
1000株から1999株 | 5,000円 |
2000株以上 | 10,000円 |
こうしてみていただくと改めてわかるのですが、私が200株保有したところで1000円の優待しかもらえないのですが、妻名義で保有してもらえば、妻も1000円分の優待がもらえるのです。
ここ以外にも1人の名義で200株買うより、2人の名義で100株ずつ保有したほうが、それぞれに株主優待がもらえるのでお得なものが比較的多いのです。
子供の靴や上履きって結構傷むの早いのよ・・・
僕もたまには靴が買いたいです・・・
え、いっぱい持ってるじゃん
ビジネスシューズと安全靴ばっかなんですけど(泣)
ジーフットの株価が下がってきてるけど大丈夫?
こちらはジーフットの1年のチャートです。
今年の2月にはそれまで600円程度だった株価がコロナの影響もあって急落し、現在は500円を挟んだ展開になっています。
コロナの影響で下がっただけだったらちょっと安心?それまでも株価が安定してるし、株価で一喜一憂しなくて済みそう…
ところがそういうワケにもいかなさそう
業績は右肩下がりで2期連続の赤字
こちらは売上高を表にしたものです。
2017年2月 | 1022億2400万 |
2018年2月 | 972億8200万 |
2019年2月 | 950億1300万 |
2020年2月 | 890億8900万 |
びっくりするほどではないけど、この4年で着実に落としてきてるわね。
こちらは各利益を年度ごとにまとめたもの。
2017年2月 | 2018年2月 | 2019年2月 | 2020年2月 | |
営業利益 | 50億500万 | 22億3800万 | 3億5100万 | -20億 |
経常利益 | 50億2700万 | 22億7900万 | 3億8800万 | -19億9400万 |
純利益 | 26億8000万 | 7億5100万 | -14億7800万 | -44億5300万 |
マイナス44億!!
2月決算の会社がこの数字ということは、今期はさらにヤバそうです。
2020年2月期の営業CFがすでにマイナスだもんね・・・
参考までに7月8日に発表された今季の第1四半期の資料の一部を掲載します。
待って、待って!!
わずか3カ月で42億??
ジーフットの配当は無配確定でしょ・・・
配当は一般的にEPS(1株純利益)から支払われるわけですが、すでに2019年、2020年ともにマイナス。
それでも2019年は15円、2020年は10円の配当が支払われました。
今期はコロナの影響もあり、さらに売り上げが下がることがたやすく予想されます。
BPS(1株当たりの純資産)も着実に下落しており、タコ足配当しながら株主に還元してる場合じゃなくなってます。
▽株主優待は来ました。
妻名義でジーフットを購入するのはやめる
確かに株主優待で靴を割安で買うというのは、実生活からするとお得感があるのですが、根本的に今は買えないかなというのが結論です。
ジーフットは2014年ごとにも営業CFがマイナスになってた時期がありますが、その頃でも利益は残せていたのです。
今回一時的なものであることを祈りたいところですが、もう少しチェックしながら数字が見えてからでも十分間に合いそうです。
むしろ、イオンさんが1000円くらいでTOBしてくんないかなww
▽こちらも株主優待が比較的魅力的な銘柄です。
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