FXは辞めたと言いながらも、資産運用を考える上では自分にとってこれほど分かりやすく、資金効率も良いものも少ないので、将来的にはいつか改めて組み込めればいいなと思ってます。
とはいえ、FXという金融商品は大きく損失を受ける可能性もあります。
もしもFXでの本格的な運用を始めた時には、資金が拘束されるスワップ運用というのは私の理想とするものではなく、あえてデイトレードという手法で臨んでみたいと思っています。
そんなことを考えていた時に見かけた「楽天FXデモ取引コンテスト」にこのたび挑戦してみました。

500万円からスタートするこのコンテスト。
果たしてどうなったのでしょうか?
楽天FXデモ取引コンテストの結果
デモ取引は3月11日から3月30日までの3週間行われましたが、結構まじめに考えながら行ったトレード回数は23回(往復)。
取引通貨は米ドル/円のみ、勝率は18勝5敗で、500万を5,213,130円にすることに成功しました。

3週間ほどで4.26%増やすことが出来れば上等ではないかと思いました。
FXのデモトレードで感じたこと
時間足でトレンドの見比べが必要
まずは時間足ごとでのトレンドの見比べが必要だと思いました。
以前は15分足や1時間足を使ってたんですけど、日足や週足などの長い時間足を見ながら全体の大きなトレンドを掴んで、あとは短い時間足でタイミングを見計らうという方法でトレードしてました。
MACDだ、フィナボッチだ、ボリンジャーバンドだなんて言うシグナルもありますけど、それらもその時々によって変化しますし、時間足によっても異なるので、これらのシグナルをどうエントリーの材料とするかはまだまだ先の話、というのが実感です。
トレードを見送ることも大事
FXを始めると通称「ポジポジ病」と言われる、ポジションを持たないと落ち着かないという症状も有名です。
今回はデモ取引ということもありますが、方向性が分からずトレードをしなかった日も多くありました。
ですが結果として、ある程度確信できるタイミングでエントリーするだけで、数字としては充分なリターンが得られたと思います。
トレードを行わないということは損失も抑えられることから、トレードを見送ることも大事だなと思いました。
利益を伸ばせず、コツコツドカンの典型
これだけのLOT突っ込んでこれの結果か
— ジロ@Jiroの端株投資奮闘記 (@JIRO_invest) 2019年3月19日
相変わらずのセンスのなさよ?#楽天FXデモ取引コンテスト
勝率を含め結果には満足しているものの、トレードの大半で利益が少なく、このまま続けていくとコツコツドカンの典型的なトレードが目につきました。
損切りしてからの戦略
トレードの中には損切りというタイミングもありました。
ただ損切り自体、自分の想定より逆に動いているということですから、うまく逆行した流れに乗りなおせば利益を上げることもできるかもしれません。
損切りしてからの切り返しをどう戦略的に活かせるかということも今後の課題かなと思いました。
トレードツールは自分にあったものが必要
何より強く感じたのは、トレードのツールは自分にあったものが必要ということです。
操作性や視認性、カスタマイズなどなど、自分にあったトレードツールは必要です。
今後楽天FXでのデモ取引コンテストがあればまたエントリーしてみたいと思いますけど、実際のトレードに楽天FXは使わないと思いました。
FXでいくらのリターンを求めるのか?
今回、3週間で4%というリターンを手にすることが出来ました。
単純に計算すると、1年48週とした場合には68%というリターンを期待することが出来るわけです。
株式の配当を4%あれば高配当と考える私にとっては、大きすぎるリターンです。
もちろんリスクも高いわけですから、月1%でもいいというスタンスで臨めばもっとリスクは抑えられるのではないか?と思ったりします。

トレード方法からリターンを導くのではなく、リターンからトレード方法を導けることが理想かな。
まとめ:リアルマネーでのプレッシャーに勝てる?
FXはとても資金効率のいい金融商品というのを今回は実感することが出来ました。
でも今回のFXトレードはデモトレードという事で、架空のお金でのトレードでしたから心の余裕がありました。
実際に私も経験ありますけど、これが自分のお金で損切りが続くようなことがあれば、取り返したいという思いが先行して、感情に任せた無理なトレードをしていく可能性もあります。
今回のデモトレードはまだまだ可能性を改めて感じただけに過ぎず、もっとデモトレードで経験を積みながら、先々に資産運用の手段の一つとしてFXを込みこめる日が来るといいなと思いました。


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