全国展開しているジーンズやカジュアルウェアを販売するライトオンから優待を頂いていましたが、有効期限も押し迫っているので息子の服を買ってきました。
本当はこの株主優待をきっかけにして、私自身がファッションを楽しもうと思ってました。
ところが育児世代には子供たちの服の方が圧倒的に必要となり、現在は息子たちの服に変わってしまってます。
育児世代の我が家にはなかなか重宝する銘柄の一つでありますので、ご紹介をしてみたいと思います。
ライトオン(Right-on)の株主優待で子どもの服を買ってきた
ライトオンの株主優待で買った服
ライトオンの株を購入したきっかけは株主優待
冒頭でも紹介したようにジーンズやカジュアルウェアを販売し、全国のショッピングモールなどにも出店しているお店ですので、多くのかたがご存知かと思います。
取り扱いの商品にはリーバイスやエドウィン、アヴィレックスなどがあり、ファストファッションのユニクロなどと比較して、値段は少々高いものの品質がそれなりのものという良いイメージを持っています。
あとは個人的な意見では店構えとか品揃え、ロゴの字体とか結構好みで、以前から私の姉が継続してライトオンの株主優待で服を買ったという話も聞いていましたので、優待銘柄としていつか欲しいと思ってました。
ただ購入したのはまだ端株投資を始めて2年目くらい。
まとまったお金もなかったし手を出しにくかったのですが、2016年のイギリスのEU離脱の時の株価暴落のときのドサクサに紛れて購入しました。
あれからまだ株価は下がってますが。
四季報データ
特に意図はないのですが、こちらは以前の記事に掲載して残っていた数字と現在の数字を比較したもの。
2018年2月時点 | 2021年8月時点 | |
---|---|---|
株価 | 910 | 723 |
1株益 | -131.3 | -38.07 |
PBR | 0.83 | 1.19 |
PER | 52.72 | – |
自己資本比率 | 46.6 | 39.1 |
ROE | – | – |
詳しくはこちらのIRBANKのサイトが一覧になって見やすいと思います。≫IRバンク
そして何より2020年8月時点で営業キャッシュフローはマイナスに転じるなど、いろいろ厳しい感じです。
果たして今回の決算ではどんな数字になるのか・・・。
コロナによるアパレル業界への影響
こちらは第38期(2017年)の報告書ですが、不振の要因や改善策を打ち出していました。
そのおかげもあってから実際には2018年には黒字化に成功しています。
ですがその翌年にはすぐに赤字化、そしてコロナの外出自粛。
服飾業界への影響も非常に大きい様子ですし、消費者からすると安価なユニクロやGUなどの方が種類が豊富で選びやすいという気もします。
ライトオンを株主優待目的で買うのはおすすめしない
3000円のお買物券で優待利回りは悪くないライトオン
1単元100株で3000円の優待券がもらえます。
なので700円前半の株価で株主優待の利回りを算出すると4%越え。
優待利回りだけで見ると美味しいかも。
そうかといって、これまでも厳しい経営状態を続けてきたライトオンをおすすめするかというと、決しておすすめできない。
配当は無配に転落
そんな業績のライトオンなんですけど、2019年までは配当がもらえてました。
そして2020年からは無配に転落。
優待利回りが4%といっても、配当が出せない状況というのはね・・・
ライトオンの株主優待は妻の投資へのきっかけにもなってくれた
でもですね、冒頭にもご紹介した通り、本来は私個人がシーズン物の服を買う為に購入した銘柄だったのですが、子供たちの成長が早く「昨シーズンの服がもう着れない」と嘆いていた妻にこの株主優待はずっと渡してきました。
妻としては株主優待という特別感と3000円というバカにできない金額分お得に服が買えるライトオンの株主優待は他の優待以上に楽しみにしていたようで、私自身が長く優待を渡してきたことも妻が投資に興味を持つきっかけになったのではないかなと感じてます。
でもそれはそれ、これはこれ。
すでに優待目的で保有し続ける銘柄ではなくなってきている気がしますね。
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