ファンドオブザイヤー2023でセゾンバンガードが消えて8資産均等型がランクイン

ファンドオブザイヤー2023の結果が発表されました。

今年私が選んだものはニッセイの外国株式インデックスファンドとたわらノーロードバランス(積極型)。

そして結果のトップ10はこんな感じ。

もう、案の定って感じでしょうか。

得票でもトップのオルカンが独走です。

得票数や11位以下はこちらのポストを参照してください。

投信ブロガーが選ぶ！Fund of the Yaer 2023の結果は次のとおりとなりました #ファンドオブザイヤー pic.twitter.com/VSJecNT6WI
— 投信ブロガーが選ぶ！ファンドオブザイヤ (@fundoftheyear) January 20, 2024

さて、それより今回気になったのは、長年トップ10入りを果たしてきたセゾンバンガードグローバルバランスが落ちました。(2017年、2012年にもトップ10落ち)

あとは先進国株式がトップ10に3本というのも、あまり記憶がない気がします。

ファンドオブザイヤー2023で気になった点

今年はトップ10の常連だったセゾンバンガードグローバルバランスがランク外となりました。

こちらで過去のランキングをまとめてるんですけど、これまでランク外になったのは2回だけ。

これは去年も書いてたんですけど、今どき本当にこの投信が入ってくる意味がわかりません。

今どきもっと安い商品もあると思うんですけど、誰か理由教えてください。
https://jiro-invest.space/result-foy2022/

まだ投資信託の積み立てが1万円からだったころもセゾン投信は5,000円から積み立てられてたように記憶してますし、バンガード商品をつかったバランスファンドということで、かなり評判の高いファンドだったとは認識してます。

でも信託報酬も0.45%(税込0.495%)と最近のものに比べると高いですし、「これじゃダメ」というほど決定的なものもないような気がして…。

あとは例年なんですけど債券関係がほぼない。

もっとも債券100％ってのもおすすめするわけじゃないけど、唯一eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)が含まれているだけというのも、株式市場への関心の高さが見て取れます。

ジロ

自分も株式100%だけど、ちょっと楽観的すぎるかも？？

あくまでファン投票のようなファンドオブザイヤーだけに、実際に投資をしているものとは異なるかもしれませんが。

もう一度こちらのランキングを。

これを見てみると全世界株式が3本と先進国株式が3本、米株が1本となってます。

それまでレバレッジ系を含めて米国株のみっていう投資信託が複数本、そのかわりに先進国株式系が少なかったような印象でしたが、今年はそれが逆転した感じ。

米国一辺倒の流れが変わるのでしょうか？

しかし相変わらずeMAXIS Slimが強く、トップ10の半分を占めているという状態。

インデックス投信なんか同じベンチマークであれば、あとはコスト勝負みたいなところがあるし、最低水準を目指すと公言してる以上はこの状態が続くんでしょうね。

むしろ全部eMAXIS Slimになったら面白い。

とはいえ先に発売されたeMAXISももう少し何とかならないものですかね？

あらためましてオルカン、ファンドオブザイヤー5連覇、おめでとうございます。

たぶん6連覇も確定でしょう。

逆に1位がどうなるかっていうワクワクがなくなりましたので、今回はファンドオブザイヤー(除くオルカン)ということでランキングを改めて公開。