今回は少し株とは別の方向性の話を。
詳細は少し隠すんですけど、先日こんなことがありました。
私の実家の母も含めて兄や姉も米株を保有中。
その中で個別株として持ってないのは私だけ。
ETFは持ってますよ。
で、この日お誘いを受けたのはNVIDIAなどの半導体や、Google、アップルといった銘柄。
わたしのお客さんも、みんな米株に流れちゃいました。
その理由はやはり一応に日本株より期待値が高いという理由の様。
確かにリスク(値幅)ということを考えた時に、日本株はどうしてもマイナスリスクの方が大きいと感じてる人も多いのではないでしょうか。
もう一つはこれ。
一時は絶好調だったモノタロウがどんなに好決算を出してきても売られる始末。
とにかく日本株が買われてない感じです。
この一言には少し私も考えました。
日本株を売って米国株(NASDAQ100)を買ってみる
さて、考えたというのは、すでに保有しているけどなかなか上がらないなといった銘柄を手放して米株を買うという方法。
逆に上がってる銘柄あるの?
うっ、それを言われると・・・
とりあえず今回手放した銘柄は日本駐車場開発(2353)。
たしか雪不足でスキー場の運営が芳しくないとかで低迷してた気がします。
2020年1月14日に147円で200株購入し、150円台をウロウロして手放したのが1年8ヶ月後の2021年9月2日169.2円。
購入 | 売却 | 年利 | |
---|---|---|---|
日本駐車場開発 | 29,400円 | 33,840円 | 9.1% |
年9%を超えるようなものは期待できないかもしれないですけど、逆に言えばこの銘柄もこれ以上はあまり期待できそうにない気がしたので手放しました。
ただ、そうかといって証券会社の人が教えてくれたようなGoogleやAppleといった銘柄を買うほど資金力がない私が選ぼうとしたのがこちらのツイート。
なんか思い付きでツイートした割に、いっぱい「いいね」をもらってびっくりしました。
すでに米株ではS&P500への投資信託はわずかに保有しているものの、もう少しおすすめされた米株への割合を増やしてみようかという作戦。
SP500とNASDAQ100との比較
じゃあどれくらい割合が増やせるかというと、組み入れ比率上位10位はこんな感じ。
SP500 | 比率 | NASDAQ100 | 比率 |
---|---|---|---|
Apple | 5.9% | Apple | 11.0% |
Microsoft | 5.6% | Microsoft | 9.8% |
Amazon | 4.0% | Amazon | 8.2% |
2.2% | Alphabet C | 4.0% | |
Alphabet A | 2.1% | 3.9% | |
Alphabet C | 2.0% | Alphabet A | 3.7% |
Berkshire | 1.4% | Tesla | 3.7% |
Tesla | 1.4% | NVIDIA | 3.4% |
NVIDIA | 1.3% | Paypal | 2.3% |
JPmorgan | 1.2% | Adobe | 2.1% |
27.1% | 52.1% |
圧倒的に特定の銘柄に対する組み入れ比率が上がっていることがわかります。
でも信託報酬は0.44%と割高。
この辺りを加味して、S&P500で行くのかどうかは個人の自由なんでしょうけど、とりあえず・・・
やっぱり元手を増やそうと思うとですね、米株をおすすめしたいです。
ここまで言われるとやはり積極的に行ってみようかと。
NASDAQ100への投資は日本株から特定の米国株へのシフト
私が保有している投資信託は野村つみたて外国株投信と楽天米国レバレッジバランスファンド。
あ、あとSBIのS&P500も持ってるわ
米国株の割合高いんじゃないの?
そう。すでに多くの米国株式を保有していることになりますが、今回NASDAQ100のファンドに乗換えた理由としては、「インデックス投資を増やした」というより「上がらない日本株を、上がる米国株に乗り変えた」「でも個別銘柄を買うほどお金がないから投資信託を使ってる」という意味合いが大きいです。
一部日本の株式を手放してeMAXIS NASDAQ100に鞍替え
とりあえずこの先どんな結果になるかわかりませんけど、配当目的でもなく持っていた銘柄を一つ手放し、そのお金を全部eMAXIS NASDAQ100に乗換えしてみました。
この先テーパリングといったうわさもあるのでそれについても聞いてみました。
私がこの業界は行ってからもなんだかんだ経済危機が起きて緩和緩和してきましたし、今はアフガニスタン情勢のこともあります。
なので、ないとは言えないけど、あっても限定的なんじゃないかと考えます。
つまりこんな感じ。
お金持ち(アップルなどの米国株式割合の高い企業)が厳しいと言えば、国は緩和してお金をじゃぶじゃぶ供給しないといけなくなるんじゃないですかね?結果お金持ちの企業はさらにお金持ちに・・・という構図をイメージしているみたいです。
まあどうなるかわかりませんけど、上がらないなぁという銘柄を保有している人なんかは一つの選択肢になるかもしれませんね。
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