投資を始めようと思い立った会社のコパくん、着実に口座の開設やネット銀行の復活など順を追ってスタート地点を作ってます。
そんな折、知り合いからも投資をしてみないかと誘われたそうです。
コパも投資を始めてみんか?
あ、ジロさんにも言われてやってみようかと思ってるんですけど、投資信託とかっていうヤツですか?
ちゃうちゃう、これや!
仮想通貨!見てみ、この口座!
と見せてもらった口座は8桁の数字が行ったり来たりしていたようで、なかなか魅力的な話を聞かしてもらったみたいです。
じつは彼らはタレントを使ってステマをしてたとかで問題になった某オークションでも荒稼ぎしてきた人で、金になるにおいがするものをかぎ分ける力、そしてそれを実際に現金化する情熱がすごい人たちなんです。
それだけに浮き沈みも激しい…
仮想通貨を否定はしませんが、投資を始めようとせっかく思い立ったのに、ここでそういう方向に行ったのではまた間違った認識を持ってはいけないので、ここは少し修正しておきたいところです。
仮想通貨やFXは資産運用の主力にはなりにくい
最近私の訪れるサイトでは「少額投資+FX」というワードの組み合わせのバナー広告が多く表示されます。
確かにFXは25倍のレバレッジを掛けることで通貨によっては数千円で取引することが可能で、うまくやれば確かに利益もでます。
それ自体は間違いないのですけど、FXで継続して利益が上げられるのはごく一部。
原因はいろいろあると思いますけど、1年で大半が退場するという非常に難しい金融商品です。
稼げなくて辞めるだけならまだしも、元本を完全に溶かしてしまってる人も多いのが現実かと。
また仮想通貨にしてもボラティリティが大きすぎて、資産運用の一つとして一部を持つのとはわけが違い、少額投資で始める初心者がおいそれと手を出すには難しすぎる商品です。
少額投資だからこそ堅実にインデックス投信を積み立てて欲しい
そういえば私が投資を始めたばかりの頃って元手が少ないのが気になって、とにかく元手を増やそうと思ってFXに手を出した気がします。
なのでFXや仮想通貨を否定しません。
でも一つ間違ってしまうとそれまでの利益どころか元本まで吹き飛ばして、さらに借金までしてしまう可能性のあるものに手を出すのはまだまだ先でいいと思うんですよね。
レバレッジ規制のおかげで追証(元本以上の損失)が発生するようなケースは以前に比べて減りましたが、可能性がないわけではありません。
むしろ元手の少ない今のうちに失敗しておくというのも一案・・・・いやイカンイカン。
みんな始めたころは少ない資金から始めたわけだし、始めたばかりの人が投資資金が少ないのは気にする必要なんてないので、まずはインデックスファンドでもきっちり積み立てて、損益の変動や「率」というものの見方が分かってからでも遅くないです。
そのためのレバレッジ取引なので、何ならある程度資産ができた人があとから手を出しても十分間に合う金融商品です。
あくまで投資を通して彼を導きたいのは、金を稼ぐ手段ではなく資産を築くきっかけになる手段、そしてそれを育てるステージです。
なんて言ったら聞こえが良すぎるかもしれませんけど、やっぱり投資はギャンブルという認識にならないためにも、そこは抑えておきたいと思ってます。
失敗談が多い人が言うと説得力があるよね
てめっ、どっからわきやがった!
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