私の投資生活において常に意識しておきたいことの2つが、ドルコスト平均法を意識することと再投資を心掛けることです。
ドルコスト平均法においては、一括投資のほうがリターンが大きいというデータもあるようですが、それはもともとの資本力のある方の話。
一サラリーマンの小遣い投資をしている私にしてみると、やはりドルコスト平均法で定期的に絞り出していく方法というのは武器になります。
そして今回のテーマの再投資。
あの有名なアインシュタインも驚いたという噂がある「複利」というものを味方につけるために必要なことが再投資。
特に株式の場合、配当金というインカムゲインをつかって再投資をすることが可能でになるかもしれませんが、そのうえで私が大事にしていることを書いてみました。
配当金の再投資を急ぐ必要がないわけ
この再投資。配当金が入ったからと急いで投資する必要はありません。
ほかの投資家さんたちがどんなタイミングで再投資しているかはわかりませんが、少なくとも急いで株式に変える必要はありません。
時機をみて再投資したのでいいんです。
決算時期と配当支払い日がずれる
こちらはNTTドコモの決算時期と配当支払い日を表したものです。
配当金の支払い日は各社前後があるものの、決算月から配当金の支払いまでにはおおよそ2か月半程度かかるのが一般的です。
再投資はいつまでに行う?
受け取った配当金はいつまでに再投資をすればいいのでしょうか?
それは上のNTTドコモの例でいうと、9月末の時点で株式を保有している必要があります。
厳密にいうと、約定から受け渡しまでには数日を要しますので、もう数営業日前になります。
少なくとも配当金が入金されてから、3か月程度の猶予があるわけです。
再投資するまでの戦略
チャート上高値の時期を外す
基本的に長期保有前提なら、特に再投資に関して株価が高い、安いといったことを気にする必要はあまりないと思っていますけど、 保有する株価より少しでも安いときに買えたと思えるのは心理的にうれしいものがありますので、少なくとも私は過去のチャート上でなるべく安くなる時期を見計らっています。
これについては下のほうでもう少し補足します。
ほかの銘柄を探す
例えば優待銘柄だとか、高配当銘柄でも安くなっている銘柄もあるかもしれません。
株価は自分の思い通りに上げ下げしてくれるものではありません。
時には「配当金を集めて、受け取った銘柄以外の株を買う」というのも一つの戦略ではないでしょうか。
その銘柄に固執する必要はないと考えています。
配当金は端株で再投資する
端株なら無駄なく再投資できる
配当金の再投資に一番大事なことは、端株で再投資するということです。
単元株が買えるまで配当金をため込もうと思うと、相当の時間が掛かります。
さすがにこれでは機会の損失です。
端株投資であれば1株単位で購入が可能ですから、次の配当金では数十円かもしれませんが配当が増えます。
高値の時期を外す理由
こちらは2019年8月9日時点のNTTドコモの株価のチャートです。
仮に5,000円の配当を受け取ったとします。
上のチャート上では2,500円を下回るタイミングが何度か発生していますが、そういったタイミングを狙うことができれば、銘柄とタイミングによっては1株多く買えるという可能性もあります。
関連 ≫ 端株投資のメリットは配当金を再投資して複利運用出来ること
まとめ
資産形成をするうえで、保有する株からの配当金というのは大変励みになるものです。
ただ一朝一夕で終わらない資産形成というものには、再投資といったものは絶対的に必要な考えです。
端株投資にはいろんなメリットがありますが、配当金の再投資には端株制度は大変おすすめできる投資法です。
ぜひ挑戦してみてください。
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