この度高配当ETFを売却しました。
保有していた高配当ETFは以下の2つ。
- 日経平均高配当50指数連動ETF
- MSCIジャパン高配当利回りETF
売却した理由は2つありまして、投資資金が底を尽きはじめ現金化しておきたかった事と、基準価額の変動に不満を持ち始めたからです。
調子に乗ってテンポスホールディングスとか買ってるからだよww
ちょっと衝動買いしました・・・(←学ばんやつ)
高配当ETFの基準価額への不満とは?
日経に比べて弱い
日経平均高配当50指数連動ETFは日経225から選定された銘柄、MSCIジャパン高配当利回りETFはMSCIジャパンという指数から選定されたものなので同じ値動きをするものではありませんが、大まかには日本の株価にシンクロするような値動きになります。
ところがこちら、日経平均のチャート。
今年3月のコロナショックの際、一時16,000円台まで下落した日経平均でしたが、米国大統領にバイデンさんが決まると日経平均はコロナ以前の24,000円を大きく超えて25,500円をつける場面もありました。
ところが保有していた高配当ETF。
こちらは日経平均高配当株50指数連動型ETFのチャート。
コロナ前の35,000円という数字には遠く及びません。
そしてこちらはiシェアーズのMSCIジャパン高配当利回りETFのチャート。
こちらもコロナ前の2,000円には及びません。
コロナの時、高配当銘柄めちゃめちゃ下がったしな・・・
利回りも悪化したし。
日経の高値感が凄い
あとはこれ。
日経が29年ぶりに高値を更新なんていうニュースもありましたが、高値を更新するほど経済が安定しているとも思えず、先々下がるのではないかと。
現状日銀のETF買いなどがあるから一見株価は安定しているように見えますけど、官製相場感は否めない感じです。
そんなこと言ってるからいつも上昇相場に置いて行かれるんだよwww
確かに・・・
ただ高配当ETFの場合、下落には正直に付き合いそうな気がしますから、この辺りで手放しておいた方がよいと判断しました。
暴落時に高配当ETFを拾ったのはよかった
結論からいうと、あのコロナショックの混乱時に高配当ETFを拾ったおかげで、半年以上含み益のまま分配金をいくらか手にしました。
こちらは日経平均(青)と日経平均高配当50指数連動ETF(赤)、MSCIジャパン高配当利回りETF(緑)を比較したものです。
MSCIジャパン高配当利回りETFは日経以外の銘柄も含んでいるため、日経平均高配当50指数連動ETFとはまた違った動きになっていますが、動きの方向性は一致しています。
個別株だと逆走することあるからね。
この春先にはとても個別株を買う気にはなれず、そういった意味でもこういった商品を拾ったのは正解だったかなと思います。
日経レバレッジETF(1570)とか買ってたらもっと爆益だったなw
まあ、結果論だけどね。
投資をするにあたって100万円を200万円にしたい人、100万円で年3~4万円を末永くもらいたい人、と目的は人それぞれです。
私の場合は後者で、仮にそれが120万円くらいになれば「売っちゃおっかな」くらいのスタンスです。
また資金的に余裕ができて大きな暴落の時には狙ってみたいと思います。
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