この春から投資を始める妻の証券口座選びのために、ネット証券への入金の方法を調べていました。
投信の積み立ては一度手続きしておけば勝手に積み立ててくれるんでしょうけど、入金に関してはそういうわけに行きません。
毎月定額を証券口座に入金しなければ、せっかくの積立投資もそこで終わってしまいます。
すべて私が手続きすれば問題はないものの、建前上はそういうわけにもいきませんし、かといって入金のたびに妻に煩雑な手続きをさせるのも長続きという面で不安です。
長期に渡る積立投資の場合には、極力手間の掛からないという自動化も必要です。
本当なら楽天カード+楽天証券の組み合わせを利用したかったのですが、クレジットカードは改めて作りたくないという妻の意向に沿った形で別の方法で、入金+積立投資の方法にいきついたのでご紹介したいと思います。
自動入金する方法については記事内のこちらへどうぞ。 > 自動化する方法
ネット証券へ入金する方法
SBI証券へ入金する方法
即時入金
事前利用の手続きなしてすぐに使える即時入金に対応した金融機関は次の13行。
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 関西みらい銀行
- セブン銀行
- 楽天銀行
- スルガ銀行
- 住信SBIネット銀行
- ジャパンネット銀行
- イオン銀行
リアルタイム入金
事前に口座振替登録の申込みをすることでリアルタイム入金ができるようになる口座は15行あります。>利用できる金融機関
銀行振込
他行からSBI証券の専用口座に振り込むことで入金が反映されます。
専用口座は下記の3行から選べますので、同行間の手数料無料などを使うのであれば該当する口座を選ぶといいですね。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
ATMカード入金
SBI証券ではセブン銀行やゆうちょ銀行のATMからも入金することができます。
ゆうちょ銀行 | セブン銀行 |
---|---|
時間帯に関わらず220円 | 7時から19時は無料 |
上記以外110円 |
また入金額は5000円以上1000円単位となります。
ゆうちょ銀行振替入金
事前にゆうちょ銀行へ自動振込利用申込みをしておくことで、ゆうちょ銀行からSBI証券への入金をすることが可能になります。
リアルタイム入金との違いは買付余力への反映にタイムラグが生じることです。
- 7:00~14:30までの入金 翌営業日9:00
- 14:30~23:59までの入金 翌営業日18:00
- 0:00~6:59までの入金 当営業日18:00
楽天証券へ入金する方法
楽天銀行からマネーブリッジで入金
楽天証券は楽天銀行と初回だけ設定をしておけば、わずらわしい手続きをすることなく、証券口座へ反映させることができます。
ただし楽天銀行へのATMを使った入金の場合、3万円未満だと手数料が発生するので、ある程度頻繁に使う口座でない場合には手数料負けする可能性があります。
リアルタイム入金
楽天証券へリアルタイム入金対応した金融機関は以下の12行。
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 関西みらい銀行
- セブン銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- ジャパンネット銀行
- イオン銀行
1日あたりの振り込み限度額は定められていますが、最低金額は定められていないので、少額からでも資金移動ができそうです。
ただ、その都度入金の手続きをするのは面倒そうです。
振り込み入金
楽天銀行の個人ごとの振り込み口座へ、他行から振り込みをして入金を行います。
入金額の反映は30分から1時間程度となり、15時以降の入金は翌営業日での反映となります。
マネックス証券へ入金する方法
即時入金サービス
マネックス証券で利用できる即時入金サービスに対応した金融口座は以下の10行です。
- ゆうちょ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- ソニー銀行
- ジャパンネット銀行
入金手数料は無料で、入金がすぐに反映されます。
銀行振り込み
銀行振込の場合には入金が15分程度遅れます。
15:00までに入金が確認されたものは当日中に残高に反映され、それ以降は翌営業日での反映となります。
マネックスセゾンカード
マネックスには、マネックス証券のキャッシュカードとセゾンのクレジットカードが一つになったマネックスセゾンカードがあります。
セブン銀行、ゆうちょ銀行、クレディセゾンのATMで入出金が可能になります。
入会金や年会費は無料ですが、クレジットカードを作りたくないという妻の意向には合わないかなぁ
松井証券へ入金する方法
ネットリンク入金
松井証券でのネットリンク入金に対応した金融機関は下記の17行。
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 関西みらい銀行
- セブン銀行
- 福岡銀行尾
- 楽天銀行
- スルガ銀行
- 京都銀行
- 住信SBIネット銀行
- ソニー銀行
- ジャパンネット銀行
- じぶん銀行
- イオン銀行
利用時間は6:00~15:00、17:00~2:00、3:00~5:30の時間帯となり、15:00以降の入金手続きは翌営業日付けとしての入金になります。
らくらく振替入金
ネットリンク入金と違い、こちらは事前に口座振替契約を行うことでリアルタイム入金ができるサービスとなります。
利用可能な金融機関は下記の通りです。
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行銀行
- 三井住友銀行
- ゆうちょ銀行
ネットリンク入金の使える金融機関ばかりだけど、なんかこの方法のメリットあるんかな?
利用時間は6:00~15:30、17:00~2:00、3:00~5:30の時間帯となり、15:30以降の入金手続きは翌営業日付けとしての入金になります。
また入金額は1万円以上1億円以下の範囲で設定が可能です。
定期入金
この定期入金方法は、毎月27日に指定の金融期間から引き落とし、5営業日にあとに入金されます。
5営業日と言うとほとんどのケースで土日を挟むでしょうから、約1週間ほどのタイムラグが発生しそうです。
ネットリンク入金やらくらく振替入金とちがって全国100行以上が利用できます。>利用できる金融機関
これを使えば、妻の使ってる口座から入金ができるかな??
そう思って期待をしたところ、振替入金の限度額が1万円以上からとなっており、月数千円を想定する妻の金融機関としては使えそうにありませんでした。
銀行振込入金
振込手数料を自分で負担することで、銀行振込して入金することが可能です。
ネット証券への入金を自動化させる方法
上記のネット証券4社の入金方法を検討した結果、証券口座への振り込みを選択しようと思います。
証券会社への振り込みって本人名義じゃないとできないから、やっぱり手間かかるんじゃないの?
そう、そこで思いついたのが、SBI銀行の自動振り込みサービスだよ
このサービスを使うことで、毎月指定の日に住信SBIネット銀行から証券口座への入金を自動化しようと思います。
でも奥さん、住信SBIネット銀行あんまりメインでつかってないんじゃなかったけ?
そう、そこで自動入金も合わせて利用しようかな?という狙いなんだ。
自動入金に自動振込、なんかややこしいな??
自動入金は他行から自動的に住信SBIネット銀行に着金するようになり、そのお金を自動振込で証券口座へ振り込めば、あとは証券口座で勝手に積立をしてくれる様になる算段です。
あとは、SBI証券でいくか楽天証券でいくかが悩みのタネ…。
楽天証券とSBI証券はどちらにメリットある?
ネット証券は、私がすでに使っているこの2社のどちらかを選ぼうと思います。
楽天証券のメリット
楽天証券のメリットは、楽天という知名度です。
すでに投資をしている人であればSBI証券であれマネックス証券であれ多くの人がご存知でしょうが、そうでない人っていうのはやはり知った会社の方がとっつきやすいかなぁと思ったりします。
またポイント投資ができるのも一つのメリットではないでしょうか。
将来的にもっと積極的に投資をやっていきたいといったときに、ポイントを通して興味を持てるのは良いのではないかと思います。
SBI証券のメリット
SBI証券は使いにくいと評判ですが、一応私のメイン証券口座です。
関連 > 使いにくいと評判のSBI証券を愛用する私がおすすめする5つのポイント
SBI証券のメリットとしては、SBI証券を開設することで作れるハイブリッド口座にいくらか入れておけば、住信SBIネット銀行で無料の振り込み回数を獲得することができるようになります。
現在はランク1の振り込み無料回数1回を消費するつもりですから、振り込みの無料回数が増え、コンビニATMの無料回数が稼げるのはやはり利便性がアップします。
実務上はSBI証券のほうがメリット大きいかな?
まとめ:少額投資がしやすくなったけど、まだ使いにくい面も多い
2017年には100円投信が始まり、2019年にはSBIネオモバイル証券の誕生をきっかけに端株投資と、少額投資がとても始めやすくなったのではないかと思います。
ですが今回の入金方法ひとつとっても、ある程度ネットサービスが利用できるレベルでないと使いにくいものだなということも感じました。
今後ネット証券も銀行なんかと同じようにATMなどで入金できるサービスが増えるといいなと思いました。
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