事の始まりはこちらの息子の修学旅行代金の積立案内。
学資保険を含めて、こういう使い道の期限が決まっているものに対しての投資運用は基本的に反対の私。
とはいえ、たまたま比較してみたい投資信託があったので、以下の条件で妻に交渉。
https://jiro-invest.space/highschool-tour-index/
- 現時点での一括支払いも可能であること
- 元本割れした場合には自分のこづかいで補填する
- 含み益となった場合には修学旅行の時のこづかいの足しとすること
あくまでも損失が出たら私が元本を保証すること、そして利益が出た際には息子のこづかいとすることという条件で妻も同意。
あれ?俺のメリットは??w
このたび払い込みの期限が迫ってきたことからすべて手放しましたのでご報告。
8資産均等型と積極型の両方を積み立てて運用してみた結果
運用条件
運用した投資信託はこちらの2本。
- たわらノーロードバランス(8資産均等型)
- たわらノーロードバランス(積極型)
これは以前もこちらの記事で紹介したもの。
名の通り均等割する8資産均等に対して、先進国株式多めの積極型。
そして投資期間は短めの20ヶ月。
だけど、積み立て設定や払込期限の関係で22年7月から23年12月までの18ヶ月となりました。
そして投資金額は毎月6,000円で最大12万円だけど、積み立て回数が18回なので10,8000円。
比較結果
たわらノーロードバランス(8資産均等型)
特定口座 | 15,774円 |
旧NISA | 40,806円 |
新NISA | 3,066円 |
59,646円(110.45%) |
たわらノーロードバランス(積極型)
特定口座 | 15,947円 |
旧NISA | 40,965円 |
新NISA | 3,059円 |
59,971円(111.05%) |
特定口座はこの中から348円税金が引かれるようなので、結果的には119,269円となり、約11,000円の利益というわけ。
あの子のこづかいの足しになったね。
そして比較すると、積極型の方がわずかに上回ったという結果。
ちなみに一括投資してたらどうなった?
2022年7月の1回目に約定した単価と売却した時の単価がこちら
2022年7月 | 2024年1月 | |
8資産均等型 | 13,442 | 15,043 |
積極型 | 13,544 | 15,266 |
これらに最終的に積み立てた54,000円で計算するとこんな感じ。
8資産均等型…2022年7月時点で40172口購入。2024年1月に60431円で売却
積極型………2022年7月時点で39870口購入。2024年1月に60865円で売却
合計121,296円となり、もう2,000円ほど儲かった感じ。
結果としては8資産均等型が考えていたより優秀
両者の資産配分の比較はこんな感じ。
8資産均等型(%) | 配分比率 | 積極型(%) |
---|---|---|
12.5 | 国内債券 | 3 |
12.5 | 先進国債券 | 14 |
12.5 | 新興国債券 | 3 |
12.5 | 国内株式 | 13 |
12.5 | 先進国株式 | 40 |
12.5 | 新興国株式 | 2 |
12.5 | 国内リート | 13 |
12.5 | 先進国リート | 12 |
積極型は見るからに債券少なめ、株式多めのファンドです。
なので2021年のように本来株式が好調な時期であれば積極型が有利だったはず。
でも2022年1月以降の比較はこんな感じ。
SP500なんかに引っ張られて株式があまり良くなかったのか、この18ヶ月の間にも何ヶ月か含み損になった時期もあって、結果としてはどんぐりの背比べといった感じ。
これがもっと期間が伸びればどうなったかわからないですけど、上のような値動きのときですら積極型が上回った。
個人的に積み立ててる間はリスクの変動幅が多い方が、結果的に伸びると思ってるので、今後も積極型を利用するかも。
売却する出口時点の経済状況によりますが。
でもある程度まとまったお金を長期で放っておくには、やっぱり債券を含んだ8資産均等型がいいかなとも思いました。
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