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eMAXIS Slimがまたしても信託報酬を引き下げもそろそろ興味は別のところへ

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eMAXIS Slimがまたしても信託報酬を引き下げました。

これは24日に発表した他社を意識したもの。

これまでeMAXIS Slimとの信託報酬の引き下げ合戦を引っ張ってきたのはニッセイ。

ところが今回の24日に引き下げ発表したのはアセットマネジメントOneのたわらシリーズ。

最近はすっかりeMAXIS Slimのほうが話題になることが増えましたけど、このたわらノーロードシリーズはeMAXIS Slimにも負けない低コストファンドが揃ってます。

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信託報酬合戦はたわらとeMAXIS Slimへ?

たわらノーロードの新信託報酬

ちなみにたわらノーロードが発表した引き下げがこちら。

 
S&P500  0.09372%  
先進国株式 0.09889% 0.10989%
新興国株式  0.1859% 0.3740%
全世界株式  0.1133% 0.1320%
日経225 0.1430% 0.1870%
8資産均等型   0.1430% 0.1540%
堅実型   0.1430% 0.2420%
標準型  0.1430% 0.2420%
積極型 0.1430% 0.2420%

S&P500が新規で設定され、ノーロードバランスの堅実、標準、積極型も大きく引き下げられました。

これ自体は私も積極型を積み立ててるので感謝。

たわらノーロードバランスの積極型と8資産均等型はどちらのリターンが上回るか
たわらノーロードバランスにラインナップされている8資産均等型と積極型。いざ積み立てるとなるとリターンが高いのはどちらになるのか、両者を比較してみました。結果は・・・20か月後のお楽しみということで。

対抗したeMAXIS Slimの新信託報酬

それに対してeMAXIS Slimの発表した信託報酬がこちら。

まずはたわらノーロードに対抗したものと思われるものはこちらの5本。

 
先進国株式 0.09889% 0.10989%
新興国株式  0.1859% 0.1870%
全世界株式  0.1133% 0.1144%
日経225 0.1430% 0.1870%
8資産均等型   0.1430% 0.1540%

ファンドオブザイヤーで4冠を達成した通称オルカンがさらに安くなりました。

ジロ
ジロ

が、一番最安値ではない。

そしてそれ以外はこちら。

 
TOPIX 0.1430% 0.1540%
全世界(ex日本) 0.1133% 0.1144%
3地域均等型 0.1133% 0.1144%

ニッセイとの引き下げ合戦で各社とも、すでに乾いた雑巾を絞るくらいのコスト引き下げになってるとは思いますけど、ニッセイとのコスト合戦から見てきて、そろそろeMAXIS Slimにも不信感が。

eMAXIS Slimはとことんコストを追求してる割に、なぜ先に引き下げることができないのか?

そう、それは「なぜ先に引き下げることができないのか」ということ。

信託報酬っていうのは「販売会社+委託会社+受託会社」への報酬の合算ですが、今回のたわらノーロードの引き下げを見ていると、中には販売会社の報酬をガッツリ削っているものもあるわけです。

これら3社の報酬を引き下げるということは、それぞれにそれなりのレベルの交渉が必要ということが発生するでしょうし、それなりに難しいのではないかと思うわけです。

そういう他社の動きを見たうえで「相手も下げたからうちも下げます」っていうスタンスは、自分の性分としてとても嫌い。

とことんコストを追求するはずのeMAXIS Slim

まして上のキャプチャ画像のようにeMAXIS Slimはとことんコストを追求すると謳う割には常に後追い、そして今回はたわらの発表があってからわずか1週間ほどでの発表。

つまりeMAXIS Slimは投資家ではなくライバルとなるファンドのほうが気になる存在の様子

そんなんだったら、一足先に引き下げていくファンドのほうが好感が持てます。

ジロ
ジロ

とはいえ、どこも利益?も求められる企業ですから、足並みを揃えたいという気持ちもわかる。

まあ、ホームページにも業界最低水準の運用コストを将来に渡ってめざし続けるとも書いてあるからねぇ

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とことんコストを後追いするファンドに先駆けて、次に引き下げるのはどこ?

コストは安いに越したことはないというのはわかります。

でもここまでくると0.01%っていうレベルのコストダウンは投資家にとって誤差のレベルではないかと思うのですね。

なので表面的な数字よりは、実際にかかったコストがどうであるかということのほうが気になるところ。

あとはこの次にこのラインを破ってくるところ、例えばニッセイとかが追ってくるのかっていうのはちょっと興味があります。

でも証券会社の手数料引き下げ合戦もそうだけど、最後に残ったところが一強になるのは避けてほしいので、なるべく必要なコストを確保しながら健全な運営をしてほしいろころです。

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2008年ごろからFXで資産運用を開始、2015年のロスカットを機にして投資手段を見直して端株投資に行きつく。
すでに失敗することのできない年齢であることから、株式やインデックスを使って着実に資産運用を行う。
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