端株投資の魅力の一つとして、配当金は単元株主であろうと、端株ホルダーであろうと同じ額がいただけることです。
なので基本的には高配当銘柄や、優待も自社製品の優待の企業を選んでいたつもりでした。
というのも、私がこれまで端株投資をしてきて、次のような経験を何度となくしてきました。
- クオカード銘柄は上がりやすい (利回り低下につながる)
- 優待目的で買いだしたけど、優待そのものが廃止された
その結果、単元株化するまでに時間がかかる端株投資において、優待を目的とした投資は避け、高配当銘柄を重点的に購入するという方針に変えてきました。
それがこちらの記事になります。
ところが岡部の株式を単元株式にしたことでふと気付いたことがあります。
優待ゲットで利回り向上するじゃん…(遅っ^^;)
そこで端株投資でありつつ、単元株を狙いやすそうな数字「10万円以下」という条件のもと、みんな大好きクオカードが貰える企業をチェックしてみたいと思います。
端株投資でも狙いやすいクオカードが貰える銘柄
経済が冷え込んだ時には優待も廃止、配当も減配、無配という可能性は当然に秘めていますが、現時点で配当が3%を超えているような会社を 楽天証券 でスクリーニングをかけてみました。
配当利回り3%超え
- コーア商事ホールディングス
- 三機サービス
- カネヨウ
- 四国銀行
- ダイキョーニシカワ
- カネミツ
- 英和
- ディーブイエックス
- T&K TOKA
- エイチワン
- ネツレン
- サンヨーホームズ
- アグレ都市デザイン
- JKホールディングス
- ファルテック
- アレンザホールディングス
- パレモ・ホールディングス
- 岡部
- ファーストコーポレーション
- トーシンホールディングス
- アイナボホールディングス
- インテージホールディングス
- Eストアー
- 田辺工業
- サンヨーハウジング名古屋
- 黒谷
- 明光ネットワークジャパン
思ったより多いですね。
明光ネットワークは学習塾で有名ですし、 インテージホールディングスは、キューモニターというアンケートサイトを運営してますので、ご存じの方も多いかと思います。
配当利回り4%超え
- エステールホールディングス(宝飾関係)
- コーセーアールイー(マンションデベロッパー)
- ラサ商事(鉱物、金属素材特殊ポンプの専門商社)
- 河西工業(自動車インテリア部品メーカー)
- TBK(大型自動車のブレーキで首位)
- ムゲンエステート(不動産業)
コーセーアールイーはキャピタル狙いで何度か利益を上げた経験がありますけど、個人的にはマンションデベロッパーは長期投資に向かないと思ってます。
ラサ商事はまだ株式投資を本格的に始める前に、株価が200円代とかだったので、手が出しやすいというだけで狙ってたことあります。
最近では、「池の水を抜いちゃいました」とかっていう番組の水中ポンプだかにラサ商事のステッカーが貼ってあるのを見かけたような気がします。
河西工業も一時期クオカードで見てたことありますね。
端株でクオカードの優待銘柄に投資するときの注意点
上にあげた企業のなかには東証1部の銘柄ももちろんありますが、東証2部銘柄も混じってます。
クオカードは使い勝手の良いギフト券のため、非常に人気のある優待品ですが、それを逆手にとって、二部会社が指定替えのために利用しているケースがあります。
私も過去にモリト(9837)でまんまとやられました。
幸い指定替えで株価が上がったので、それに乗じて逃げましたが、今後東証1部銘柄が非常に増えたことから、プレミアム市場を作るといった動きもあるようですし、似たような案件が出るかもしれません。
基本的には財務健全でありつつ、配当をメインとして考えておきたいとは思います。
まとめ
今回スクリーニングした企業一覧は、また後日時間があるときにでも整理しつつ見てみたいと思っていますが、配当による長期投資において、「将来に渡って、いかに安全に配当を手にできるか?」というのはかなり大事なファクターになるかと思います。
でも優待そのものは、もらえるとすごく満足度の高いものですし、いくつか保有する中に混ぜておいてもいいのかな?と今回感じました。
※ここにあげた銘柄はスクリーニングを掛けた中から単純作業として列記したものですので、銘柄の優劣を検証したものではありません。実際の投資には慎重に判断してください。
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