私の投資資金は、月々の小遣いから捻出しつつ投資をしています。
ですが、使わない月というのはいいのですけど、年末年始など飲み会などが立て続くと、投資資金の捻出という面で非常に困難なのが実情でして、毎月投資資金を捻出できる方法を・・・と考えていたところ、一つの答えを導きました。
それはFXのトラップトレードで投資資金のインカムゲインを得ること!
え?おまえ、ロスカットして以来FX辞めて株式投資してたんちゃうんかい?そもそも勝算あるんか?
そんなのはやってみないと分からないよ。でもこの表見てみてよ。
これはFXをしてた頃に、トラップトレードの月次の利益を積み重ねたグラフなんだけど、元手10万で稼いだ利益の累計を表にしたものだよ。
なるほど、グラフが途切れたとこがロスカットという訳やな( ̄ー ̄)ニヤリ
だーーーー!うるせぇーーー
まあ、実際そうなんですが、これを根拠に今の自分に出来ることはないかな?と考えたわけです。
FXのトラップトレードで年70%の実績
話を進める前に、こちらのグラフの説明をさせていただきます。
こちらは2010年ごろに、最後の10万円を突っ込んで「これでFXは最後」というつもりでトラップトレードに挑んだ時のものです。
10万円の元手にも関わらず、約5年8カ月で利益の累計40万円(400%超)という数字をたたき出しています。
高配当の株式銘柄でも5%、6%ですから、年平均で換算すると70%というのは資金効率でいうと文句なしの数字です。
にもかかわらずロスカッ・・・
なにかな?ん~??(威圧)
トラップトレードを始めるにあたって課題
両建てで円高をヘッジ
トラップトレードをするためには通貨を決める必要がありますが、第一候補はやはり豪ドル円のつもりでいます。
それは扱いなれた通貨であることのほかに、値動きがそれなりに期待できる、マイナススワップが以前より小さくなったというのも理由です。
でも、円絡みの通貨は何かと円高局面に弱いのが難点なのです。
円高を嫌ってユーロドルも見てみたところ、トレンドが形成されやすいためにトラップトレードには向かないなというのが感想です。
そもそもトラップトレード自体、トレンドには弱いやん?
そう、そこで両建てで、トレンドをヘッジしてやろうという作戦です。
ちなみに両建ての場合には証拠金も片方の証拠金だけで足りますから、ポジションの数だけデメリットになるということもありません。
定期的に資金を出金
以前は株式投資とかをしてませんでしたから、元本が1割増えたら利幅を1割小さくするいう手法を取っていました。
ただ、あまりにやりすぎて、注文を入れるのが面倒になったので最後の方は1円単位に戻してました。
それでもロスカットしたんやな
だからうるさいってww
でも資金を出金してなかったから、ほぼ一文無しになったんだよね、これは反省の意味で。
利益の中から数千円ずつ投資信託を買ってたわけですけど、仮に計画的に出金していれば、最初の10万円の損失だけで済んだかもしれませんしね。
年末には損出ししてポジションを整理
トラップトレードの最大の難点は、利確できなかったポジションが延々と残ることです。
いわゆる塩漬けポジション。
これは含み損になるだけではなく、証拠金を実際に使ってしまいますから、レンジが外れたと思ったポジションは年末に損出しをしてポジションを軽くしておけば、税制面でもメリットになるかもしれません。
その他
取引ルールの変更はないか?
私もFXを離れて長いので、取引ルールが変わってる可能性があります。
先ほどの両建ての件でも、ひょっとしたら両建てした場合、両建て分証拠金が必要となってるかもしれませんので、チェックしておく必要があります。
夜眠れるトレードを心掛ける
夜、寝てるときに往復約定したらどうします?
前回の時も、相場が気になって眠れなくなったんで、今回は出来ればシストレ系のトラリピの力を借りたいと思ってます。
トラップトレードでどれくらいの利益を見込めそう?
利益の見込み
過去の損益のデータを見てみると異常値も紛れています。
おそらく裁量的なトレードがあったものと思いますが、それらを除くと月平均7,600円となっています。
綺麗に両建てで約定したとすると月平均約15,000円となり、年間では18万円ほどの収入となる見込みで、うまくいけば半年ほどで元本を抜きだせるかもしれません。
こういう皮算用は楽しいよねww
実際にはそんなにうまくいかんけどなww
これを株式への投資資金へ回してやれば、飲み会が続いて投資資金が捻出できないといった時でも、コンスタントに捻出することができます。
証拠金10万円で片道10本+3円近い逆行は耐えられる計算
執筆時現在で、豪ドル1000通貨取引のための証拠金は約3,000円です。
10本目が約定した9円下落時での証拠金と含み益は、証拠金が3万円、含み損が4万5,000円になっているはずです。
合計7万5,000円なので、業者のロスカットルール次第ではそこから2.5円の下落には耐えられる計算となります。
両建てすればその時点までに約1万円の利確が出来ているはずですから、3円以上の逆行には耐えられる計算になります。
統計的な勝算は?
上では、ざっと12円から13円ほどの一方的な値動きには耐えられると想定しました。
それじゃあ、もう少し過去の統計から勝算を見てみようと思います。
いろんなデータによりますと、1995年から2018年までの年間価格変動の平均は約17.5円。
流石にサブプライム問題になった年やリーマンショックの年付近は異常な変動幅がありますけど、その時期を除けばだいたい15円前後となっています。
そう考えると、サブプライム、リーマンショック以外の年であれば十分勝算はありそうやな…
投資資金捻出のために検討しているFX業者
検討中のFX業者
現在、以下の業者で検討してます。
- アイネットのシストレ
- マネースクウェア
- 外為オンライン
- 一般FX会社
- トライオート
このなかで一番可能性が少ないのは私の個人情報を流出してくれたマネースクウェアですが、全自動で私の想定通りのトラリピが可能です。
アイネットのループイフダンや外為オンラインのiサイクル2取引なんかは、設定次第で自動化できるのいいかな?と思ってます。
あとインヴァスト証券のトライオートFXのビルダー機能はとても気になります。
手間は一番かかるけど一般のFX会社、これが一番確実に自分の思う通りの注文ができます。
▽口座を開設しました
保有する株式を使ってFXをする代用有価証券という方法
多分ほかの証券会社もあると思うんですけど、SBI証券では保有する株式を証拠金代わり(代用有価証券)として、FXトレードをすることができます。
これの難しいのは、株の評価額の70%となることや、株の評価額自体が変動することです。
今は株高なので問題はないのですけど、暴落などがあって株の評価額が半分になった場合など、証拠金が間に合わない可能性もあります。
最悪は株式を任意売却される可能性もあり、資産を育てるというには危なすぎる方法です。
そして中にはこんな方も・・・。
代用有価証券は株価に左右されるだけじゃ無く、証券会社の代用掛け値にも左右されます。つまり何か理由で掛け値が0%になるといきなり証拠金が0円になってしまいます(´・ω・`)。
— 塩蔵(オチルナイフ・ダイスキー) (@enzoumekabu) December 12, 2019
私はこれを信用取引で喰らったことがあります(゚Д゚)
デイトレードなどで利用するのであればいいかもしれませんが、長期で保有するような場合には私はおすすめしません。
また、特定口座にある証券が該当し、NISA口座の保有株は代用有価証券として使えないのも注意が必要です。
まとめ
あれだけFXは辞めたつもりでいたのですけど、やはり資金効率という面でFXは抜群なので、投資資金を稼ぐつもりでFXを再開してみたいと思うようになりました。
ただ感情的な話をすれば、急落が来た時に上なのか、下なのか?とドギマギするのも嫌だから悩んでいるのも事実ですし、FX自体では長期の資産形成は難しいという結論は変わっていません。
軒並み使わない口座は解約してしまったし、現時点で年末も迫って口座開設の時間もあることから、早めに答えを出さないといけないかなぁとは思っています。
▽こちらの記事でもFXをやめて株式に移ったのは投資の方針転換としています。株式投資やインデックス投資を経験したからこそ「FXの年利○%」というのがいかに夢物語か分かった今、資産運用の手段として利用し始めるときが来ているのかも知れません。
▽こちらはロスカットされた時、リアルタイムで書いていたブログをまとめたものです。焦る気持ち、ロスカットされた後の喪失感などをご体験ください。
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