ワードプレスでブログをはじめようと思った時に、「コスト」というものを気にされる方もいらっしゃると思います。
ワードプレスには「レンタルサーバー」「ドメイン」「テーマ」といったものが必要になりますが、レンタルサーバーはブログを運営する期間ずっと継続して発生する費用になりますから、安心できる範囲でなるべく低価格に抑えておきたいコストの一つです。
そこで私がおすすめするのがリトルサーバー。
多くの個人ブロガー向けには3つのプランが提供されています。
安いものはミニプランの月150円から利用することが出来ますが、価格差とスペックを考えると月195円からのワードプランをおすすめしたいところです。
プランを料金で比較
ミニプラン
契約期間 | 1年間の料金 | 月換算 |
---|---|---|
12か月 | 1,800円 | 150円 |
6か月 | 1,080円 | 180円 |
なんと12か月契約をすると月に150円で利用することが出来ます。
「自販機で買うジュース1本」「ガソリン1リットル」と考えるといかに安いかイメージしやすいかと思います。
ワードプラン
契約期間 | 1年間の料金 | 月換算 |
---|---|---|
12か月 | 2,340円 | 195円 |
6か月 | 1,470円 | 235円 |
2018年12月12日に登場した新プラン、ワードプランです。
ワードプレスに特化したプランとのことで、ミニプランでは出来ないhttp/2が設定できます。
リトルプラン
契約期間 | 1年間の料金 | 月換算 |
---|---|---|
12か月 | 3,000円 | 250円 |
6か月 | 1,680円 | 280円 |
リトルサーバーとしても一番のおすすめプランとしているのがこちらのリトルプラン。
私も現在利用しているのはリトルプランです。
ビッグプラン
契約期間 | 1年間の料金 | 月換算 |
---|---|---|
12か月 | 5,160円 | 430円 |
6か月 | 2,820円 | 470円 |
こちらはサーバーの収容ユーザーの上限を決めてあり、ディスク容量や転送量も十分に確保されたプランです。
そのため、ビッグプランの申し込みが上限を越えた時にはサーバー調達のために一時的に申し込みを保留するという徹底ぶりです。
初期費用
初期費用としてすべてのプランで920円必要になります。
データベースの数とディスク容量で比較
ワードプレスにはMySQLというデータベースが必要になります。
ミニプラン | ワードプラン | リトルプラン | ビッグプラン |
---|---|---|---|
3個 | 5個 | 10個 | 50個 |
20GB | 30GB | 60GB | 120GB |
これらの数だけワードプレスのブログを運営できるともいいかえることが出来るわけです。
意外とブロガーさんにはブログテーマを変え、複数のブログを運営している方も多いですし、私自身も複数のブログを運営しています。
またすべてのプランのサーバーでSSD化されています。
≫ リトルプランではSSDを搭載した格安レンタルサーバーの「リトルサーバー」
転送量で比較
こちらは今まで公開されることはありませんでしたが、ワードプランが新設されたと同時にこちらも公開されました。
ミニプラン | ワードプラン | リトルプラン | ビッグプラン |
---|---|---|---|
30GB | 45GB | 90GB | 180GB |
多くの人が利用するXサーバーの転送量と比較しても、リトルプランではそれを上回る転送量があります。
ご契約プランのディスク容量の1.5倍を24時間の保証転送量として設定しております。
ミニプラン30GB ワードプラン45GB リトルプラン90GB ビッグプラン180GB
転送量上限を超過した状態が継続する場合、改善されるまで帯域制御をさせていただく事がございますが、明らかな異常転送以外はアクセス遮断はいたしません。
リトルサーバー:よくある質問より
なお、お試し期間につきましてはこれまで同様、1日当たり10GBの制限が掛ります。
これだけあればリトルサーバーの様な格安レンタルサーバーを探すユーザーには十分でしょう。
サーバーの性能値で比較
PHPspeedで測定した参考値が公式でも公開されました。≫ リトルサーバー
ミニプラン | ワードプラン | リトルプラン | |
---|---|---|---|
Syntheic PHP BenchMark | 8,708 | 12,928 | 20,322 |
Syntheic MySQL BenchMark | 2,523 | 6,748 | 9,906 |
Syntheic Read/Write BenchMark | 4,116 | 5,401 | 8,918 |
Real World PHP BenchMark | 10,799 | 14,908 | 22,096 |
Real World PHP&MySQL BenchMark | 5,873 | 8,077 | 12,136 |
Server BenchMark | 3,948 | 6,787 | 10,455 |
それぞれがどういったものを表すものかは知りませんが、数値が高くなれば性能が高いというものだそうです。
他社の数値も検索してみたのですが、決して安いから劣ってると言うわけでもなさそうですよ。
非公式とのことで、このデータの公開に関しては差し控えたいと思います。
その他
高速化設定
ミニプランをのぞくプランではPHPアプリケーションを高速化したり、http/2を使用して高速化が可能になります。
SSL
すべてのプランで無料のLet’s Encryptが利用でき、サイトのSSL化が出来ます。
私もこの方法でSSL化させてますが、SNIによるSSL化をしたい場合には対応するのはリトルプラン以上となります。
リトルサーバーのWordPressをSSL化させたら簡単だった
7日間の無料バックアップ
リトルサーバーでは1週間分を無料でバックアップしてくれ、万一の時にはデータを提供していただけます。
私も以前お世話になりました。
2:30となってるは11:30だと思うけど、データ復旧の依頼からデータ復旧まで約7分。助かったぁ>< pic.twitter.com/YMh8WUhRhT
— ジロ@Jiroの端株投資奮闘記 (@JIRO_invest) 2018年7月3日
またこちらも非公表のため具体的には差し控えるところですが、リトルサーバー自身も万一備え、他社でバックアップを取ってくれていますので、安心して利用できます。
まとめ
ブログをレンタルサーバーを借りてまで運営する以上、安心して利用できるというのが大前提ですが、じゃあ安いとこってダメなの?というわけでもなく、現在のところ快適に利用させていただいています。
そのなかでも安さを追求するのであればミニプランとなるわけですけど、12か月契約で1か月45円くらいの差であれば、ミニプランよりはサーバーが強化されたワードプランをおすすめします。
▽リトルサーバーでのワードプレス立ち上げは、画像を多めにしてこちらで紹介しています。

▽私自身もリトルサーバーでこのブログを運営しています。
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