今回は国債を取り上げてみましたので、日本を代表する花「桜」でアイキャッチを作ってみました。
春に満開に咲く桜は、私に希望を与えてくれる花です。
さて当面使う予定はないけど、それなりに意味もなく預けてるお金・・・どうしてます?
まさか普通預金?せめて定期預金でしょ・・・??まあ、どっちもどっちですけど。
国債の利率と預金金利
今の普通預金の金利ってどれくらいか分かります?
SBI銀行の金利見てたんだけど、0が多すぎてよくわからん・・・ pic.twitter.com/FfchpJf8mF
— ジロ@Jiroの端株投資奮闘記 (@JIRO_invest) 2018年1月23日
実はこのツイートの時気付いたんですけど、ハイブリッド預金って普通預金の10倍の金利なんですね。
あ~なんて高金利なんだ~(棒読み)
普通預金が0.001%だから、1年後の金利は0.00001を掛けた数字。
10万預けてやっと1円っていうレベル。
間違ってたら教えてください。
0が多くて訳分からんことになってます。
その点ハイブリッド預金ならその10倍だから、10万預けて10円もお金くれるんですよ。
あ~、すばらしい!(棒読み)
すみません、テンション上げないと書けませんでした。
元本保証の個人向け国債
国債ってどんなイメージですか?
私もあんまりいいイメージ持ってませんでした。
だってマスコミが「国の借金1000兆円」とか言ってる国の国債なんて買おうと思いもしませんよね。
でも日本の銀行に預金という形で預けてる時点で、国債というものを少なからず買ってるのと同義だと思いませんか?
(国債と預貯金の関係は過去の記事でこんなことを書いてます。≫投資に関する家族の理解がある人がうらやましい)
普通預金と比べると高い利回り
ちょっと意外だったんですけど、国債の利率って0.05%がっていうのが最低金利として保証されています。
10万円預けると1年で50円も金利が貰えます。
わ~国債最高(棒読み)
比較的換金性は高い
個人向け国債は固定金利で3年、5年、変動金利で10年と3種類の国債があります。
でも、必ずしも満期まで持たないといけないという訳ではなくて、いずれも最低1年の保有期間で条件付きですけど中途換金することが出来ます。
また、あまり嬉しくないですけど、名義人が亡くなったり自然災害などに巻き込まれると無条件で換金することが出来ます。
個人向け国債には、中途換金ができない期間がありますが、その期間中であっても、口座名義人(特定贈与信託の受益者を含む)がお亡くなりになられた場合、又は、災害救助法の適用対象となった大規模な自然災害により被害を受けられた場合には、中途換金が可能となります。
口座名義人(特定贈与信託の受益者を含む)がお亡くなりになった場合の中途換金の特例についてはQ.3を、災害救助法の適用対象となった大規模な自然災害により被害を受けられた場合の中途換金の特例についてはQ.4を、ご覧下さい。
引用:財務省個人向け国債HP
国債っていくらから?
国債は最低1万円から購入することが出来ます。
なので、使い道も特にない子供のお年玉なんかを国債購入なんかに充てることも出来ます。
うちは子供の口座はゆうちょで作ってますけど、もちろんゆうちょの金利も0.001%ですから、国債の0.05%という金利は50倍もの高金利です(白目)≫子供の銀行口座を作るのに悩んだ時にゆうちょ銀行がおすすめの5つの理由
それよりも、国債とかそういう仕組みを教えるにはいいかな?と思ってみたり。
中途解約の条件
さて、0.05%と普通預金や定期預金よりは金利が高いとはいえ、必要になった時には換金したいものです。
この中途換金の条件というのがなかなか複雑で、直近に受け取った過去2回の利子の0.79685を差し引くことになっています。
ちょっとややこしいんですけど、0.79685に隠れた数字は0.20315でして、この数字は税金が絡んだ数字なんですね。
国債の利子自体は年に2度支払われるので、つまりは直近1年で受け取った2回分の利子を差し出せば換金できるというものです。
厳密に言うと、直近で受け取った2回分の利子相当が引かれて換金されます。
なので、逆に中途換金前提で話をすれば、最低1年保有しておけば、そこから先は年0.05%の利子が受け取れながらも、いつでも換金できるということです。
う~ん、複雑。
中途換金のシミュレーション
10万円分の国債を2年保有(期間中の金利は0.05%とする)したのち中途換金したとします。
ややこしいので日割りとか税金は無視して考えますと、
10万円で0.05%、2年で受け取る利子は100円です。
そのうちの1年分50円は中途換金のペナルティで差し引かれて手元に残るのは100,050円。
10万円を2年間0.025%で預けてたという事になります。
どちらにしても微々たるものですが、数字上は普通預金よりは良かったということになります。
それよりもジュース1本我慢した方がはるかに金額的な価値が高いですね。
財務省には中途換金用のシミュレーションページがあります。≫財務省HP
個人向け国債キャンペーン
実はここまででしたら、ふ~んというところなんですけど、一時期国債の購入額に応じて金融機関からキャッシュバックを行ってたことがありました。
条件は一時期に比べて悪くなってしまいましたが、今もまだキャンペーンを行ってる金融機関はあります。
またいずれ美味しいキャッシュバックキャンペーンなどがあるかも知れませんので、一応こういうものがあるという事だけご紹介しておきます。
まとめ
楽天銀行のマネーブリッジなんかはそれだけで0.1%という金利を得ることが出来ますが、証券口座の開設をしないといけなかったりします。
最も国債は証券口座でないと買えない訳じゃないですけど、国債を買おうとされる方は証券口座くらいお持ちの方も多いでしょうから、いちいち手間の掛る国債をあえて選ぶという方は少ないかもしれませんね。
▽国債を買うなら国内債券の投資信託のほうが手軽かもしれませんね。こちらは息子が生まれてから16年、国内債券の投資信託に積立投資していたという仮定のもと作成した記事ですが、思ったよりリターンがありました。

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