元ネタとしては1年前に書き始めていたのですが、どうしても記事が進まず1年の時を経て書きあげました。
きっかけは先日見たテレビ。
平成生まれ3000万人という番組をやってまして、その内容があまりにもひど過ぎてこの記事に至ります。
平成生まれ3000万人そんなこと考えたこともなかったクイズ
東大をはじめ、現役の大学生が30人出演し、これくらいは知っているだろうと言う問題が出され、回答していくというもの。
問題は、弁当箱に梅干しを一つ入れた弁当を何と言うか?というものや、電車は何で動いてる?といった極々一般的な事。
もちろん前者の答えは日の丸弁当なのですが、「梅干し弁当」といった回答や「戦争弁当」といった回答が。
まだ梅干し弁当は分からなくもないですが、戦争弁当という回答した女の子の理由は、ご飯に梅干しって戦時中食べてたっぽくないですか?というもの。
戦時中というと米一粒が貴重だった時代なのに何を言ってるんだと怒りを通り越し悲しくなりました。≫ 教育の一環として子供に戦争の体験をどう伝えるか
ツイッターの反応
「慶応出たのが『電車は石炭で動いている』って言ってる。ばかだねー」#テレ朝 を見ろと言うので、昭和生まれにとっての当たり前は平成生まれには通用しない。昭和生まれの芸能人が「平成生まれでもさすがに知っているだろう」ということを出題するクイズバラエティを見て呆れておりました。深刻。
— suzuki hiroco (@hiroco2003) 2018年8月28日
平成生まれに出すクイズ番組に
東大生とか慶応生とか
有名大学の子ばっか出てんだけど
常識知らず過ぎて引くレベル…— れいな (@xx_Reina_xx) 2018年8月28日
他多数・・・
テレビに真実を求めるのはもうやめよう
ええ???さすがにこの平成生まれのやつヤラセじゃない?
閏年知らない、月がどうして光って見えるのかも知らない、そんなんで慶応だの東大だの入れ……ええ??— シヴァ太郎左衛門 (@sivasiva1920) 2018年8月28日
あのレベルの問題で回答できない学生がいるというのは、さすがにヤラセじゃなかったらヤバいレベルです。
でも、彼らの先輩に当たる卒業生が見てたら、学校の品位を落とされたと怒られても仕方ないと思いませんか?
少なくとも私が彼らの学校の卒業生だったら激怒してるレベルです。
本当に学校のせいなのか?
さて前置きが長くなりましたけど、本題です。
平成生まれ3000万人
みたいなテレビ
幼稚園、小学校で全部習ったことなんだけど、、、東大慶応とか日本のトップの大学は常識がないバカしかいない?— リコ (@t_phm7) 2018年8月28日
そうですね、この番組に出てきた問題の多くは、大学生にもなればどこかで1度や2度見聞きしててもおかしくないレベルの問題でしたので同意します。
ところが、人生において学ぶ場所というのは、何も学校という教育の場だけではありませんよね。
自ら疑問に思ったことがあれば、それは物事を学ぶチャンスです。
そしてそういった機会を与えてやれる環境の一つが家庭なのです。
家庭で親が教えられること
育児書というものはいくらでもありますけど、育児方針で喧嘩する夫婦があったりするわけですから、子供の育て方の基本というものは、自分が育ててもらった経験が潜在的に優先されるものではないかと思っています。
なので、私がここから書くこととは違った考えの方もいらっしゃるとは思いますが、そのあたりはご容赦いただきたいと思います。
躾
学校では学べない躾という部分は、誰のせいでもない、親が教えることであります。
食事の時に子供達が箸や茶碗をきちんと持てるようになったから、イチイチ注意することが減った。
たまにおかしなことがあるから気にはしているけど、かなり楽になった。— ジロ@Jiroの端株投資奮闘記 (@JIRO_invest) 2018年3月3日
「恐らくそんなこと当たり前のことだよ」と言われる方もいらっしゃる中、食べる時に嫌な思いさせずに楽しく食べようという人もいらっしゃるかもしれません。
でも、こういった躾というところでは、その時教えないとダメな事だと思うんですね。
勉強
学校の宿題だけではなく、自宅で勉強をする環境を与えるというのも大事でしょうし、時には一緒に悩んでやるというのも大事なことだと思います。
教えようとしている姿が素晴らしい(*≧∀≦*)
子どもは一緒に頑張ってくれてる人に共感するから(多分)、たとえわからなくても一緒に考えてあげるのも大事 https://t.co/sRxotGeapg
— エムフィルムズ-MFilms@兼業でブロガー (@AlvYula) 2017年11月12日
MFilmsさんは物理教員だったそうですけど、そういう経歴をお持ちの方にこう言っていただけると嬉しかったです。
今は、私たちが習った時代の問題の解き方とはまた違った教え方をしてることもあるみたいで、知識の補完という意味でも、親も教えるということには意義があると思います。
子供が身を守る方法
夏祭りで綿菓子の割りばし持って走り回る子供がいる
ヒヤヒヤする— ジロ@Jiroの端株投資奮闘記 (@JIRO_invest) 2017年8月19日
夏祭りで綿菓子を持って走りまわる子供ののどに割りばしが刺さって死亡するという事故が過去にも起きているのです。≫杏林大病院割りばし死事件
私はこのニュースが放送された時、長男が産まれた直後であり、状況が状況だけに起こるべくして起きた事故だと感じました。
どんなに学校へ行って学んでる子供であっても、人生の経験は少ないです。
なのでどんなことが危険な行為なのか、または危険につながる行為というものの判断が乏しいです。
それを会話の中や、一緒に遊ぶ中で教えてやると言うのは絶対に親がするべきなのです。

人に感謝するということ
未成年の子供では自分でできるということは限られています。
また、大人になっても自分ができること以上に、人から助けてもらって生活をしているはずです。
他人に感謝すること、それは世の中を円滑に動かすうえで大事なことです。
自分で学ばせるということ
東大なのに知らない、
慶応なのにわかってない、とか
そういうことじゃないじゃん
学校で習わないような一般常識を
平成生まれが知ってるのか?
ってことじゃないの?
テレビだから面白くなってるけど
あれ普通の人が会社でやったら
ただ感じ悪い人ってだけだよ— まひろ (@mahiro__2753_) 2018年8月28日
ツイート主の言いたいことは理解できます。
ですが人生において、学校で習わなかったことを自ら学ぶということはとても大事なことです。
知らないことを知りたいと思う事、なぜだろう?と不思議に思った人の努力で、電球が発明され、電話、蒸気機関、自動車さらには携帯電話、スマホというさまざまなものが出来てきました。
今から私たちが発見できることは少ないかもしれません。
それでも、知識を得る、お金を得る、損をしないという物事の判断の基準を身につけるためにも、やはりより多くのことを学ぶという習慣を付けさせることは大事なことだと思うのです。



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