3月と9月の優待銘柄で優待株のなかではなかなかの人気銘柄の一つ、ヤマダ電機。
端株で買い始めたのですけど、2017年には無事単元株化し初めての優待をもらって以来、ずっとホールドしてきました。
ヤマダ電機の優待は長期保有することでとてもお得なので続きをご覧ください。
※現在は株主優待が改悪されたため、手放しました。
ヤマダ電機
家電量販で有名なヤマダ電機ですが、実はいろんなところと提携して業態を広げています。
その一つは電気自動車。
EVのベンチャー企業「FOMM」と資本提携を済ませていて、20年をめどにEV車を投入しようとしてるみたいですね。
2020年って今年やん!!
その他にも住宅メーカーのエスバイエルも買収して、ヤマダエスバイエル(1919:現在は上場廃止)を経て現在はヤマダホームズという子会社となりました。
住宅部門は、国が推進しているZEH住宅というものを見越したとき、きっとプラスに作用するんじゃないかなと思いました。
あとはお家騒動で揉めに揉めた大塚家具の子会社化。
住居の家から家電、家具、車に至るまですべてヤマダブランドで固めることも可能なのですが、果たしてそんなにうまくいくのかな?というのは素直な気持ちです。
電気自動車は100万円程度で買える低価格で、主に新興国をターゲットに売り出していく思惑のようですが、すでに多くの企業が電気自動車には参入していますし、まだまだガソリンエンジンの優位性というのはあるような気がします。
ZEHに関しても太陽光パネルの価格の下落は止まりませんし、今後は蓄電という分野は不可欠な気がします。
中古住宅を販売しているカチタスが、ニトリと提携して、家と家具のセット売りを睨んだ展開をしていますけど、大塚家具のような高級路線の家具を欲しがる層を捕まえるのはなかなか大変そうです。
なんか心配になってきた・・・(;^ω^)
四季報データ
株価 | 572 |
---|---|
1株益 | 18.2 |
PBR | 0.8 |
PER | 18.88 |
自己資本比率 | 52.9 |
ROE | 2.5 |
2020年1月時点のSBI証券での四季報データは以上のようになっていますが、ヤマダ電機のIR情報によると、売上こそ横ばいですが、経常利益、営業利益は徐々に下回っています。
ヤマダ電機は一時期不採算店舗を閉店するなど、経営状況についてあまりいい雰囲気でなかった時期がありましたが今回はどのように改善していくのでしょうか?
端株ゆえのナンピン買い
ヤマダ電機は以下のように端株でナンピン買いしました。≫端株投資はナンピンを前提にしています
5/23 | 40 | 568 |
5/31 | 20 | 588 |
6/16 | 40 | 564 |
買付単価 | 574 |
ただ思ったり下がりにくく、手数料がもったいないくらいの頻度で最後は勢いで単元株化しました。
手数料を含めた買付単価は574円と、残念ながら最初に買った568円より高くなってしまいました。
ヤマダ電機の優待は使い勝手もいいのでおすすめ
それでもやはりヤマダ電機の株主優待は魅力的で、家電はもちろん、ヤマダ電機で売られているおもちゃ類や生活消耗品などに使用できますので、とても使い勝手の良い優待の一つです。
またジョーシン電機と違い全県に店舗を持つので、地域による使い勝手に差がないこともメリットです。
長期優待で優待利回りアップ
ヤマダ電機の株主優待の魅力は使い勝手の良さだけではありません。
9月の優待として1000円で1枚使える500円の優待券が4枚、3月には2枚もらえ、さらに長期保有で徐々に増えていくのです。
下の表をご覧ください。
優待 | 長期保有(1年) | |
---|---|---|
3月末 | 1,000円(2枚) | 2,500円(5枚) |
9月末 | 2,000円(4枚) | 2,500円(5枚) |
これは100株から499株までの優待をまとめたものですが、1年保有することで年間5,000円分の優待がもらえます。また表には載せていませんが、2年以上の保有では3月の優待は3,000円分(6枚)もの優待になります。500株以上その他はこちらをご覧ください。 ヤマダ電機公式HP ≫ 株主優待
株価を600円程度と考えると、優待利回り8%近いことになりますから、かなり優待利回りは優秀ですよね。
優待をヤフオクやメルカリで売ってみる
近所にヤマダ電機がないといった方は、ネットで売却してみてはいかがでしょうか。
オークファンなどでヤフオクの実績を見てみると額面の6割程度の価格で売れそうな感じですし、株主優待の出品が解禁されたメルカリでは8割から9割程度で売却されているものもあります。
逆に高額な家電を買う場合には、優待をネットで手に入れて使用すると、大きな出費になりがちな大型家電が少し安く手に入りますね。
優待の行方
家を建てた時に買ったエアコンをクリーニングしてもらおうと思ったら使えませんでした。
子どもの目覚まし時計を買ってやりました。半額になるのは大きいです。
子どもの目覚ましを買った時の残りを妻にあげたら、1500円分の優待が散髪代に変わりました((´∀`))
直近ではトースターが壊れたので買い換えました。
優待券はいつ届く?
9月分の優待は12月の中旬、3月分の優待は6月下旬にになって郵送されてきます。
一番最初、9月分の優待は結構遅かったんで、端株で買ったから優待なし?って若干不安になりましたが、きちんと単元株化したらもらえますので安心してください。
ヤマダ電機の配当利回り
20年3月に13円の配当が予定されています。
株価600円で考えても2.1%と少し物足りない気もしますが、優待があまりにも魅力なのでこれからも保有していこうと思います。
まとめ
実はこの銘柄が、初めて端株から単元株化して優待をもらった銘柄です。
以前から端株+端株=単元株というのは知っていたのですけど、実は優待が来なかったらどうしようと当時は心配していました。
ヤマダ電機の優待が手元に届いた事で端株でスタートしても優待がもらえる事が確信できた記念の銘柄です。
▽同じく端株から単元株化した銘柄です
▽端株投資はナンピンしながら買い下がればいいと思います
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