手数料無料で株式を1株単位で買えることで人気に火が付いたネオモバイル証券が誕生してはや1年以上が経過し、ツイッターでもネオモバを使用をしている人は多く見かけます。
私はSBI証券で端株投資をしてきて、ふと1単元20万円として手数料が1,000円ということを考えると数料の負担って大きいなということを感じてネオモバイル証券を開設しました。
それ以降NISAのメリットと手数料無料のメリットを使い分けて使ってきたのですが、とうとうネオモバイル証券の利用を休止しました。
ストレスとは違ったもう一つの資金管理の勝手の悪さという面でご紹介してみたいと思います。
株数買付ができるネオモバと金額買付ができるフロッギー
株数買付ができるネオモバイル証券
まずネオモバイル証券では先にご紹介した通り、1株単位で株式が購入でき、さらに手数料が無料。
それまでSBI証券で買ってきた私としてみると、数百円の株であっても1株から買えるというのはとても魅力的でした。
ただ、株式というのは常に株価が変動しているものです。
先週300円の株式でも今週は500円になっていても不思議ではないのです。
そこで有利なのがフロッギー。
金額買付できるフロッギー
フロッギーの最大の魅力は金額指定で買えるところです。
例えば上の例で、300円ずつ株を買いたいと思った時に、先週300円だった株は買えても、今週500円の株は買えないわけです。
ところがフロッギーであれば今週は0.6株という形で購入することができます。
投資信託も1万口○○円という表記をされていますけど、実際には100円から購入することができますよね?
フロッギーはその買い方ができるのです。
ネオモバよりフロッギーのほうが資金管理しやすい
じゃあこのことがなぜネオモバより優れているのかというのがこちらの理由になります。
銀行から入金手続きをしないといけない
SBI証券の場合、住信SBIネット銀行のハイブリッド口座にさえ入れておけば、自動スイープとして株式の買い付け代金に自動的に充当してもらえます。
一方でネオモバイル証券と日興証券のフロッギーへは、入金という手続きをふむ必要があるのです。
※ネオモバイル証券の即時入金を使えば手数料も無料で入金可能です。
それって、前に言ってた住信SBIネット銀行の自動振り込みサービス使えばいいんじゃないの?
そうなんだ、住信SBIネット銀行の自動振り込みサービスは無料振り込み回数を消費することで毎月定額の振り込みを自動でしてくれるんだ。
じゃ、なんでそれが手間なの?
一回設定しちゃえばいいだけじゃん??
それが次の定額で投資が出来ないというとこなんだ。
定額で投資ができない
例えば投資信託のように「1株2,500円の株式を週1回、月1万円分購入する」という計画を立てたとしましょう。
ですが株価というのは常に変動しています。
もちろん月初には2,500円だった株価が3,000円になっているかもしれませんし、2,000円になっているかもしれません。
例えば以下の条件で株価が2,500円から3,000円に上昇したと仮定したばあい、両社の差はこのようになります。
ネオモバイル証券 | フロッギー | |
---|---|---|
2,500円 | 1株 | 1株 |
2,800円 | 1株 | 0.89株 |
2,700円 | 1株 | 0.92株 |
3,000円 | 買えない | 0.83株 |
3株 | 3.64株 |
ネオモバイルの場合には3週目で口座残高は2,000円となるので、その月は3株しか買えず2,000円が翌月に持ち越されますが、フロッギーならドルコスト平均法で無駄なく投資することができます。
関連≫ 1株未満の端株投資ができるフロッギーのメリットデメリット
もし4週目にもう1株買おうとすると、再び1,000円の入金をする必要もありますが、こういうひと手間がめんどくさい。
自動化で投資の継続をしたい
ツイッターなどを見ていると「いろいろ思案はした結果一番リターンがいいのは、何もせず放置したパートナーの口座だった。」なんていう笑い話もあります。
それだけ投資というものは放置しつつ続けるということが重要という裏返しかもしれません。
フロッギー(キンカブ)では株式投資の自動化ということが実現されており、さらにネオモバ利用できないNISAが、日興証券のキンカブであればNISA口座は利用できますので配当金非課税で再投資ということも可能です。
望むべくは配当金の自動再投資(DRIP)ぐらいではないでしょうか。
ぜひ一考してみてください。
▽こちらはネオモバイル証券とフロッギーの特徴をまとめたものです。
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