住信SBIネット銀行は旧イーバンク(現楽天銀行)の手数料改悪以来ずっと愛用してきました。
使い勝手は抜群!住信SBI銀行は新社会人の給料受け取りにもおすすめ
現在の日本ではどんなに大金を預け入れしても、預貯金で手に入れられる利息はほとんどありません。
そんな中目を引くのは、仕組預金と呼ばれる高金利商品です。
他のネットバンクでも同様の商品は販売されていますが、今回住信SBIネット銀行の仕組み預金、「コイントス」に預け入れをしてみました。
仕組預金へのイメージ
実は、以前から高利を謳い文句に検索なんかにも引っかかってきて、仕組み預金と言うのに嫌悪感を持つのと同時に、面白そうという変な興味もありまして、以前から気になってました。
仕組み預金に嫌悪感を持っていた理由としては、仕組み預金の中には銀行側の都合で期限が延長され、最長10年となるような商品もありますし、元々このコイントス自体も償還が外貨になったり円になったりと、利用者の意思が反映されないという商品だからです。
それに対し面白そうと興味を持った理由は、このコイントスに関しては期間が1カ月と短期であること、外貨償還となった時に外貨で受け取りしても自分にそれが許容できるような環境が整ったという理由からです。
コイントスの紹介
改めて、このコイントスは円で預け入れをし、特約判定日に特約レート以上であれば円で、特約レートを割り込んでいると選択した外貨で払い戻されると言うものです。
今回の募集はちょうど今日が締切。
締切日の翌日、朝10時のレートから50銭引いた価格が特約レートです。
―例ー
図では1円マイナスになってますけど、実際の米ドルでは朝の10時の時点で 110円50銭であれば110円を割り込んだ時、外貨で払い戻されます。
仕組預金「コイントス」の最低金額
仕組預金のコイントスは10万円から利用できます。
コイントスの運用方法は?
これは私の推測ですが、住信SBIネット銀行がデリバティブみたいな商品で運用して、損するところはすべて預け入れ者に、利益に関しては一部を預け入れ者に還元するという印象が強い商品です。
本当のところは分かりませんが、その真実までは知る必要はないと思いますし、知ったところで気にいらなければこういった金融商品を利用しなければ良いだけなので、私にとってはどうでもいいことです。
コイントスの利用者にとってのメリット
コイントス自体、年利で6%と派手な数字で誘ってますけど、期限が1カ月と言う事で1カ月当たりの利率でいうと税引き前で0.5%です。
参考 外貨預金のキャンペーン金利にだまされるな。利息の計算方法と為替手数料の考え方
10万円の預け入れで500円、税引きで400円にもならないわずかな額ではあります。
それらの事を差し置いても、考えようによっては今のレートより50銭安い特約レートで外貨に換えられるという事実には変わりなさそうです。
デメリット
さて、再度こちらの図で、緑の線を追って頂きたいと思います。
特約判定日(中央赤線部)に103円の場合ですが、満期日には特約レートで外貨受け取りとなりますので、その時のレート(103円)よりさらに不利なレートでの約定という事になります。
コイントスの利用手順
さて、手順なのですが、
いろんな商品の説明に関する同意項目が出てきます。
チェックボックスにチェックを入れるのはもちろん、すべてのPDFを開く必要があります。
その次に投資目的の確認のような画面が出た記憶があります。
ご自分の投資に関する情報をチェックして金額設定。
とりあえず初めてのことでもありますし、外貨購入に予定しているお金はさほど多くないので、最低額の10万円とします。
終わりです。
思ったより早かったです。
▽1ヵ月後償還されました
まとめ
私にとって10万と言うと、外貨資金としては数カ月分に当たりますので、希望としては円での償還を希望しますが、どのみち米国のETFを購入予定の私にしてみれば、遅かれ早かれ一緒のことですので、ひと月後の楽しみが出来たと思い待ちたいと思います。
コメント