コロナウィルスによる株価暴落から3ヶ月、ナスダックが史上最高値を更新したそうです。
果たしてあの3月の暴落のときに、誰がこの株高を想像したでしょうか?
でも、そう思えるのはナゼなんだろう?とふと考えてみました。
資金に余裕がったから?
投資に対する考えがはっきりし始めたから?
それともブログネタに美味しいと思ったから??
この答えが導ければ、ひょっとしたら次の暴落のときにはまた違った戦略を組めるのかもという妄想です。
第二波、第三波の可能性も除外できたわけじゃないしな。
暴落を静観できた理由
資金に余裕があった
以前から一括投資だ分散投資だという争いは絶えません。
この10年は一括投資でも十分にリターンが出た相場でしたし、それはそれで結構なことなのですが、リーマン・ショック後次々と経済危機に飲み込まれた私としては、とても一括投資できる気分でもなく、タイミングの分散というものを心がけていました。
そのおかげもあり、あの下落のときにはどんな銘柄を買おうか楽しみにできました。
FXを辞めていたのも資金に余裕をもたせた
また資産運用の方法がFXだけじゃなくなったのも大きく影響をしているように思います。
とは言いつつも、2月頃から再開したFXの両建てトラリピは早々とロスカット。
なかなか残念な結果にはなったものの、損切りなしのトラリピは含み損になったときの資金拘束が大きいので、逆にロスカットされたことが吉と出た気がします。
またまたそんな負け惜しみをww
すぐに入金力に影響することはないと思った
コロナ騒動でサービス業の多くが自粛活動に巻き込まれました。
収入が大きく減った人や、中には職を失った人もいた中で、自分の業界へはまだ深刻な影響が出ていなかったことから、投資に充てられる入金力に不安がなかったことは大きかった気がします。
もしもあの時のまま今を迎えていたら、さすがにそんなことは言ってられなかったとは思いますが、逆に言えばサービス業で冷え込んだ影響が私の業界に波及するのんはこれからかもしれません。
この辺りは慎重になっておきたいところ。
インデックス投資という武器を手に入れた
投資信託といえば以前は毎月分配しか手にしてこなかった私ですが、ここ数年はインデックスファンドという商品の魅力を理解したのも大きかった気がします。
個別株に回すお金がなくなれば、100円でも200円でもインデックスファンド買っとけばいいや。
そう思って新たに積み立て始めたのは全米株式投信。
現状ではこの投信の積み立て設定は取りやめ、それまで積み立てていた投信を引き続き買っていますが、地道に積み立てていけるこのドルコスト平均法を使った積立投資は暴落時にも強い威力を発揮します。
成功者のイメージを自分にあてはめた
もう一つはこれかなぁ?
ツイッターでよく見かけるサラリーマン長者たちのツイートを拝見する中で、相場が悲観的な時に買わないと稼げないというのを薄々感じていました。
やはりそういった人たちは、ブレることなく積立額を増額したり、スポットで買いを入れたりしていましたし、自分でも確信をもって積み立てることができました。
次の暴落も静観しつつ投資をつづけるために必要な事
入金力も勘案して常に資金力に余力を持たせること
米国株投資に関する著書を2冊も出版されているたぱぞうさんもこうおっしゃっています。
これまで常に一括投資ではなく、自分がここぞと感じた時に一括投資をしてきたと。
私が分散投資としている背景には、リーマンショックの際に収入が激減したことが一つあります。
せっかくの暴落チャンスに投資資金が捻出できないのは痛い!
私には収入が減っても投資が続けられるような資金的余力が必要だったのです。
なので今後も資金的な余力を残せるように、株欲を抑えていきたいと思います。
程よく買うけどね!
底値で売らない
コロナショックの時には損きりして手放した人も多くいたようですが、せっかく買った株を下落の時に売らないということです。
確かにうまく立ち回れば、買値を下げることができるかもしれませんが、たぶん私にはできない。
買い逃すのが関の山。
基本的に私が買った株というのは、投資というより消費という感覚に近いつもりなので、とにかくホールドを心掛けたいと思います。
自分の投資法にとって安心できる人たちとつながること
以前のこちらの”株価が暴落した時に投資に対するメンタルを維持する方法”記事で、「暴落時にブログやSNSを介して人とつながってみませんか?」といったことを書いています。
ですがSNSではいろんな思惑から、異常なほど強気の発言をしたり惑わすような発信をする人がいることも事実です。
そういった人たちよりは、堅実に投資を続けてきたような人たちとつながり、暴落時の投資の参考にしたほうが健全な投資環境を作れるはずです。
暴落時に退場しないことを優先し分散投資を続けていく
私の年齢や我が家のお金の流れからして、早期リタイアや定年後悠々自適な生活を送るほどの資産を作ることは厳しいはずです。
なので大きく資産を伸ばすことより、失敗しないことのほうが重要な年齢になっているのは間違いないのです。
自分なりにマイペースを貫きながら、定年後にちょっといい暮らしができるような投資をこれからも続けていきたいと思います。
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