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会社が社員の退職金目的で養老保険に加入してくれた

養老保険で退職金 お金にまつわる話
お金にまつわる話
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少し前の話になるのですけど、勤務先から電話がありました。

会社から携帯に電話があるのは年に数えるほどなのでめっちゃ違和感を感じつつ通話。

お疲れさまです。

ちょっと保険の問診受けてほしいんですけど、都合いい日ありません?

ジロ
ジロ

保険の問診?

今度会社で保険に入ることになって、告知書を書いてほしいんです。

ジロ
ジロ

ふ~ん・・・(ひょっとして・・・)

こういう詳細が知らされないままこういう展開というのもなんとも言えないものですけど、会社が保険料を払って加入してくれるということで、ちょっと察しは付いていました。

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退職金の準備金としての養老保険

実は今回の保険は退職金の準備にあてるお金でして、定年となる歳まで在籍すると満期金が退職金にプラスとして支払われるという主旨のものです。

もともとうちは建設業なので建退共(建設業退職金共済事業本部)という組織に加入しているので、全く退職金がないというわけではありませんが、十分なお金というわけでもありません。

こちらの退職金に関する記事(資産運用の計画のために勤務先の退職金の制度を確認しておこう)は、実際に自分の会社で退職金がいくら貰えるのかと言うのを考えた時に会社に確認して書いたものだったのですが、その時にちょっとした情報は得ていたのです。

総務
総務

建退共だけでは十分じゃないので、プラスアルファを考えようっていうことになったの。

この時に聞いた案は、建退共以外に中退共にも加入する、確定拠出年金のようなもので拡充するというようなものでした。

ジロ
ジロ

建退共の受取額は思っていたより多かったけど、それでも危機感を感じるレベルだし、会社が改めてこういう目線で従業員のことを考えてくれるのはやはり嬉しい。

実際に税務上のこととか費用的なことなど、いろんなことを考えて会社が出した答えが養老保険だったというわけです。

資産運用の計画のために勤務先の退職金の制度を確認しておこう
資産運用は老後に向けての備えという人は多いと思いますが、いくらもらえるのか、それとももらえないのかといったことも含めて勤務先の退職金制度も確認してはどうでしょうか。
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月9000円程度の養老保険で退職金の上積み

今回加入した養老保険は満期で200万円のもので1か月あたりの保険料は9,000円相当でした。

退職金でウン千万というお金が貰える人にとってみると、ハナクソのような金額かもしれませんが、収入が途絶える時に受け取れるこのお金は想像以上に大きいはずです。

ジロ
ジロ

しか~し!!掛け金でいうと元本割れ!!!

なので、他の社員はどうかわかりませんけど、少なくとも資産運用をしている立場からすると考えちゃいますよね、同額を違う形で運用したらということは。

同額で中退共に加入したらどうなった?

中退共のこちらのページでは、掛け金と期間によっておおよその金額が試算できます。

それによりますと、9千円を20年間支払うと約240万円となりました。(元本216万円)

ジロ
ジロ

まあ、これなら・・・まだ・・・

会社としては税務上中退共のほうが有利な気がしますけど、建退共と中退共の同時利用ができるのか?とか、勤続年数によって福利厚生を拡充といったことを考えた時に中退共では都合が悪かったのかもしれません。

給与に上乗せして個人で運用する

あとは給与に保険の掛け金分を上乗せして、社員それぞれが給与の中から運用するという方法もあったはずです。

試しに楽天証券の積立かんたんシミュレーションを使って試算してみました。

退職金をシミュレーションしてみる

基本条件、比較条件1のリターンは現実的な数字を入れてみたつもりですが、20年という期間であれば積み立てた資産がマイナスに突っ込んでるというのも考えにくい気がします。

ただ投資は個人によっての許容度が異なりますし、全額貯金するだけという者、使ってしまう者もいるということで除外されたのではないかと思います。

ジロ
ジロ

給与に上乗せとなると課税されたりすることもあるし、こういうヤツもいるしね。

コパ
コパ

投資はしないっていったでしょ!

俺が投資をしない理由
今回はいつもと違って、同じ会社の後輩で投資をしていないコパちゃんに、投資に対するイメージとかお金に関~続きを読む~
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保険で退職金以外にも備えると思えばあり

たいてい保険の話になると、保険不要論者というものが湧きます。

医療保険はいらない、貯蓄性の保険はいらない。保険は掛け捨ての最低限。

まあ、その理由はわかります。そのうえではっきり言わせていただきます。

ジロ
ジロ

うるせぇよ。

人がいつ死ぬかなんてわかりませんし、年を取れば病気がちにもなります。事故で一生涯の後遺症を負うかもしれないですし、将来のことなんて誰にもわかりません。

もしあなたの身に不幸が起きて、保険なりの備えが必要となる時が来ても、彼らは何の責任も負ってくれないのです。

そんなの自己責任。

確かに保険に入らないというのは一つの選択肢かもしれませんが、実際に保険が不要となるためには社会保障への理解や、安定した資産の確保といった前提条件が必要になりますから、みんなが保険が不要というわけではないのです。

結局その人が既往歴もなく健康で過ごせてるから言えることなのよね。

今回の養老保険では、退職までに私の身に何かが起きても遺族が受け取れるお金でもありますし、それでお金への負担が少しでも軽減されるならそれはありです。

途中で退職したら?

ちょっとこれは余談なのですが気になったので保険屋さんに聞いてみました。

ジロ
ジロ

65歳までに退職したらどうなるんですか?

保険屋さん
保険屋さん

退職された方の保険は解約されるでしょうし、そのときには契約者(会社)にお金が戻ります。そこから退職金として支払われるかどうかは当方ではわかりません。

ジロ
ジロ

そうだろうなw

中退共を採用しなかったことも、離職者へのことを考えたのかもしれませんね。(笑)

▽私は保険の加入を支持します。

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2008年ごろからFXで資産運用を開始、2015年のロスカットを機にして投資手段を見直して端株投資に行きつく。
すでに失敗することのできない年齢であることから、株式やインデックスを使って着実に資産運用を行う。
詳しいプロフィール ≫ こちら

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