先日投資を始めてみたいとびっくり発言をした会社の後輩コパくん。
この話を同じく後輩のゴローちゃんに話したところ同じくびっくり。
ふぁっ!!
マジっすか!!!どんな魔法使ったんですか??
そうなんよ、ワイもいまのゴローちゃんと同じ反応だった。
ゴローちゃんというのは会社の中でも普通に投資の話が出来るリアル投資仲間。
ただ私自身がコパちゃんを洗脳したとかそういうワケでもなく、本当に突然の話。
で、この先どうすんですか?
そうだな、まずはポイントサイト経由で証券口座を開設するように言ってるけど、特定口座とか源泉徴収とかつみたてNISAとかわかんないだろうから、昼休みにでも横についてて手取り足取り…かな
つみたてNISAもいいけど確定拠出年金をはじめればいいのに。
さすがに一気に始めすぎww
まあ、いずれそうなればいいけど、今はまだそこまでしなくてもいいんじゃないかな。
ツイッターでもたまにつみたてNISAとiDeCoの優先順位を語る人もいますけど、私としては圧倒的につみたてNISAをすすめたいと思います。
iDeCoはメリットも大きいけどデメリットも大きい
iDeCoは掛け金が全額所得控除の対象になるため税金の負担が少なくなるなどのメリットもあります。
確かにこれ自体は大きなメリットなんですけど、なんといってもデメリットも大きいです。
途中でお金を出すことができない
まずはなんといっても途中で辞めてお金を引き出すことができない点。
いろんな世代の人がいるなかで、40代の私たちにとってみると子供たちの教育費に不安を持っている人は多いのが現実ではないかと。
そういった時にせっかく積み立てたお金が拘束されておろせないというのは最大のデメリット。
使いたい時に使えない金なんて意味ない。
コストが発生するため少額投資では割高になる
こちらはiDeCoに係るコストの表。
国民年金基金連合会 | 105円/月 |
---|---|
信託銀行 | 66円/月 |
運営管理会社 | ※ |
多くのネット証券では運営管理会社の費用は無料化されてますけど、掛け金を拠出する場合には国民年金基金連合会の105円と信託銀行の66円というコストはイヤでも発生します。(掛け金を拠出しない場合には国民年金基金連合会の105円は免除)
仮に23,000円拠出する場合にはこれらのコストは0.74%ですが、5,000円しか拠出できない場合には3.4%と大変大きなコスト負担となるからです。
インデックスの信託報酬が安くなってもこのコストは安くならないのよね。
もちろん節税メリットがあるのでこのコストは帳消しにできるとはいえ、投資を始めたばかりの人にiDeCoをおすすめするのはかなりハードルが高いと考えます。
iDeCoと比べて自由度の高いつみたてNISAのほうがおすすめ
ということで私としては資産運用を始めて間もない人は特につみたてNISAをおすすめしたいです。
それはもちろん資金の流動性が優れているから、そして資産運用自体を辞めたいと思った時でも簡単に辞められるから。
投資や資産運用というもの自体は決していい時ばかりではなく、特に評価損となった時には辞めたいと思う人もいるかもしれません。
節約だけでは限界がありますが、だからと言って万人に投資がすべてではないと考えてます。
満額ではなくてもまずはつみたてNISA、その後にiDeCo
そうかといってiDeCoや企業型確定拠出年金のメリットはかなり大きいです。
なので、つみたてNISAが満額できなくてもどこかのタイミングでiDeCoや企業型確定拠出年金を併用してもいいかとは思ってます。
つみたてNISAで経験値を積みつつ、ある程度の資金ができて拘束されてもいいお金ができたころには自分にとって投資が負担にならなくなってると思うので、その時にあたらめてiDeCoや企業型確定拠出年金というものは検討してほしいと思います。
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