先日の楽天市場での不正アクセスやちまたを騒がすの個人情報流出に伴い、実害はないものの、やはり個人が特定できるものが不用意にあることが心配になり、使用しない口座などを解約しています。
FX口座は一時期多額のキャンペーンなどで複数持たれている方もいらっしゃると思いますが、一度整理されてみてはいかがでしょうか。
不要なFX口座を維持するデメリット
口座を解約して個人情報の流出のリスクを減らす
証券会社やFX口座などは、比較的セキュリティが高めなイメージですがやはり過信は禁物です。
金融口座の開設には住所や名前、電話番号やマイナンバーを登録しているはずです。
実際には一個人が大きく被害をうけるといったことはないとは思いますけど、やはり気持ちがいいものではありません。
口座を解約することで一時的にはデータは残るものの、不用意に保有しておくメリットがあるとは思いません。
口座名義人の死亡による相続人の手間
もしも大量の口座を保有していた場合、残された相続人がFXや証券口座に理解のある人ならいいですが、そうでない場合、それらに残された口座の残高を確認するという作業はとても大変な作業です。
また、相続人による口座の閉鎖やポジションの決済、お金の出金という作業はさらに手間のかかる作業なのです。
必要のないメールマガジンから開放される
たいていの証券口座やFX口座は取引をしなくでも費用はかかりません。
でも証券会社やFX業者からのメルマガは来るので、意外とメールの管理がめんどくさいです。
口座を解約さえしておけばそう言った煩わしいメールでメールボックスが一杯になることもありません。
必要になった時に口座は開設すればいい
FX口座各社は色々特色のあるシステムなどを提供してくれています。
私もそれらをいつか使うかもと思い、ついつい先延ばししてしまっていますが、そういう時が来たことはありません。
口座は一旦解約しても再度開設することは可能ですから、その時必要な口座を開設するということで全然問題ありません。
使わないFX口座は解約して必要な時に開設が最適
口座の維持管理手数料は無料なので、金銭的な負担はありません。
ところが個人情報の流出や口座名義人に万が一のことがあった場合のことなどを考えると、デメリットはあってもメリットがあるとは思えません。
今後FXなどの金融商品に関しては、ポジションも相続の対象になったりする可能性も否定はできませんが、差金取引という株式とは違った取引形態だけに難しいんじゃないかと思います。
もしも、またFX取引を再開する時にはまた開設すればいいだけですから、一度不要な口座は断捨離されてみてはどうでしょうか。
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