2018年から始まったつみたてNISAも早4年が終わろうとしてますね。
当初は積立というわりには40万という割り切れない金額に文句があったり、一般NISAと違って一括投資ができないことについていろいろ不満もあった人もいるようですけど、それなりに落ち着いた感じです。
さて、あの当時から一時的な暴落などはあたものの好調だった経済ですが、ここへきてまたきな臭い雰囲気もしてきてますので、改めてここで積立投資に必要なものというのを自分の中でも考えてみたいと思います。
長期投資を続けるのに必要な特性は資金と感情のコントロール
暴落した時に小難しい投資理論は通用するのか
ここ最近投資を始めたという人もきっと多いと思います。
SNSやネットではいろんな情報が飛び交ってますけど、それをきっかけにわかった気になるのはちょっと危ないと思うんですよね。
私が投資を始めたのはリーマンショック直後でしたが、それまでは調子よく資産を増やしていたブロガーさんたちが、相場が暴落したことで更新が途絶えて消えていったブログがあったんで、ちょっとその時のこととかぶってしまうことも。
なので、付け焼刃のような小難しい投資理論をわかった気になってるというのは長期の資産運用には役には立たないと思ってます。
それよりは本などから「正しい知識」を「時間を掛けて」「実感しながら身につける」ほうが、よっぽど役に立つよ。
積立投資に必要なのは資金のコントロール
つみたてNISAであっても、大半を年始一括に投資をして、残りを月々積み立てるというような方法を使っている人もいるようです。
これまでは結果的にそれが正解であった年の方が多かったとは思いますが、上方向に上がり続けるなんて事はありえませんから、いつか大きな下落が来る可能性はあります。
その時は投資したものの評価損も大きくなり、それは意外とメンタルがやられるものです。
一時的なコロナショックでも、大きく暴落したために損切りをした人がいたらしいね。
明らかに自分の許容度をオーバーしたような投資額を突っ込めば、そうなることは目に見えてるよね。
最初のころはあまり実感がないんですけど、一度下落を経験するとその苦しさも、その後のことも理解できるようになるので、きちんとその時の自分が許容できるだけの資金を投資していくというのは、つみたてNISAの長期投資には必要なことではないかと思うわけです。
暴落した時のために感情のコントロールも身につけたい
私にとってのFXは心労の割りに儲からなかったというのが現実ですが、最後に残っていたのは投資信託が着実に利益を上げてくれていたのですね。
それはFXに比べて評価損失が小さかったから、持つことに負担がなかったということ。
FXと違って現物だったという心理的なものも大きい。
結果的にそれがFX以上のリターンになったわけです。
この世の商売の大原則は安く買って高く売るということですが、それは投資についても変わった事ではありません。
不景気の安いときに大量に仕入れて、好景気に沸く時に売らなければ利益にはつながらないです。
でも不景気がいつまで続くか分からないというところが一番苦しいんよね
そう。
でも「人が豊かに過ごしたいと願う以上、いつか必ず経済は回復する」と信じてる。
あくまでこれは願望論かもしれませんけど、なにか自分の中で信じられるものを持つことも感情をコントロールするうえで大事なことだと思います。
その長期投資続けられますか
株式や投資信託以外にも仮想通貨やFXといった金融商品はいっぱいありますし、最近は積立できるような口座もあります。
どんな商品に関心を持って資産形成するかはそれぞれです。
でも積立をしながら資産を築こうとしたときに必要なのは、急騰や暴落といった普段より大きな値動きになった時に、その投資がコンスタントに続けられるかどうかということ。
暴落したからと言って投資資金を渋ってみたり、急騰したからと言って急いで投下しているようではちょっと難しいのかな・・・と。
少なくとも私はその暴落の時が来たらペースを上げていきたいと思いますが、それまでにはますます買っていけるメンタルコントロールと資金コントロールを身につけたいと思ってます。
この次はメンタルの保持のための手段を書いてみたいと思います。≫暴落時に投資に対するメンタルを保持する方法
コメント