先日モノタロウからの株主優待が届き、家族の前で梱包を開けてました。
モノタロウから株主優待が届いた!
— ジロ@Jiroの端株投資奮闘記 (@JIRO_invest) 2019年5月26日
モノタロウの優待はネットで頼むと、オリジナルブランドから自由に選べるのでおすすめです。#モノタロウ #株主優待https://t.co/eujWfQBcMx pic.twitter.com/c9I9LCQ9FV
意外と多くの優待の数々に、高校生の息子もびっくりしてました。
実はモノタロウの株は兄弟から勧められて購入した銘柄で、私の兄弟や母も含めて保有している銘柄です。
その話をしたところ、息子が思いのほか食い付きました。

株って持ってたら得するんかぁwww

お?これはいいタイミングなんじゃね?
兼ねてから子供たちには早くから投資を身近なものとしてはじめてほしいと思っていた私には絶好のタイミングだったのです。
そこで投資を始めてみないか?と誘ってみたところあえなく撃沈しました。
ただ一つ、子供の表情から投資について考えていることが垣間見えたので記事にしてみました。
投資の成功体験がイメージしにくい
リターンが小さい
パチンコとかギャンブルで1万円が10万円になったという話は比較的よく聞く話です。
それに対し投資って1万円が10万円になるには結構な時間が掛りますよね。
たまたま買った株がテンバガーになれば別ですけど、まあそんな銘柄をたまたま買ってる事はまれでしょう。
せいぜい1万円から期待できるのって5~6%くらいじゃないでしょうか?
そのくせ朝のニュースでは株価暴落なんてニュースをやってたりすると、損するけど儲からないというイメージをお持ちの方って多い気がします。
以前息子に投資の話をした時に、こう言われました。

なんかよくわからないけど損しそう
別に博打をして欲しいわけではないですけど、例えばギャンブルなら1万円を犠牲にして10万円は狙いにいけるけど、数千円のリターンを取りに行くのであれば1万円を貯金しておけばいいという感じじゃないでしょうか。
肥大化した家計から投資資金を繰り出すのは至難
息子に投資を始めさせるためには、どうしても自分の財布から投資資金というものを捻出して欲しいと思ってます。
そして投資を始めるには、資金的にもインデックス投信の毎月積み立ててもらおうと思ってます。
その話をすると、

え、毎月?
という反応なんですよ。
単月で捻出することは出来ても、継続して支払うことは抵抗があるようでした。
そう言われてみれば、現在多くの家庭で、毎月定額貯金を出来ている家庭ってどれだけあるんでしょうか?
結構カツカツでやりくりしている家庭は多いはずです。
そこには通信費や教育費といった肥大化した家計があるのではないでしょうか。
また将来の年金制度への不安や、リーマンショックの様な経済危機が来た場合への備えを考えると、投資より貯蓄へのウエイトを増やしたい気持ちは痛いほどわかります。
企業は既に内部留保を貯め込んだかもしれませんけど、多くの一般家庭ではまだまだ足りてないのが現状です。
投資を広めるためにはどうしたらいいのかな?
投資をする、しないという2つのグループに分かれるのは間違いないことですが、実際に自分の子供に投資というものを教える、必要性を感じさせるというにはどうしたらいいのだろう?と考えてみました。
長期においてリターンをイメージさせる
人間誰しも、得をしたと感じる体験をすると、もっと得をしたいって思うんじゃないでしょうか。
インデックス投資の意義は分かるんですけど、リターンをイメージするにはやはり株主優待や配当といった目に見えたリターンを直接感じる方が実感できると思います。
優待などは廃止になったりすることもありますけど、ある程度は継続して貰えるものでもありますし、お得が続くというのはギャンブルにないメリットかもしれません。
私の保有する銘柄にももう少し優待銘柄を組み込んで、子供がリターンを感じる経験をさせてみるというのはありかも知れません。

クオカードとかなら食い付きそうww
決定的な無駄を発見する
息子の場合、週刊誌を買ってるわけでもありませんし、特に継続して無駄使いをしているという印象は現在はありません。
でも、私から見ると「それってお金払ってまで必要?」って思う事はあります。
いずれ本人が気付くようにはなると思いますけど、お金の使い方、買ったものが対価としてふさわしいか?といったようなことは、将来的なお金の考え方のきっかけになる程度に、ちょっと指摘してみたいと思います。
まわりの環境
私にしてもそうでしたけど、自分の身の回りの環境というものは大きかったように思います。
「投資ってギャンブルじゃないの」と認識するような人もいる中で、親兄弟も投資をしている環境というのは結果として恵まれていたように思います。
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まずは私自分が継続して投資を行い、息子にも「投資することって特別なことじゃないよ」という事を身を持って教えたいとおもいます。
まとめ
まだまだ世間が狭い子供にとって、親兄弟の影響というものはとても大きな影響を受けると思います。
つい先ほど、「まわりの環境は大事」といったことを書きましたけど、長男の次にはまだ二人の子供います。
なので、長男にはぜひ投資を始めてもらい、下の子たちが投資を始める時のきっかけにもなってほしいと思ってます。

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